「自己中心的だから」
・自分の意見を正しい思って、着き通す人 。周りが見えていなく、協調性のかけらもない(40代・徳島県・子ども2人)
・自分勝手な理由で周りを振り回し、謝罪の気持ちすらもたないやつ (30代・東京都・子ども1人)
・相手のことを考えず、仕事を処理する。感情の起伏も激しく、相手の仕事に影響を与えることも (40代・東京都・子ども2人)
吉田さんのアドバイス
「自己中心的な人は、周りの人のことが(そもそも)見えない人だったり、見えているけど自分の不安が強すぎて、自分のやり方を貫かないといられない人です。見えないのでは仕方がないし、不安が強くて振りまわす人は気の毒な人。そう思うと、少しだけ、気持ちが和らぎませんか?」
そのほか、少数派の意見として、「挨拶をしない」「威圧的」「言い方がきつい」「うざい」「真面目すぎる」「わがまま」「嘘をつく」「感謝しない」「気分屋」「筋が通ってない」「空気が読めない」「嫌味」「見下す」「言葉遣いが悪い」「理解不能な発言」「差別」「常識がない」「未熟」「生意気」「考えが固定しすぎている」「責任感がない」「横暴」「第一印象が悪い」「怒る」「頭が悪い」「八方美人」「迷惑」「要領がいい」などさまざまな回答が見られました。
一度嫌いになった人を、そう簡単に好きになることはできないと思います。では相手への違和感をどう捉え、受け流していくのがいいのでしょうか。アンケート回答者が実際に行っている方法をご紹介します。
【体験談】嫌いな人を気にしないためにしていること
関わらない
一番回答の多かった方法は「関わらない」でした。必要最低限の会話で済ませることで極力関わりをもたないという人が大多数。
はっきり言う
相手から嫌なことを言われたりされたときはその場ではっきり伝え、モヤモヤを残さないという人も。
向き合う
どんなに嫌いな人であっても、仕事をする上では個人的感情を抜きにして相手に向き合うという大人な対応をする人もいました。
自分の力を高める
「嫌いな人を嫌い」と思っているだけでは何も変わらないので、相手より自分が頑張って自分の力を高めていくことで、相手のことを気にせずにいられるという人もいました。
嫌いな人は視界に入れずとも、違和感は解決してみて!
嫌いな人のことは顔も見たくないということもあるかもしれませんが、同じ職場の場合毎日ストレスを抱えて生活するのも大変です。吉田さんのアドバイスをもとに、自分の中にある違和感を解決しておくと、ちょっと心が楽になるかもしれません。
取材・文/福島孝代
写真/(C)Shutterstock.com
臨床心理士
吉田美智子
東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らく生きる、働く、子育てするを応援中。オンラインや電話でのご相談も受け付けております。
HP
Twitter: @hakoniwasalon
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