【竹篦返し】正しい読み方とは
なんだか難しい言葉のような気がしますが、【竹篦返し】の読み方を知っていますか?
ヒントは、小さい頃やったことがある人もいると思うのですが、「じゃんけん」や「あっち向いてほい」のような遊びに似た、【竹篦】という言葉を使った遊びがあります。
手首や腕にペチン!と音を立てて友達同士で遊んだ経験、ありませんか?
その、とある動作がわかれば【竹篦返し】の【竹篦】の読み方が分かるはず!
【竹篦返し】の読み方とは??
正解は…
【しっぺがえし】
でした!
【竹篦返し:しっぺ‐がえし】
「しっぺいがえし」の音変化。
(例)「甘くみると手痛い―を食う」
「しっぺいがえし」の音変化から【しっぺがえし】となったようです。詳しい意味はこちら!
【竹篦返し:しっぺい‐がえし】
《竹篦で打たれたのを、打ち返す意から》
すぐに仕返しをすること。しっぺがえし。
ところで、【竹篦】って何のこと?
「しっぺがえし」という読み方が分かりましたが、【竹篦】って?と気になった人もいるのではないでしょうか。【竹篦】にある2つの意味を紹介します。
【竹篦:しっ‐ぺい】
1.禅宗で、師家が参禅者の指導に用いる法具。長さ60センチ~1メートル、幅3センチほどの、割り竹で作った弓状の棒。
2.片手の人さし指と中指とをそろえて相手の手首を打つこと。しっぺ。
(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
お寺で座禅を組んだ時に使われる、あの長い法具の事を【竹篦】と言うようです。他にも、相手の手首を打つ動作のことという意味も。気づいた人もいるかもしれませんが、冒頭にあった内容は「シッペ・デコピン・ババチョップ」からのヒントだったのです!
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