漢方を飲む
中医学講師、張立也先生によれば、免疫力は寝ている間に内臓で作られるのだそう。なかなか寝付けない、など睡眠に問題を抱えている人は、漢方を取り入れるのもひとつの解決策だと言います。
(上)もたれや不安感があり体が重い人に。イスクラ 温胆湯エキス顆粒 45包 ¥4,660
(左)ホルモンバランスの乱れや神経症っぽい人に。同 天王補心丹T 360丸 ¥3,690
(右)考え込んでしまう人に。同 心脾顆粒 60包 ¥9,000
冷え性な体の体質改善したい!
たんぱく質を摂る
医師の今津嘉宏先生によると、温まった体づくりには筋肉が必要で、その筋肉を作るたんぱく質を積極的に食べることが大切だと言います。
「低脂肪なたんぱく質は、実は野菜や炭水化物よりも消化が早いので、夕食向き。風邪ぎみのときは体を温めるお酒も適量ならおすすめ」(今津先生)
マッサージする
「SHIGETA」インストラクター、千葉玲美さんに全身のめぐりを高めてくれるフットマッサージ方法を教えてもらいました!
体全体のめぐりを改善することで、足の冷えやだるさ、むくみ、首肩・背中の凝りがほぐれ、頭痛や生理痛に悩んでいる人にも効果的なのだそう。
オイルをなじませる
まずは足首から膝、または足の付け根まで、オイルを手のひらでなじませていきます。
足の甲をプッシュする
そのまま足の甲の筋と筋の間を、足首に向かってプッシュしていきます。
足の裏をプッシュ
次に足の裏、指の付け根をプッシュします。
圧をかけながら流す
くるぶしから膝に向かい、骨の側面に沿って内側と外側の両方を圧をかけながら流していきます。
膝裏をプッシュする
最後はふくらはぎをアキレス腱から膝裏に向かって流していき、膝裏を軽くプッシュして終了!
肌荒れ体質を改善したい!
美肌栄養素を摂る
まいこ ホリスティック スキン クリニック 院長、山崎まいこ先生によれば、食事と肌は密接な繋がりがあるのだそう。
「肉や魚などの動物性タンパク質は、肌の潤いを保つ細胞間脂質やハリを高めるコラーゲン、セラミドの原料となる必要なもの。ですが、肉食ばかりの食生活では腸内環境が乱れ、吹き出物など肌トラブルを招きます。筋トレ中で肉ばかりを食べていて『ある日突然、肌にブツブツができた』と驚かれる人もいますが、肉食続きで腸内環境が乱れてしまったためです。また、逆に野菜ばかりの食事では、コラーゲンやセラミドなどを肌が作れずに乾燥などの肌あれに直結します。健康で美しい肌のためには偏った食事をせず、野菜、肉、魚、海藻、穀物などできるだけいろいろな食材を摂りしましょう」(山崎先生)
ビタミンA
肌のバリア機能をサポートしてくれます。緑黄色野菜や赤身肉、うなぎに多く含まれます。
亜鉛
亜鉛は肌の潤いのカギとなる重要な成分。牡蠣や煮干し、レバーなどの動物性食品、わかめや海苔などの海藻に多く含まれます。
鉄分
鉄分が不足すると皮膚炎が起きやすくなります。レバーやビーツに多く含まれます。
オメガ3脂肪酸
花粉症などのアレルギーによる炎症を抑える働きがあります。くるみやアマニ油、ブリ、サバ、サンマなどの青魚の脂にも多く含まれます。
腸内環境を整える
肌荒れには生活習慣やストレス環境などさまざまな要因がありますが、腸内環境を整えることで肌荒れ解消につながることも。
正しい食生活が前提ですが、腸内環境を整えるのにおすすめな食品はヨーグルト。ヨーグルトを食べ続けることで、ビフィズス菌や乳酸菌などを摂取でき正常な腸内環境が維持できるように。これにより体の内側からキレイになり、自然と肌荒れしにくい状態をキープできると言われています。アレルギー物質による過剰な反応を落ち着かせてくれる効果も期待できるので、免疫力アップのためにもぜひ摂取してみてください。
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