他人の批判を気にして悩まない
性格が内向的な人は、人目が気になって慎重になりがちです。しかしアウトプットするときは、他人の評価や批判を気にしたり、失敗を恐れて遠慮したりする必要はありません。発信した内容が相手に伝わらなかったとしても、次は違う方法で発信すればよいのです。
もし間違っていたら、修正のチャンスを得られたとポジティブに考えましょう。最もよくないのは「自分には無理だ」と思い込み、アウトプットを諦めてしまうことです。ペースがゆっくりでも回数が少なくてもよいので、アウトプットし続けることを意識しましょう。
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アウトプットが苦手な人の特徴
アウトプットが苦手な人には、共通点があります。あなたに当てはまっているかどうか、特徴をチェックしてみましょう。
他人の評価を意識しすぎている
他人の評価を常に意識している人は、アウトプットが苦手な傾向が。失敗してはいけないという思いから、何かをアウトプットする前、必要以上にインプットに時間を費やしてしまいます。
しかしいざとなると「もし間違っていたらどうしよう」「みんなが知ってることかもしれないし…」「こんなことを言ったら笑われるのでは」などの思いが頭をよぎり、なかなか意見を言い出せないことも。たくさんの知識を持っているにもかかわらず、アウトプットのチャンスを逃しているかもしれません。
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インプットに目的意識が伴っていない
一度読んだ本を数年後に読んでみたら、内容をほとんど覚えていなかったということは珍しくありません。これは後でアウトプットしようという目的意識がなく、なんとなく読んでいることが原因です。
一生懸命に勉強して知識をたくさん仕入れても、アウトプットという目的がなければ、知っただけで満足し、すぐに忘れてしまいがち。小説やマンガのような娯楽目的ならそれでも構いませんが、ビジネスに役立てようとしている場合は時間の無駄になりかねません。
勉強したはずなのに何も成果が出ないという状況が続き、アウトプットに苦手意識を感じるようになる可能性もあります。
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アウトプット力向上に役立つ書籍4選
アウトプット力を上げたいなら、具体的な方法について解説した本を読んでみてはいかがでしょうか。おすすめの書籍を4冊紹介します。
樺沢紫苑著『学びを結果に変えるアウトプット大全』
「日本一アウトプットをする精神科医」として活躍中の、樺沢紫苑(かばさわしおん)による指南書です。SNSやYouTubeなどを使って発信してきた自身の経験と、最新の脳科学による裏付けをもとに、仕事で結果を出せるアウトプット術を伝えてくれます。
アウトプット力向上のヒントが、分かりやすい図とともに見開きで紹介されており、通勤中などにパッと開いてすぐに読めるのもポイントです。
商品名:樺沢 紫苑著『学びを結果に変えるアウトプット大全』
樺沢紫苑著、 齋藤邦雄イラスト『もしも社畜ゾンビが『アウトプット大全』を読んだら』
日本中にアウトプット旋風を巻き起こした 「アウトプット大全」が待望のコミック化。仕事で結果を出せずに苦しみ、 ついには社畜ゾンビとなってしまった青年が 「アウトプット大全」のメソッドを使って 成長していくビジネスコミックです。
気軽に「アウトプット大全」の内容を知りたい時にぴったりです。
商品名:もしも社畜ゾンビが『アウトプット大全』を読んだら
齋藤 孝著『アウトプットする力 「話す」「書く」「発信する」が劇的に成長する85の方法』
この本では、東大法学部を卒業し多くのメディアに出演している人気の教育学者・齋藤孝が提案する独自のアウトプット術が学べます。アウトプットの基本「話す」「書く」に加え、SNSなどで「発信する」ポイントもたっぷり紹介。
著者の東大合格に一役買ったアウトプット法も紹介されており、子どもがいる人にもおすすめの内容です。インプットした知識を自分の言葉で発信し、最大限の成果を引き出すコツが身に付きます。
商品名:齋藤 孝著『アウトプットする力――「話す」「書く」「発信する」が劇的に成長する85の方法』
内田和成著『アウトプット思考 1の情報から10の答えを導き出すプロの技術』
この本は、ベストセラー『仮説思考』『論点思考』『右脳思考』3部作の著者が提案する「アウトプットから始める知的生産の技術」の本です。
アウトプットの方法として「20の引き出し」「デジタルとアナログの使い分け」「脳にレ点を」といったユニークな手法を紹介。ビジネスに役立つ手法を余すところなく解説しています。
商品名:アウトプット思考 1の情報から10の答えを導き出すプロの技術