手作りカスタードクリームに季節のフルーツをお好みでトッピング
さて、早速パイ生地作りから…。今回はお手軽にできるよう、市販のパイシートを使います。まず大きさの異なる型を準備します。
▲型がない場合はナイフで切り出せばOK!
パイ生地を2枚同じ型で抜いた後、一回り小さいものでさらに型抜きをするとドーナツ状の生地が抜けます。このように二つの生地を準備して。
これを溶き卵(分量外)で二枚くっつけます。
重なった部分に溶き卵を塗り、重なっていない部分をフォークなどで穴を空けます(膨らみ防止のため)この生地を180度に温めたオーブンに入れて20分ほど焼きます。きれいに色がついたら焼き上がり。
▲焼き上がりはこんな感じ。内側部分が膨らんでしまっても、クリームを入れる際に、少し手で押すように潰せば大丈夫!
続いてはカスタードクリーム作り…。今回は柔らかいカスタードクリームに仕上げたいので、卵黄のみを使用したレシピです。
準備する材料はこちら。
材料
卵黄 2個分
グラニュー糖 40g
薄力粉 大匙2
牛乳 220ml
バニラビーンズ(バニラオイル、エッセンスなどで代用可)
1 :卵黄、砂糖の半量、薄力粉をすり混ぜておきます。ここで滑らかになるようにちゃんと混ぜておくと、牛乳を加えたときにダマになりにくくなります!
2:別の小鍋に牛乳と砂糖の残り、バニラビーンズ(さやから粒を出して)を入れ、温めます。周りがふつふつとして沸いてきたら、1のボウルに少々注ぎ入れます。
3:1のボウルに少々入れ、まず馴染ませます(下の写真参考に)。一気に入れてしまうと卵が凝固してダマになるので要注意! その後、2の残りをボウルにあけ、卵液とよく混ぜてから再び鍋に戻します。
4:鍋を火にかけて、とろみがつくまで木べらでよく混ぜる。火が通ってふつふつとしてくると、全体的にもったりとしてきます。とろみがつき始めると、一気にクリーム状に重たくなってくるので、さらに木べらでしっかりと混ぜて。
▲最初はさらさらした状態。
▲少しずつもったりしてきました。ここからしっかり木べらで混ぜながら、さらに火を入れていきます!
木べらですくうと跡が残るくらいにしっかりとしたクリームになったら完成。バッドにあけて上からがラップをかぶせてさまします。保存するときは下の写真のようにラップに包んで。ラップをしないとクリームの表面が乾いてしまうので注意!
さて、いよいよパイの完成目前!
焼き上がったタルトに4のクリームを入れます
▲私は④のラップの端っこを少しだけカットして、そこから絞り出すようにしてカスタードクリームを詰めてしまいましたが、スプーンなどでももちろんOK。たくさん作る際には絞り出し方式が簡単です。
さて、残すはシャインマスカットを好みの大きさにカットして、自分なりに乗せるだけ! 完成です。
▲表面にアプリコットナパージュ(分量外)を塗って、ツヤを出したり、粉糖(分量外)を振って飾っても。
春はイチゴ、夏はオレンジなどの柑橘類、これから先はイチジクなど…応用範囲の広いレシピなので、是非マスターして、旬のパイを楽しんでください!
ちなみに、追記ですが…パイ生地で残ったものはもう一度まとめ直して伸ばせば、また使えるので、砂糖やシナモンシュガーをまぶして焼いてリーフパイ風に焼いたりして、捨てずに食べてくださいね。
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