【概要】を別の言い回しにしてみるとわかるかも?
「概観」「概要」「大概」に使われる【概】ですが【概ね】のように訓読みをする場合もあります。
意味は「概要」と似ており、〝だいたいの趣旨〟や〝おおよそ〟など。
説明会やプレゼンテーションなど、何かを解説をする時に使われているイメージです。
分かりましたでしょうか??
正解は…
【おおむね】
でした!
【概ね:おお‐むね】
[1]
だいたいの趣旨。あらまし。「―は了承した」
[2]
その状態が大部分を占めるさま。だいたい。おおよそ。
「会員は―女性だ」
【概】がつく漢字を3つ紹介!
冒頭に出た「概観」「概要」「大概」の他に、【概】がつく漢字をどれぐらい知っていますか?たくさんある言葉の中から3つ紹介します!
その1:概数
【概数:がい‐すう】
切り上げ・切り捨て・四捨五入などによって表される、おおよその数。
「―をつかむ」
その2:梗概
【梗概:こう‐がい】
物語などのあらすじ。あらまし。大略。
「戯曲の―を話す」
その3:気概
【気概:き‐がい】
困難にくじけない強い意志・気性。
「先駆者の―を示す」「―のある人」
(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
あわせて読みたい
▶【円やか】この漢字なんと読む?もちろん「えんやか」ではありません!
▶読めそうで読めない!【強ち】←この漢字なんと読む?
イラスト/(C)Shutterstock.com