【窄む】膨らんでいたものが小さくなること
「狭窄(きょうさく)」という言葉があるように、【窄む】には面積が狭くなったり、開いていたものが閉じたりなど、もともとあった形や状態から小さくなる・少なくなることを意味しています。
分かりやすいのは「開花していたお花が窄む」でしょうか。
最初の文字は「す」から始まります。
「開いていたお花が開花時期を過ぎると閉じる様子」を表現する時に使う言葉をイメージすると、答えがわかってきそうです。
わかりましたでしょうか??
正解は…
【すぼむ】
でした!
【窄む:すぼ・む】
[1]
1.ふくらんでいたり、開いていたりしたものが、縮んで小さくなる。しぼむ。「風船が―・む」「花が―・む」
2.先のほうにいくに従って細くなる。「口の―・んだ容器」
3.勢いが衰える。
「応援の声がだんだん―・む」
[2]「すぼめる」の文語形。
〈小学館 デジタル大辞泉〉より
「あなかんむり」というのを知っていますか?
【窄む】の漢字の部首を「うかんむり」と思っていた人は意外と多いのではないでしょうか?実は、この漢字の部首は「うかんむり」ではなく、その下にあるカタカナの「ハ」のような部分も含めた【あな(穴)かんむり】が部首になります!
【窄】の他にも「空」や「究」も同じく【あなかんむり】の一つです。お子さんの宿題チェックのときなどに間違えて教えてしまわないよう改めてチェックをしておきましょう!
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