主に「昔」や「以前」という意味!
日常会話で使う人もいるかもしれませんが、物語や小説などで人物のストーリーを語るときなどに使われていることが多いイメージです!
例えば「あの人は曽て店長だった人だ」など。
最初の文字は「か」。
送り仮名が「て」なので、【か○て】ですね!
わかりましたでしょうか??
正解は…
【かつて】
でした!
【曽て:かつて】
1.過去のある一時期を表す語。以前。昔。
「―京都にいたころ」「―の名選手」
2.(あとに打消しの語を伴って用いる)
今まで一度も。ついぞ。
「―ないにぎわいを見せる」「いまだ―聞いたことがない」
3.(あとに打消しの語を伴って用いる)
まったく。全然。
〔補説〕近世以降「かって」ともいう。
今はあまり見聞きしない【過去】を表す言葉
「以前」「従来」「当時」など過去や昔の話をする時に使う言葉はたくさんありますが、他にも同じような意味のある言葉があります!その中から最近ではあまり見聞きしなさそうな言葉を3つピックアップしました!
その1:昔日
【昔日:せき‐じつ】
過去の日々。むかし。往時。いにしえ。
「―の面影を残す」
その2:其の上
【其の上:その‐かみ】
(副詞的にも用いる)
1.過ぎたその時。当時。
2.事の行われた、その時。
その3:来し方
【来し方:こ‐し‐かた】
1.過ぎ去った時。過去。きしかた。
2.通り過ぎてきた場所・方向。
〔補説〕
1の意は、平安中期には「きしかた」を用いた。平安末期にはその区別がはっきりしなくなり、鎌倉時代に入ると1・2両意に「こしかた」が使われるようになった。
(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
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