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2021.04.16

弁護士が警鐘! 金銭感覚が合わないと感じる夫婦は危険!? その対処法を聞きました

弁護士事務所に「金銭感覚の違い」で相談に来る人は少なくないと弁護士・正木裕美さんは話ます。働く女性100人の調査結果を元に、専門家からアドバイスをいただきました。

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金銭感覚の違いとは厄介なもの?

夫婦が直面する問題のひとつが〝金銭感覚〟。お金をかけるところ、節約するところ…。育ってきた環境が違う夫婦にとって、ピッタリと同じ感覚であることは稀かもしれません。

数多くの夫婦問題を見てきた弁護士・正木裕美さんにお話をお聞きすると…。

「金銭感覚の違いを“離婚の理由”のひとつに挙げる方も多いのが現状です。家族のお金という意識ではなく、稼いでいる自分のお金と考えている言動が目立つも男性も少なくありません。また最近では共働き夫婦が増えて、お互いの収支を把握していないケースも増えています」(正木さん)

実際に金銭感覚の違いから離婚に発展してしまうケースがあるのであれば、やはり感覚の違いは厄介で、放置してはならない問題なのではないでしょうか。

今回、この問題を解決するために、ワーママの皆さんはどれだけ金銭感覚の違いを感じているのかを調査してみました。

【質問】夫婦で金銭感覚が合わないと感じることはある?

「よくある」…15.2%
「たまにある」…37.8%
「ほとんどない」…21.8%
「ない」…25.2%

※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。

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頻度に多少の差はありつつも、金銭感覚が合わないと日常的に感じている人は半数となりました。2人に1人は夫婦間で金銭感覚の違いを感じているようです。

【体験談】夫婦で金銭感覚の違いを感じた瞬間10連発!

1:お金の使い方

・お金を掛けたいポイントが違う (40代・栃木県・子ども1人)
・欲しいと思ったら、すぐに購入してしまう夫 (30代・神奈川県・子ども2人)
・一緒に買い物に行くと、物に対しての価値観が合ってないと感じる (40代・宮城県・子ども1人)

2:節約面

・スーパーで安く買えるものを、コンビニで買ってくる (30代・三重県・子ども2人)
・夫は、とにかく安さ重視でおつとめ品を買ってきます。 私は美味しいものを食べたいので、意見の食い違いがよくあります (30代・神奈川県・子ども2人)
・節電意識の違い (30代・新潟県・子ども1人)

3:趣味に使うお金

・夫は私が趣味のコンサートや遠征に行くことに理解がない (40代・北海道・子ども2人)
・夫はゴルフや飲み会によく行く (40代・東京都・子ども2人)
・毎月収支を伝えていても、旅行やイベント、嗜好品にお金を使う夫 (30代・神奈川県・子ども1人)

4:高額な買い物

・電化製品など高額のものを簡単に購入する (40代・神奈川県・子ども1人)
・値段が高いものでも躊躇なく買おうとする時 (30代・東京都・子ども2人)

5:子どもにかけるお金

・夫は自分の趣味にはお金を使うが、子どもにはあまりお金をかけてくれない (30代・岐阜県・子ども2人)
・習い事を選ぶときに、月謝に対して価値観が違った (30代・滋賀県・子ども2人)

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6:外食

・夫は外食の頻度が多い (40代・福岡県・子ども3人)
・外食時、夫はメニューを見ながら、「こっちは高いから安い方にしよう」とわざわざ言ってくる。外食の楽しい気分が台無し (30代・山形県・子ども2人)

7:車

・車にお金をかけること。エンジンを積み替えたり、ホイールを変えたりお金を湯水のように使っていく (30代・愛知県・子ども2人)
・車を勝手に買った (40代・兵庫県・子ども2人)

8:衣類

・私が洋服を購入した時、夫がありえないといった反応を示した時 (30代・神奈川県・子ども1人)
・夫は高額なブランド品に全く興味がないようで、買いたいと言いづらい (30代・千葉県・子ども1人)

9:値段を見ない

・値段を見ないで買い物をする夫 (30代・神奈川県・子ども2人)
・欲しい物だとプライスレスになってしまう夫 (40代・北海道・子ども2人)

10:あるだけ使う

・夫はあったらあっただけ使う。お金に計画性がない (40代・福岡県・子ども1人)

【体験談】金銭感覚の違いを解消するためにみんなはどうした?

金銭感覚の違いを解消するための方法を調査したところ、「更生させる派」と「放置派」に別れることがわかりました。それぞれどんな形で更生と放置をしているのか見ていきましょう。

更生させる派

・話し合う

お金の使い道、使い方などお互いの意見を伝え合うという回答が多く見られました。やはりお互いの相違は話し合いが大切のよう。中には通帳を引っ張り出して話し合いをするという人もいました。

・言うべきことは伝える

「高すぎる買い物だよ」とか「本当に必要かな」など、自分の意見はきちんと伝える。しかし「それが受け入れてくれるかどうかは別として…」という声もありました。

・提案する

ネットでもっと安いものを検索するよう提案したり、夫も趣味の物を買うなら私も買って良いよねとギブアンドテイクを提案したりと、皆さんあの手この手で歩み寄っているよう。

・お金をたくさん持たせない

お金を多く持たせないと言う意見もありましたが、キャッシュレス化が進んでいる今、なかなかこれだけでは更生は難しいかもしれません。

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放置派

・諦める

「解決しようとしたけど折り合いがつかないので諦めた」「自分が正しいと引かない夫で諦めた」など、話し合いはしたんだけど、妻側が根負けし諦めるしかない状態に陥っている人も。

・干渉しない

価値観の違いを感じつつも干渉しないと言う意見が。自分のお小遣いの範囲であれば許せますが、家計の負担になるくらいだとこうはいかないかもしれませんね。

・どちらかが折れる

納得して折れるというよりは、話し合いの結果、歩み寄りがみられないので、相手の思い通りにさせるという意見が。

そして残念ながらこの両者どちらにも入らなかった回答が「離婚」でした。金の切れ目が縁の切れ目なんて言葉もありますが、実際に離婚を選んだ人もいるのが現状です。

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弁護士が「価値観の違う夫婦」にアドバイス!

「金銭感覚や価値観が近しいことが望ましいというものの、現実には価値観が一致する方が稀です。浪費ももちろんですが、お金に対する価値観、感覚の違いが夫婦関係の悪化につながります。また、一方が価値観を押しつける場合も、両者がお互いの価値観を押しつけ合う場合も、関係悪化につながってしまった夫婦をたくさん見てきました。

加えて、子どもの年齢など状況によって、お金の使い方は変化してきます。定期的に、夫婦間で落ち着いて話し合う機会をもうけ、価値観の擦り合わせをするのがベター。

また、共通の目的をもって貯金をする、お小遣いなど一定の許可された範囲での支出は口を出さないなど、夫婦がお互いに気持ちよくすごせるようなルール作りを設けるのも夫婦関係を良好にするひとつの手段ではないでしょうか」(正木さん)

まずは家計の収支の情報を共有することは必須のよう。その上で、お互いがお金をかけたいところ、節約したいところをそれぞれ明確にするとトラブルになりにくいかもしれません。特に、子どもにかけるお金は、夫婦が育ってきた環境により大きな差が出やすいところ。ここは子どもの将来を見据え、親として最良の判断をしてあげたいですね。

取材・文/福島孝代

写真/(C)Shutterstock.com

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弁護士

正木裕美

アディーレ法律事務所所属。男女トラブルをはじめ、ストーカー被害や薬物問題、労働トラブルなどを得意分野として多く扱う。過去『ザ・世界仰天ニュース』(日本テレビ)に出演のほか、『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(TBS系)等のコメンテーターをはじめ、多数メディアに出演中。

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