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LIFESTYLE 職場の悩み

2023.12.06

バイタリティのある人ってどんな人?臨床心理士によるバイタリティの保ち方の解説も

フットワークが軽い

思い立ったらすぐ行動できる、フットワークの軽さがバイタリティへと繋がるのかもしれません。仕事は寝かさずすぐに取り掛かり、プライベートでは興味のあるものにすぐ飛びつく、そんな「腰が重い」ということとは無縁の人ではないでしょうか。

・フットワークが軽く、誘ったら必ず来てくれる人 (40代・東京都・子ども3人)

一生懸命

物事に一生懸命打ち込める集中力とパワーにバイタリティを感じるよう。何かに夢中になれるエネルギーをもつ人はそれだけで魅力が増すのではないでしょうか。

・何にでも一生懸命で、見ていてすごい感心する (30代・三重県・子ども2人)

あえて険しい道を行く

楽な方を選ばず、大変な険しい道をあえて選んで進む人。そこには強い意志みたいなものも感じられ、精神的にも肉体的にもタフな印象があります。

・楽な方へ行かず、険しい道をあえて行く人 (30代・東京都・子ども1人)

予定がびっしり

1日のスケジュールや、1週間の予定がびっしり詰まっていて息つく暇もないくらいでも苦にならず、どんどんこなしていく人を見るとエネルギーにあふれていると感じる人が多いようです。。

・仕事が終わってジムに行って、その後飲みに行って…毎日予定がびっしりという先輩がいる (30代・埼玉県・子ども1人)

周りを巻き込む力

例えば何か大きな目標に向かって、みんなを無理なく上手に巻き込みながら達成していく人。そういった人を巻き込む力にバイタリティを感じるという声もありました。

・自分の考えを発信しながら、周りをスマートに巻き込む力があるような人のことだと思います (40代・神奈川県・子ども1人)

人が好き

人が好きで常日頃から一緒に何かできないか、もっと仲良くなれないかなど、とてもポジティブで仲間意識の高い人にパワーを感じている人もいました。

・いつもニコニコ近寄ってきて人が好きなのが分かるし、常に人と関わろうとする (30代・鹿児島県・子ども3人)

多趣味

驚くほど趣味が多い人にバイタリティを感じるという声も。いろいろなことに興味を示すその好奇心の高さもポイントのようです。

臨床心理士が伝える、バイタリティを保つための3つの方法

まず初めに吉田さんがバイタリティの発揮するための〝取説〟を教えてくださいました。

「バイタリティというのはある程度、その人それぞれの生まれ持つ力やタイプによって決まってくるのではないかと思います。ですので、一概に『高いと良い』『低いと悪い』とは言えません。けれども、本来持っている自分のバイタリティが発揮できていないと残念ですよね。ここでは自分らしいバイタリティを復活させる方法をご紹介します」(吉田さん)。

身体の調子を整える

「元気な毎日であるためにはまず自分の身体を見つめ直してみてください。お食事を美味しく摂れていますか? 質の良い睡眠は取れていますか? 身体を動かしていますか? 基本である身体のメンテナンスを心がけてください」(吉田さん)。

自分の感情を大切にする

「喜怒哀楽をきちんと意識して受け入れることは、ご自分を瑞々しく保つために欠かせません。中でも、怒りや悲しみといった“ネガティブ”な感情を抑制してしまうと、自分を適切に守れなかったり、何も感じられなくなってしまったりして、バイタリティを下げてしまうことに」(吉田さん)。

心がワクワクすることをしてみる

「日常生活がつつがなく無事に繰り返されることはとても大切なのですが、それだけだと心のバイタリティが失われてしまいます。いつもと違うこと、ワクワク、ドキドキすること、心がふるえる体験をしてみてくださいね」(吉田さん)。

取材・文/福島孝代

写真/(C)Shutterstock.com

臨床心理士 吉田美智子

臨床心理士

吉田美智子

東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らく生きる、働く、子育てするを応援中。オンラインや電話でのご相談も受け付けております。
HP
Twitter: @hakoniwasalon

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