【舌鼓を打つ】
〝あまりのおいしさに舌を鳴らす〟や、〝不満げに舌打ちをする〟という意味を持つ【舌鼓を打つ】ですが、この言葉正しく読めていますか?
前回の【一世一代】のように、正しいと思っていた読み方が実は違っていた…となりがちな言葉のひとつに、【舌鼓を打つ】もあります!
ポイントは「舌鼓」の読み方。
タイトルにもあったように、「したづつみ」は実は間違いなんです!
みなさんは正しい読み方分かりますか??
正解は…
した【つづ】みをうつ
でした!
【舌鼓を打・つ:したつづみをうつ】
1.あまりのおいしさに舌を鳴らす。舌鼓を鳴らす。
「山海の珍味に―・つ」
2 不満げに舌打ちをする。
~ミニクイズ~
【鼓草】と書くと、春に咲くある多年草のことを表します。道端や公園などに生えているのを誰しも一度は見たことがあるは!【鼓草】は別名のようですが、一般的には【蒲○○】という表記で馴染みのある黄色い多年草です。
わかりましたでしょうか?
正解は…??
【タンポポ】
でした!
【鼓草:つづみ‐ぐさ】
タンポポの別名。【蒲=公=英:たんぽぽ】
キク科タンポポ属の多年草の総称。野原や道端に生え、根際から羽状に深く裂けた葉を放射状に出す。3、4月ごろ、花茎を伸ばし、頂に黄色または白色の舌状花のみからなる頭状花を開く。種子は上部に白い毛をつけて風に飛ぶ。葉を食用とし、根などを漢方で催乳に用いる。日本ではカントウタンポポ・カンサイタンポポ・エゾタンポポ・シロバナタンポポなどが自生し、セイヨウタンポポ・アカミタンポポなどが帰化している。蒲公英。
(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
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