SNSから離れてみる
ITジャーナリスト高橋 暁子さんによれば、メンタルが不調なときはSNSに接する時間を減らした方がいいと言います。
「海外の調査結果(英王立公衆衛生協会〈RSPH〉より)によると、Instagramがもっとも心の健康に悪い影響を与えると発表されており、続いてスナップチャット、Facebook、X(Twitter)という順だそうです。メンタルが不調なときは、こうしたSNSと接する時間を減らしたり、使うとしても日中限定にするのがいいかもしれません。内省的になり落ち込みやすいのが夜中だということも、はっきりしているので、ぜひこれも意識してみてください」(高橋さん)
誰かのキラキラした投稿を見て自分と比べて自己嫌悪に陥ってしまったり、彼をSNSでストーカーしてしまったり…。SNSはメンタルへの影響がかなり大きいようなので、使う時間を決めるなど、意識的に減らしていく努力が必要かもしれませんね。
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規則正しい生活を心がける
一般的に、体調を整えることで心も安定しやすくなり、ネガティブな感情が生まれにくくなると言われています。良質な睡眠の確保、バランスのいい食事など、どちらかが不足すると体の不調が続き、思考や発言がネガティブになりがち。また、精神的な余裕は時間的な余裕も大きく関わっています。規則正しい生活を意識することで、時間を管理しやすくなり、時間に追われたり足りないと感じたりすることが少なくなって、精神的に余裕が生まれ前向きになれるはずです。
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自分を認める
メンヘラ気質な自分を責めるのではなく、自分を認めて受け入れること。自分を責め続けることで自己肯定感が低下します。思考や言動がネガティブになりやすくなるので、まずそんな自分であることを自覚し、認める努力をしましょう。「完璧でなくても良い」と自分に言い聞かせ、自分を否定しないことが大切です。
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