運動する
気分が晴れないときは、体を動かすのがおすすめ。じっとしているだけでは憂鬱な気持ちを発散するところがなくなってしまうので、軽く体を動かして気分を変えてみましょう。
運動には、気晴らしできる他、満足感や達成感を得られる効果があります。ポジティブな感情が湧いてきて、スッキリした気分にさせてくれるのです。
また、運動して体を動かすことでよく眠れるようになる可能性も。質の高い睡眠は心身の疲労の回復にも効果的だと言われています。
映画を観る
気晴らしに映画を観るのもひとつの手。心のデトックス目的で、涙活してみても良いかもしれません。涙を流すことはストレス軽減効果があると言われています。
ただし、精神科医・産業医 奥田弘美先生曰く、「無理に悲惨な話を観て泣くのはおすすめしません」とのこと。
「つらく悲惨な話に浸りすぎるとよけいに落ち込むことも。泣きたいときには泣ける作品でもよいですが、基本的には心をあたためて元気をくれる、ハートウォーミングな作品のほうがおすすめです」(奥田先生)
ゲームをする
忙しいときでもさくっと気晴らしできる方法が「ゲームアプリ」。
攻略するためにゲームに意識が集まり、指先を使うことで脳が活性化。プレイ中はゲームをクリアすることだけに集中するので、余計なことを考えてしまうこともありません。
ただし、気晴らし用にゲームを選ぶときは、複雑なゲームよりもパズルや間違い探しなどの単純な仕組みのゲームがおすすめ。脳トレやストレス発散に特化したアプリもあるので、チェックしてみるといいかもしれません。
読書をする
読書には、ストレスを軽減し「リラックスしやすい状態をつくる」という効果が期待できます。
実際に読書をすることでイライラした気持ちがおさまったり、前向きな気持ちになったりした経験がある人も多いはず。非日常を読書で擬似体験することで、気持ちがスッキリした、という人もいるかもしれません。
これは単なる気分の変化ではありません。実は有効なストレス対処法としてセラピーでも取り入れられています。
気晴らしのための本を選ぶポイントは、「自分の気持ちの状態に合った本」を選ぶこと。苦しい気持ちの軽減だけでなく、行動の変化にもつながりやすくなるはずです。
体をケアする
例えばエステやヨガ、ピラティスなど、肌やボディのお手入れは疲れた心や体をリフレッシュさせるのに有効です。
習慣化すれば、ストレスを定期的に発散させるサイクルができ、さらに血行がよくなるのでこわばった体もほぐれ、美容や健康維持にも◎。
1週間に1度、仕事終わりや休みの日にこうした「お手入れ日」をつくって、定期的に気晴らししてみるのもいいでしょう。
人と話す
例えば、家族や友人、同僚と話したり、愚痴を聞いてもらったりするのも有効です。
人と話すことで溜まっていた憂鬱な気持ちが発散できて、気分転換になります。また、モヤモヤした自分の気持ちを言語化することで気持ちが整理でき、次にとるべき行動や解決策が浮かぶこともあるでしょう。
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