カジュアルな抜け感が今っぽい切りっぱなしレイヤー
コンサバ感の強い内巻きスタイルと逆の魅力を持つ、外ハネ。作り込みすぎず、爽やかな大人ヘアを手に入れたい人はぜひ! ベースは切りっぱなしなので、スタイリング次第で外ハネにも内巻きにもなれる2WAYなスタイルだから、着こなしやなりたい印象に合わせて変えるとさらにおしゃれが楽しめそうです。クセがある人は、巻かなくてもそれを生かしてスタイリングすればこったように見え、時短も実現。
カット
全体の長さは鎖骨下2〜3cm。毛先は切りっぱなし、表面にはレイヤーを入れて、軽さを感じるフェミニンな雰囲気に。前髪は頬骨下あたりから流れるようにカット。
カラー
やや明るめの、ベージュ系カラーにアッシュをミックスしたカラー。顔色がアップし、髪に柔らかさと透明感をもたらす。
パーマ
クセのある人はノンパーマで。直毛の場合は、毛先のみ外ハネ、表面の毛先は内巻きの部分パーマをかける。
スタイリング
クセを生かすのもあり。ですが、ノンパーマの場合は、アイロンで熱を加えると髪にしなやかさとツヤが出るのでおすすめ。毛先は外ハネに巻き、表面の髪は部分的に細かめの毛束を取って内巻きにするとふんわり立体的に。100円玉量のソフトワックスを手にしっかり広げてから、毛先を中心にクシャッともみ込む。分け目はぱっくりさせず、ふんわり感が出るようにランダムに。最後に前髪を根元から書き上げて、手に残ったワックスをつける。
似合う顔型や髪質
頑張りすぎないのが今っぽいミディアムボブ
こなれ感のある大人のゆるふわオーラが漂うミディアムボブ。張り切りすぎない感じが、今の気分にぴったりです。Aラインシルエットなので、毛量が多い人や広がりやすい人でも作りやすいのが特徴。逆に、髪が細くてボリュームを出したい人にもハマります。
カット
鎖骨下4〜5cmのゆるやかな前上がりボブ。グラデーションカットを施してまとまりをよくし、レイヤーでふわっとした毛流れをアシスト。前髪はリップラインに設定してレイヤーでつなげ、かき上げる。
カラー
9トーンのカーキベージュ。赤みを抑え、透け感のあるカラー。透明感のある肌に見せてくれる効果もあり。
パーマ
基本的にはなし。直毛でピンとしている人、自分で巻くのが苦手な人はゆるくクセづくパーマをかけておくと、スタイリングが楽。
スタイリング
全体を上下で分け、32mmのカールアイロンで下側は外ハネに、上側はミックス巻きに。ソフトなトリートメントワックスを手に広げ、毛先から軽く揉み込む。
似合う顔型や髪質
【目次】
【逆三角】前髪なしミディアムのおすすめスタイル
ハンサムなニュアンスをプラスしてこなれ感たっぷりに
かき上げ前髪が、ハンサムなニュアンスを感じさせるラフなミディアムボブ。トップにボリュームが出るため、若々しい印象を与えてくれるのもうれしいポイント。センターパートにして両サイドを耳にかけると顔が大きく見えてしまいがちですが、いつもの分け目を少し変えるだけで根元がふわっとしてシルエットもキマります。結べる長さなので実用性が高く、レイヤー効果でふんわり感もあるスタイルはワーママにぜひ試してほしいところ。
カット
鎖骨レングスのミディアムボブ(ロブ)。前髪はリップラインでカット。顔周りに、表面からつながるようなレイヤーを入れ、動きを出しやすくする。
カラー
アッシュブラウンをチョイス。ダークで重くなりすぎず、クリアな印象。あか抜けて見えるカラー。
パーマ
巻くのが苦手な人は、毛先にゆるいパーマをかけておくと動きをサポートできる。
スタイリング
32mmアイロンで、毛先全体を平巻き(床と平行の巻き方)でワンカールの内巻きに。前髪の分け目が分かれないようにトップの毛束を取り、後ろ向きに流して毛先から根元まで大きく内巻きにしてから崩すとふんわり。少量のオイルを手になじませてから、手ぐしを通すようにつける。
似合う顔型や髪質
【ベース型】前髪なしミディアムのおすすめスタイル
セットがラクになる自然なウェーブヘア
「トップにボリュームがなくなる」「地肌が透けて見える」など、女性を悩ませる産後や加齢による抜け毛問題も解消するパーマスタイル。
カット
前髪はあごラインでカットし、顔まわりに動きを加えて。ニュアンスのあるカールがフェイスラインをぼかし、おしゃれに小顔見せも叶います。おでこ出しで大人らしさもアップ!
カラー
オフィスでも浮きにくい7レベルのオリーブグレージュカラーをセレクト。髪を柔らかく見せてくれるうえ、重く見えない透明感もある大人におすすめのカラーリングです。
パーマ
風になびくような自然な動きをつくれる『エアウェーブパーマ』で毛先から2.5回転の巻き込み、ゆったりとしたカールに。気になるトップのボリューム感をカバーできます。
スタイリング
髪を軽く濡らした後、ムースをテニスボール1個分の量をとり、全体にもみ込んでいく。ドライヤーで乾かして、カールの動きをしっかりだして。
似合う顔型や髪質
【明るめ】前髪なしミディアムのおすすめスタイル
メリハリレイヤーミディはハイトーンでビターな雰囲気に
前髪を作らないスタイルはハイトーンにするとさらにエッジィな魅力が引き立ちます。顔にかかる毛束が陰影を作って小顔に見せ、レイヤーによるくびれで頭の形もキレイに。気になる部分をいい感じにカバーしてくれるテクが散りばめられています。
カット
全体は鎖骨の長さでカット。目尻、リップラインとつなぐように顔周りのレイヤーを入れる。トップのレイヤーはリップラインに合わせてつなぐと、キレイなくびれが出現。
カラー
ハイトーンのオリーブグレージュで、明るい中にも大人っぽさがひそむカラーに。インナーハイライトを施し、髪が動いた時にアクセントにする。ハイトーンは、ちらほら出てきた白髪のカモフラージュにもぴったり。
スタイリング
中間から毛先をストレートアイロンをすべらせながら、なんとなく外ハネにするように。外巻きにすると意識しないほうがちょうどよく仕上がる。顔周りも同様にうっすら内巻きにし、多めのオイルをなじませて最後にコーミング。
似合う顔型や髪質
毛先ニュアンス+細かめハイライトの上品洒落見えミディ
年齢を重ねると髪にボリュームがなくなってきたり、白髪が気になったりと悩みが多くなるもの。厚みを残しつつ毛先に動きをプラスしたスタイルでボリュームをカバーし、細かなハイライトカラーでチラチラする白髪をごまかし! アレンジしてもハイライトがアクセントになり、おしゃれにキマります。
カット
長さは鎖骨下5cm、前髪からサイドにかけてレイヤーでつなげたワンレングスのミディアムスタイル。重さを残しながらも、顔周りには動きをつける。
カラー
チラチラしたできはじめの白髪をごまかすため、表面を中心に細かいハイライトを入れてからセピアベージュカラーに。髪にも肌にも透明感をまとわせる色味。
パーマ
毎日巻くのが面倒な人はパーマをかけておくと便利。20mmのロッドで毛先のみ2回転巻くパーマがおすすめ。
スタイリング
ノンパーマの場合は32mmのアイロンで毛先から巻き上げるように1回転半の内巻きに。前髪からサイドにかけてはリバース(後ろ方向に)巻いて。髪全体をざっくりほぐしてから少量のオイルワックスをもみ込む。パーマをかけている場合は、髪を軽く濡らしてからムースやヘアクリームをなじませるだけでOK。
似合う顔型や髪質
【暗め】前髪なしミディアムのおすすめスタイル
地毛っぽいカラーが大人世代にぴったり
芯の強さとしなやかさを感じる女性をイメージ。長めの前髪からサイドバングに自然につなげることで顔周りにほのかな動きを出し、ひし形シルエットが作りやすくなります。毛先にゆるっとした動きがつく程度の毛流れで、生っぽく抜け感のある雰囲気に。
カット
全体は鎖骨下でワンレングスにカット。前髪は鼻下〜リップラインに設定し、サイドバングから顔周りにかけ流れるようにつないで。顔周りを中心にレイヤーを入れ、軽やかな質感に。
カラー
落ち着いたトーンのモノトーンのワンカラー。黒に近いダークカラーは地毛っぽさがありつつ透け感も出る、大人にぴったりな色味。
パーマ
基本的にはノンパーマ。直毛すぎる場合、太めのロッドで毛先1回転半巻き、ハネるような動きをつけるといい。
スタイリング
ハチ下は毛先だけを外ハネにし、ハチ上の表面は中間に動きがつくように1回転のリバース(後ろ方向)巻きに。バームやオイルなど濡れ感が出るスタイリング剤を選んでしっかり手に広げ、髪の内側からなじませて表面は手ぐしで塗布。ひし形シルエットになるように整えて。
似合う顔型や髪質
透明感のある暗めカラーで“浮かない”おしゃれ髪に!
やわらかな毛流れのミディアムスタイル。髪をきれいに見せるツヤのある暗めカラーのおかげでラフだけど上品に仕上がります。
カット
顔周りを中心に軽くレイヤーを入れることで毛先が動きやすくなり、奥行きが生まれます。はらりと頬にかかる長めの前髪も女性らしさを後押し。
カラー
地毛に近い黒髪よりも少しだけ明るい7トーンのアッシュグレージュ。透け感のある暗めカラーなので「重く見えない」と、30代・40代の働くママにも人気を集めています。
スタイリング
32mmのコテで毛先を軽く外巻きにワンカールさせる。スタイリング剤を小豆粒くらいの量をとり、手のひらに伸ばしてから全体にもみ込んでツヤ感をプラス。ハチまわりが広がらないように軽く耳掛けしてすっきりとまとめて。
似合う顔型や髪質
前髪なしミディアムのヘアアレンジ
ねじりハーフアップ
今回はロングで紹介しますが、ミディアム以上の長さがあればOK。最初にランダムに巻いておきましょう。
\How to/
トップ下の髪を後ろでゆるく結ぶ
後頭部の一部分をこんな感じで結ぶ。細いシリコンゴムを使うとしっかり留まる。
両サイドの耳前の髪を後ろでゆるく結ぶ
両サイドの耳前の髪を後ろでひとつにまとめ、シリコンゴムで結ぶ。こんな感じで、最初の毛束に重ねるように。
下の結び目を広げながらひとねじりして、その空間にもうひとつの毛束を通す
下の結び目をゆるめて広げ、ひとねじりして空間を作る。その空間に、奥にあるもうひとつの毛束を通して引っ張り出し、ふたつの毛束をキュッと締めて完成。
大人に似合うカチューシャアレンジ
大人に似合うカチューシャの付け方は、やわらかなオールバックスタイルがおすすめ。オールバックでおでこを出すことで、カチューシャを付けていても甘くなりすぎません。
\How to/
ベースづくりは32mmの毛先全体を外側にワンカールさせる。『mm(ミリ) クリームバター』をパール1粒分とり、手ぐしを通しながら全体によくなじませておく。前髪を軽くなでつけるように流し、耳まわりは耳かけしてからカチューシャを付ける。太めのカチューシャを付ける位置は、前髪の根元から3cm程度を離しておくこと。ただし、カチューシャの幅によって付ける位置が変わるため調整してみてください。
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