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あなたの身の回りに、なんでも人のせいにする人はいませんか? 職場に言い訳をして自分のミスを認めない人がいると、困ってしまいますよね。人のせいにする人とは、どのように付き合ったら良いのでしょうか。その対策や心理についてみていきましょう。
人のせいにする人とは?
人のせいにすることを「責任転嫁(せきにんてんか)」といいます。責任転嫁とは、自分の罪・責任・失敗をほかの人になすりつけること。本来自分が責められるべき行動について、人のせいにしてしまうのが責任転嫁です。
たとえば、自分が忘れてしまったことを「別の人が言わなかったせいだ!」と主張するケースや、自分が間違えたのに人のせいにするなどが挙げられます。仕事でこのような責任転嫁をする人がチームにいると、大きなトラブルに発展することがあるかもしれません。
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【質問】身近に何でも人のせいにする人はいる?
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
「身近になんでも人のせいにする人はいる?」の設問では、41.2%の方が「はい」、58.8%の方が「いいえ」と回答しました。
「人のせいにする」人にみられる特徴とは?
まずはアンケートに寄せられた、人のせいにする人の具体的な特徴について紹介します。
失敗を認めない
「自分の負けを認めたくない」(30代・愛知県・子ども2人)
「自分の非を認めることができない人。いつまでも人のせいにしていて自省しないため成長がない」(30代・愛知県・子ども1人)
「自分が蒔いた種なのに『自分はやってない』と言い張る」(30代・熊本県・子ども3人)
「正当化する」(40代・神奈川県・子ども1人)
自分が失敗しても認めることができない人は、人のせいにしがちな傾向があるようです。
自己中心的
「自己中心的。自分が大好き」(30代・福島県・子ども3人)
「何でも自分が正しいと思っている」(40代・大阪府・子ども2人)
「自己中心的で人に迷惑をかけたり利用することを悪いと思っていない」(40代・長崎県・子ども3人)
「自分に都合が悪いことだけ人のせいにする」(40代・東京都・子ども3人)
「自分が正しい」という考えが強くあることで、トラブルが起きても自分のせいではないと考えるのかもしれません。
言い訳する
「言い訳がましいことを言う。自分には一切の否がないと思ってる」(40代・東京都・子ども2人)
「いつも根本に『自分は悪くない、正しい』という考えがある。出来なかったことに対して必ず言い訳をする」(30代・神奈川県・子ども2人)
「何か都合の悪いことが起こると、原因は自分にはないかのような言動を取る」(30代・千葉県・子ども1人)
人のせいにする人は、正当な理由や原因を提示することをせず、言い訳に聞こえる反論をすることがあるようです。
幼い
「子どもっぽい」(30代・愛知県・子ども1人)
「視野が狭い。意思が弱い」(30代・青森県・子ども1人)
「自分をわかってないもしくはわかろうとしない人」(40代・愛知県・子ども3人)
「自分自身に甘い」(30代・三重県・子ども2人)
視野が狭かったり自分自身に対して甘かったりと、大人げのない言動があるのも人のせいにする人の特徴としてあげられました。
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無責任な姿勢
「何事も中途半端。謙虚さがなく感謝の気持ちもない」(40代・兵庫県・子ども3人)
「仕事が遅い。自分が出来ない事を棚にあげて、人のせいにして責任逃れをする」(30代・神奈川県・子ども1人)
「無責任」(30代・福島県・子ども1人)
仕事への態度や言動において、責任感がない傾向があるようです。自分が関わっている意識が薄く、自分事として捉えていないのかもしれません。
主体性がない
「自分は何もしてないのに、何かうまくいかなかったりすると人のせいにする」(30代・富山県・子ども1人)
「自分でやってもいないのに、結果ばかり気にする」(30代・東京都・子ども2人)
主体的に行動をしなければ、トラブルが起きたときに「自分は関係ない」と人のせいにしやすくなるのかもしれません。
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自信がない
「自分に自信がない」(30代・富山県・子ども2人)
「プライドが高くて失敗を認めたくない上に、人の目を気にする小心者」(40代・群馬県・子ども3人)
自信がないから周りの目が気になり、失敗したときに指摘されて傷つくことを避けているのかもしれません。