フレンチショートってどんな髪型?
丸みのあるシルエットのショートヘア
フレンチショートに明確な定義はありませんが、女性らしい丸みのあるシルエットのショートやショートボブのスタイルを言うことが多いようです。パーマやカラーでこなれ感を足し、パリジェンヌをイメージしたヘアスタイルを完成させるのが定番なのだそう!
【丸顔さん向け】おすすめのフレンチショートヘア
長め前髪のメリハリショート
潔さを感じさせながらも上品な印象のメリハリショート。女性らしい丸みを残しつつ、サイドを耳にかけてスッキリさせれば、甘さとクールさを両立できます。
カットは顔まわりをやや長め、襟足でくびれができるよう後頭部の丸みを残しましょう。前髪は両黒目の内側を目の上でカット。レイヤーを少しだけ入れてふんわり感を出します。
カラーは8〜9トーンのベージュ系がおすすめ。日本人の髪特有の赤みを打ち消し、柔らかく品のいい色味に仕上げてくれます。
スタイリングはトップの髪をつまみながら引き上げ、根元にドライヤーの熱を当てて冷ましてから下ろしましょう。その後、柔らかめのワックスを少量なじませて。
大人かわいいマッシュショート
丸みを生かした柔らかいマッシュショートヘア。程よい重さがあり、まとまり感がありながらも今っぽいテイストです。
ベースはショートボブ。前髪はリップラインに設定し、レイヤーで流れやすくしましょう。後頭部のウエイトはやや下にし、襟足や耳周りに重さを残してカットしていきます。
カラーは8トーンのブラウン。オレンジっぽさを抑えて透明感を演出してくれる色味です。
スタイリングは根元から分け目がつかないように乾かし、毛先をワンカールの内巻きに。オイルを全体になじませ、自然な毛流れと束感を出したら完成です。
ストレートの前髪ありミニボブ
トレンド感がある切りっぱなし風の丸みあるミニボブ。柔らかくつながるサイドバングを作ることで、ナチュラルな大人っぽい雰囲気のある髪型に仕上がります。
カラーは明るめのくすみカラーをセレクト。10トーンのスモーキーベージュなら、肌色をきれいに見せてくれる透明感を演出します。
スタイリングは髪のクセを取ったらオイルを2プッシュ、毛先を中心になじませましょう。
前下がりのショートボブ
もたつきが気になるフェイスラインもきれいにカバーしてくれる、あごラインショートボブ。前髪がないことで顔が縦長に見えるので、丸顔でもキュッと小顔に見せてくれます。
あごラインで前下がりにカット。グラデーションカットを施し、自然な丸みが出るように。カラーは9レベルのブルーアッシュ。暗いトーンでも透け感が出るので、知的な印象をキープできます。スタイリングは26mmのアイロンで毛先だけを軽く内巻きに。オイルを手ぐしを通しながらなじませて。
甘い雰囲気の柔らかマッシュショート
丸いシルエットが可愛いマッシュショートヘア。パツッとしたラインやシュッとしたストレート面が目立つと辛口になりがちですが、後頭部の丸みや顔まわりの曲線で女性らしさを引き立ててくれています。
サイドは耳下、前髪は眉にかかる長さでカットし、ゆるやかなマッシュラインでつなげましょう。後ろはウエイトがやや低くなるようにし、襟足を短くカットします。
カラーは落ち着いたトーンのアッシュベージュがおすすめ。スモーキーな抜け感が出ます。
スタイリングは前髪と前髪の端を、ストレートアイロンでワンカールの内巻きにしましょう。全体も毛先のみ丸みに沿う程度の内巻きに。最後、オイル少量を2回に分けてなじませて。
【面長さん向け】人気のフレンチショートヘア
肩上レイヤーのショートボブ
首のラインがきれいに出て、リフトアップして見える肩上レイヤーのショートボブ。首元がスッキリするので、シンプルなタートルネックが似合います。
長さはあご下〜肩上、カットラインはフラットなワンレングスにし、前髪に合わせたレイヤーをもみあげより上の部分に入れます。カラーは深めのアッシュの7トーン。表面の毛先だけ明るめのグラデーションにすることで、重く見えるのを防いでくれます。
スタイリングは顔まわりをアイロンで外ハネに、その他を内巻きにして。やわらかめのワックスを手になじませたら、毛先から髪をつかむようにしてセットしましょう。
襟足を締めたくびれショートボブ
頭の丸みをきれいに見せてくれるショートヘア。長めの前髪で幼く見えないようにすれば、大人の雰囲気を存分に発揮してくれます。
レングスはあごライン。前髪は頬骨にかかるくらいから耳につなげましょう。後頭部の丸みに沿ってくびれを作って。カラーは9〜10トーンのシフォンベージュがおすすめ。透明感があるのでクリアな印象が期待できます。
スタイリングはトップの毛束を持ち上げながらドライヤーを当て、襟足は手で抑えてブローしましょう。バーム少量を手に広げたら、手ぐしを通して全体を整え完成です。
横顔美人を作る丸みショート
丸みあるシルエットで、クールになりすぎず女性らしい印象のショート。
トップにレイヤーを入れ丸みを作り、襟足を短くカットして後頭部のふんわり感を引き立てます。前髪は目尻からサイドにつながるようにカットして。
カラーは8レベルのダークトーンをベースにしたら、細かくハイライトを入れ立体感ある髪型に仕上げましょう。
スタイリングはオイルを5滴ほど手のひらによく伸ばし、全体になじませ手ぐしで毛流れを整えたら完成です。
オンザ眉毛のショートヘア
おしゃれの幅がグンと広がる、オンザ眉ショート。大きなピアスや柄のスカーフなど、遊びのあるデザインの小物がよく似合います。
襟足はギリギリなじませるようにカット。サイドは前下がりにします。顔まわりはやや長めに残し、トップには短めのレイヤーを入れましょう。前髪は眉上でラウンドにして束感を。
上品な小顔見えショート
短くてもおばさんっぽさが一切ない、上品なショートヘア。小顔見えが叶うので、面長さんやベース顔さんにもおすすめです。
ベースはリップラインのショートボブ。後頭部はグラデーションにして丸みを出します。前髪はノーズラインに設定し、立体感が出るように独立させてカットして。
マッシュラインの大人ショート
この短さでも子供っぽくならないのは、パーマのおかげ。時短が叶う上、おしゃれな雰囲気も醸し出す、マッシュラインの大人ショートヘアです。
前髪は奥からつくって耳下に向けてマッシュラインに。後頭部をふっくらさせるために、襟足をショートグラデーションにしましょう。トップは根元を内に巻き込んで、サイドと襟足は外ハネのパーマをかけます。
パーマが効いてる!大人のフレンチショートヘア
ほのかに可愛い波巻きパーマショート
ストレートではクールな印象になりすぎる前髪なしショートボブは、波巻きパーマでほのかに可愛い表情にするのがおすすめ。
後ろの髪は襟足ギリギリに設定し、頭の形をよく見せるためにグラデーションカットを施して。顔まわりは鼻下の長さでカットしましょう。表面にはレイヤーをオン。
カラーは全体に細めのハイライトを入れ、8トーンのベージュをのせます。波巻きのパーマでスタイリングも楽々!100円玉大のオイルでカールを崩しながらなじませましょう。
ラフなパーマのニュアンスショート
抜け感がありながら、ラフなカールで優しさやこなれ感もしっかり感じさせてくれるショート。フェミニンな着こなしも甘くなりすぎずに着こなすことができる上、カジュアルなファッションにもしっくりきます。「髪を切るとボーイッシュになりそう」と思っている人にもチャレンジしやすい、上品で凛としたヘアスタイルです。
襟足は長めに残し、顔まわりはあごラインに少しかかるくらいの長さに。顔型に合わせてレイヤーを入れる高さを調整し、ひし形のシルエットにしましょう。根元をふんわりさせるプリカールをかけ、カラーは9トーンのティアピンクベージュ。スタイリングは髪を少し濡らしてからパーマ用のムースを揉み込むだけでOKです。
ゆるっとパーマのマッシュショート
大人女性をいい感じにかわいく見せてくれるマッシュスタイル。ハチ張りや絶壁など頭の形が気になる人にもチャレンジしやすい、丸みのあるシルエットです。パーマをかければスタイリングも楽ちん。
目のラインギリギリの長さでマッシュベースにカットし、表面のみレイヤーを入れます。耳よりも上にウエイトの位置を設定し、リフトアップ効果が期待できるシルエットに!パーマは大きめのロッドで毛先が動く程度のゆるさで。フェイスラインはピンパーマを使って、顔にフィットするような動きをつけます。
カラーはやわらかく見えるピンクブラウンベース。立体感と透け感を表現するために、ハイライトを細かく入れるのがおすすめです。ほんの少量のワックスで、毛先から髪を持ち上げるようにスタイリングして。