大事な話は複数人でする
「しったかぶり」をする人と、二人きりで大事な話をするのはリスキーです。伝わっていると思って話していたことが、まったく理解されていないという恐れがあります。仕事の大事な話は、「しったかぶり」の人と二人きりでするのは避けたほうがいいでしょう。
聞き流す
「しったかぶり」が激しい人の発言は、聞き流してもいいでしょう。話が通じていないのですから、実りのないことがほとんどです。
「しったかぶり」の類語とは?
周りにいるとやっかいな「しったかぶり」。他にも「しったかぶり」と同じような意味の言葉を紹介しておきます。
「ツウぶる(通ぶる)」
ある事柄に精通しているかのような振る舞いをすることを「ツウぶる」と言います。「知らないことをさも知っているかのような様子」である「しったかぶり」と似通った意味を持ちます。
「大ボラ吹き」
「しったかぶり」と共通するところもありますが、「嘘」のニュアンスが含まれた言葉で、大きな嘘をつくこと、物事を大げさに言うことです。
「しったかぶり」の英語表現とは?
「しったかぶり」をするのは日本人だけでしょうか。実は同じような意味の言葉が英語にもあります。「しったかぶり」をする人がいるのは、万国共通のようですね。
「He pretended that he knew everything」(彼は全て知っていたかのようなふりをした)
「pretend」は「ふりをする」という単語です。
「He is a know-it-all」(彼はしったかぶりだ)
「know-it-all」で、「しったかぶりする人」「物知り顔をする人」という言葉になります。
最後に
「しったかぶり」は周囲をイラっとさせるものです。意外にも「しったかぶり」の本人に悪気はなく、癖になっている人も多いというのも実情。そういう人にはさりげなく、「しったかぶり」であることを気づかせてあげられるといいですね。また自分自身も、「しったかぶり」をしていることはないか、見つめ直してみるいい機会です。
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