得意なことを書き出してみる
まず、ノートとペンを用意します。次に、好きなことを何でも思い出してみましょう。好きな人や好きなお店、好きな場所、好きな音楽、お気に入りの品物など、好きと感じるものをなんでも書き出していきます。
さらに、自分の得意なことや、できるスポーツ、これまで楽しかった出来事なども思いつく限りたくさん書き出してみてください。その中に、自分の取り柄が見つかるヒントがあります。
例えば、絵を見るのが好きなら、美しいものを見分けるセンスがある、読書が好きなら、長く本を読み続ける集中力があるといった取り柄が見つかるでしょう。
また、自分の短所を書き出して、それを長所に言い換えてみるのもおすすめです。一例をあげてみましょう。
・飽きっぽくて物事が長続きしない→好奇心が旺盛
・頼みごとが断れない→人に親切で優しい
・いい加減な性格→物事にこだわらない
・気が弱い→用心深く、人に気を遣う
これまで短所だと思っていたことでも、視点を変えれば長所に見えてきます。これまでコンプレックスだったことが実は取り柄だったということも少なくありません。
人に褒められたことを思い出す
これまで人に褒められたことを思い出してみましょう。小さい頃から、人に褒められたことはいくつもあるはずです。「字がきれい」「よく気がつく」など、ちょっとしたことでもかまいません。
褒められたことを少しでも多く思い出し、これもノートに書き出してみてください。その褒められたことは自分の優れた部分であり、取り柄といえるものです。思い出して見ると、自分にはたくさんの取り柄があることに驚くかもしれません。
【目次】
取り柄は誰にでもある優れたもの
取り柄とは長所と同じ意味で、その人が必ず持っている優れた部分です。誰かと比べて優れているというものではありません。誰もが必ず持っています。
もし、「取り柄がない」と思っている人がいたら、好きなことや得意なこと、人に褒められたことを思い出してみましょう。自分には取り柄がいくつもあることに気づくことができるでしょう。
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