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「尽くす女性」には2通りある
尽くす女性は相手のために献身的に行動するため、男性には好まれる傾向にあります。尽くされるのは、男女問わず単純に嬉しいものです。
しかし、尽くすことは良いことばかりとはいえません。尽くし過ぎて相手を束縛してしまうなど、嫌われるケースもあります。ここでは、2通りの尽くす女性について見ていきましょう。
相手を束縛する「尽くす女性」
ただ世話を焼くだけでなく、「束縛する」「自分でできることまで世話を焼く」といった行動で、相手に負担をかけてしまうタイプの尽くす女性も。
また、相手の行動をすべて管理しようとする場合もあります。尽くされるのは嬉しくても、自由を奪われてしまうのは誰にとっても好ましいことではありません。尽くし方も過剰になると相手の重荷になり、嫌われたり、別れる原因にもなり得ます。
束縛するタイプの女性は、考え方もマイナス思考になりがちです。「彼に嫌われる」という最悪なケースを想像し、少しでも嫌われないよう機嫌をうかがいながら行動する傾向にあります。
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相手を支える「尽くす女性」
ほどよく尽くす女性は、相手にとって癒やしの存在です。相手に不足する部分をさりげなくサポートし、支えます。相手ができることまで踏み込まず、距離感を保つのが束縛するタイプとの違いです。相手の自由を尊重し、あくまで自分を軸にスケジュールを立てて行動します。
束縛する女性とは思考も異なり、相手の力になれることに喜びを感じているのが特徴です。愛されている自信があり、自分も愛情を返そうという思いで行動しているのでしょう。
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尽くす女性の心理とは
人は、「好きな相手に尽くしてあげたい」という気持ちが少なからずあるものです。愛情表現として、深く考えずについ尽くしてしまう人もいるでしょう。
相手の愛情に不安があり「尽くすことでつなぎとめたい」という心理や、「自分は必要とされている」と感じたい心理が働いていると考えられます。ここでは、尽くす女性の心理について主な2つを見てみましょう。
尽くすことで愛情をつなぎとめたい
まず「尽くすことで彼の愛情をつなぎとめたい」という心理があります。嫌われるのを恐れ、尽くさなければ去ってしまうのではないかという不安が根底にあるといえるでしょう。束縛するタイプの尽くす女性によく見られる心理です。
尽くすことでしか、愛情を表現できないと考えているのかもしれません。尽くし方が過剰になってしまっても、相手が離れる不安から尽くすことをやめることができないケースも多いようです。
自分は必要とされていると思っている
「自分は相手に必要とされている」と感じ、尽くす女性もいます。母親のような気持ちになり、自分がいなければ生きていけないのではないかと思って献身的になることもあるでしょう。
頼りないタイプの男性とつきあう場合にありがちですが、もともと世話好きで、誰に対しても尽くしてしまう人もいます。その気持ちが強くなると、束縛するタイプになりやすいでしょう。
尽くす女性は幸せになれない?
先述したように、尽くす女性には2通りあり、相手を支えるタイプはポジティブで明るいのが特徴です。適度に相手を支え、お互いに幸せといえるでしょう。
一方、束縛するタイプは尽くし方が過剰で、相手の言いなりになっていることも少なくありません。言われたことをなんでもしてあげるため、「都合のいい女」になっている可能性もあります。そのままでは、幸せな状態とは言えないかもしれません。
嫌われやすい「尽くす女性」の特徴4つ
尽くす女性と一口に言っても、尽くす方法はさまざまです。尽くし方を間違えると、相手に嫌われる場合もあります。相手の領域に踏み込み、「いつも一緒にいようとする」、「なんでも言いなりになる」という尽くし方は、うっとうしいと思われても仕方ありません。
予定をすべて把握しようとするなど束縛するようになると、相手が離れてしまう可能性もあるでしょう。ここでは、敬遠されやすい「尽くす女性」の特徴を紹介します。
1.いつも一緒にいようとする
尽くす女性のなかには、自分の予定をすべて相手に合わせて一緒にいようとする人もいます。そうすると、友人に誘われても彼と会うことを優先し、人づきあいが悪くなりがちです。
好きな人とは一緒にいたいという心理は誰にでもありますが、常に一緒にいようとされると負担になってしまいます。やりすぎてしまうと、関係が悪くなる原因になるでしょう。
2.なんでも言いなりになる
なんでも相手の言いなりになるのも、嫌われやすくなる特徴として挙げられます。反対の意見を言うと嫌われると思い、彼の言うことはなんでも受け入れてしまうのです。嫌なことでも断れず、言いなりになることで、相手が喜ぶと考えているようです。
しかし、自分の意見を持たない女性に魅力を感じる人は少ないでしょう。自分の都合よく支配したいと思う男性でもなければ、離れていってしまう可能性があります。
3.自分でできることも世話をしたがる
嫌われやすい「尽くす女性」にありがちなのが、自分でできることまで世話をしたがることです。できないことのサポートは相手を支えて力づけますが、できることまでしてしまう場合は、相手をだめにしてしまうだけです。「余計なことをする」と思われることもあるでしょう。
できることまでしてしまうのは、相手のためではなく、自己満足のためと思われても仕方ありません。実際に、自分ができることを世話されて感謝する人はあまりいないでしょう。
面倒なことはなんでもしてくれる「都合のいい女」とレッテルを貼られるか、うっとうしいと敬遠されるかのどちらかになる可能性が高いです。
4.予定をすべて把握しようとする
尽くし方が過剰になると、相手の予定をすべて把握しようとする場合も。相手の行動を監視する行為で、「自分を裏切るのではないか」「去ってしまうのではないか」という不安が根底にあるのです。相手を信用していないともいえるでしょう。
行動の監視だけでなく、エスカレートしてスマホを見ようとしたり、女友だちの連絡先を消したりするケースもあります。そのような行為は相手の重荷になるだけで、関係が悪くなる可能性が高まります。
愛される「尽くす女性」の特徴4つ
尽くす女性は、嫌われたくないためにしていることが、マイナスの結果になっていることも少なくありません。嫌われないためには、愛される「尽くす女性」を目指しましょう。
尽くすことがだめなのではなく、尽くし方を考えることが重要です。相手ができることには手を貸さないなど、愛される「尽くす女性」の特徴を把握し、実践してみましょう。
1.相手ができることには手を貸さない
愛される「尽くす女性」は、相手ができることには手を出しません。相手のために尽くそうと考えるなら、必要なことだけを助けるべきだとわかっているからです。
できないこと、求めていることを把握し、適切なサポートをするようにしてみましょう。大切なのは、自分の満足で尽くすのではなく、相手にためになっているかを考えて世話をすることです。
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2.自分の意見をしっかり言う
愛される「尽くす女性」は、自分の意見をしっかり持ち、必要なときは意見を言います。自分の意見を言ったから、相手に嫌われるということはありません。意見が違うことは、悪いことではないのです。どちらかが妥協するのか、中間点で合意するのか、2人の解決策を探ることが、今後のより良い関係性を作っていくでしょう。
意見を言わず言いなりになっていると、何をしてもいいと思われる場合もあります。勝手な行動をされ、自分が悩む結果にもなりかねません。自分の考えに自信を持ち、必要なことはしっかり主張できるようにしてみてください。
3.自分の時間を楽しむ
愛される「尽くす女性」は、自分の時間を楽しんでいます。すべての時間を相手に依存するようなことはありません。いつも相手と一緒にいようとせず、相手が一人になる時間を作ることも大切です。お互いの世界を尊重しましょう。
もし今、相手に依存している場合、自分だけで楽しめることはないか、一人になってゆっくり考えてみてください。打ち込める趣味を見つける、友人と出かける機会を増やすなど、彼以外の世界で楽しめることはいくつもあるはずです。
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4.本当に相手のためか考えて行動する
愛される「尽くす女性」は、本当に相手のためか考えて行動します。敬遠されやすい「尽くす女性」も、尽くしていることは相手のためだと信じているかもしれません。しかし、実際には相手に重荷を与えていることも。自己満足で、相手のためにはなっていない場合が少なくないのです。
行動する前に、尽くす行為が本当に相手のためになっているのかを考えてみましょう。尽くすことで相手にはどのようなメリットがあるのか、何を助けているのかを振り返ってみます。冷静になってみると、ただ単に愛してもらいたいための行動であることに気づくかもしれません。
尽くす女性と相性のいい男性
相手の役に立ち、支えることを喜びとする女性はいます。支えるタイプの「尽くす女性」を必要とする男性もいるでしょう。尽くす女性と相性がいいのは、組織のトップに立つなど、仕事に打ち込む男性です。
組織を率いるほどの男性は責任が重く、精神的なプレッシャーも大きいでしょう。外で頑張っている分も、陰からの支えが必要です。内助の功があることで、社会で大きな働きができるでしょう。
愛される存在の「尽くす女性」になろう
尽くす女性には、束縛するタイプと支えるタイプの2通りあります。本当に愛されるのは、相手が求めることだけを尽くす、支えるタイプです。束縛するタイプは相手の重荷になり、嫌われる可能性が高いでしょう。
今の彼に尽くしているという女性は、自分の行動を振り返ってみてください。彼のためではなく自分が愛されるためと感じたら、これからの行動を見直すことも大切です。
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