ブリーチなしのおすすめ明るめカラー
ベージュベースにピンクを仕込んだヘアカラー
フェミニンな着こなしも甘すぎることなく着こなせ、カジュアルなファッションにもお似合い。上品で凛としたこんなショートなら、「髪を切るとボーイッシュになりそう」という心配もばっちり解決できるはず。ドライもスタイリングも手早くでき、かつ360度美人見えするスタイル!
カット
襟足を長めに残したショートボブ。顔まわりは、あごラインに少しかかるくらいの長さに。動きはきちんと出るけれども、軽くなりすぎないレイヤーを入れる。全体の長さやレイヤーを入れる高さは顔型により調節して、ひし形のシルエットを作る。
カラー
9トーンのティアピンクベージュ。ベージュベースにピンクを仕込んだ暖色系のナチュラルカラーは、顔色をトーンアップして見せてくれる効果大。柔らかさと透明感も表現できる。
パーマ
短いスタイルほど、トップのボリュームが大事になってくる。おすすめは、根元をふんわりさせるプリカール(パーマ)をかけておいて、スタイリング時に根元をヘアアイロンで巻く方法。セルフ巻きが得意でない人は、全体に動きをつけるデジタルショートパーマを。
スタイリング
パーマなし&プリカールだけかけている場合は、26mmなど細めのヘアアイロンで根元からミックス巻きにし、ワックスやバームで束感を出す。パーマをかけている場合は、髪を少し濡らしてからパーマ用のムースを揉み込むだけでOK。
オリーブグレージュ
あえて丸みを出さずに縦のラインを強調したストレートボブは、クールな魅力たっぷり。長く残したフロントの髪で、顔の横幅や気になるエラをカバーして小顔に見せてくれます。髪が広がらずタイトなため、頭がコンパクトに見えるのもうれしい。結べる長さを残しているので、サイドに少し後れ毛を残しつつざっくりとひとつ結びにしてもいい感じ。
カット
あごラインのワンレングスボブ。内側にグラデーションを入れて、襟足のおさまりがよくなるように調整。
カラー
明るめのオリーブグレージュ。
スタイリング
ストレートアイロンで表面を軽く整えてから、少量のオイルを全体にもみ込むようにつけて束感を出す。髪が細い人や少ない場合は、オイルではなくシアバターを使うと髪がペタンとなりにくい。
アッシュベージュ
前髪を作らず長くしているため、気になるフェイスラインをカバーしつつクールな印象に。襟足を短く切り込んでいるので後頭部の丸みが際立ち、メリハリのあるシルエットになります。カットで形を作っておくと、スタイリングは手ぐしだけでキマるのがうれしい。忙しい朝でもバッチリ時短に。
カット
フロントはワンレングスにし、鼻ラインあたりに設定。前下がりのラインにして、襟足は短くカット。グラデーションで整える。
カラー
やや明るめのアッシュベージュでカラー。もっと落ち着いた雰囲気にしたい場合は、暗めのトーンでオーダーを。
スタイリング
ドライ後、オイルを手によくなじませて手ぐしを通すように整えるだけ。襟足はボリュームを抑えたいので、押さえるようにつければOK。
色落ち後もキレイなブリーチなしの暗めカラー
アッシュグレージュ
地毛に近い黒髪は5~6トーンのヘアカラーといわれています。ここでご紹介するアッシュグレージュは、その色みよりも少しだけ明るい7トーン。透け感のある暗めカラーなので「重く見えない」と、30代・40代の働くママにも人気を集めています
やわらかな毛流れのミディアムスタイル。髪をきれいに見せるツヤのある暗めカラーのおかげでラフだけど上品に仕上がります。顔周りを中心に軽くレイヤーを入れることで毛先が動きやすくなり、奥行きが生まれます。はらりと頬にかかる長めの前髪も女性らしさを後押し。
毛先をワンカールさせてゆるやかな曲線を仕込むことで、大人の余裕を演出。保湿効果のあるスタイリング剤を使用してツヤをプラスして、やわらかな抜け感をつくりましょう。
●Styling point
32mmのコテで毛先を軽く外巻きにワンカールさせる。「モイ クリーム グローリーゼア」を小豆粒くらいの量をとり、手のひらに伸ばしてから全体にもみ込んでツヤ感をプラス。ハチまわりが広がらないように軽く耳掛けしてすっきりとまとめて。
9レベルのブルーアッシュ
年齢とともにもたつきが気になってくるフェイスラインをうまくカバーしてくれるのが、あごラインのボブ。顔側から後頭部に向けて上がるようにカットしているため(前が下がっている)、スッキリ見せもばっちり。この長さで前髪があると野暮ったく見えてしまうことがあるので、前髪はなしがベター。前髪がないと顔が縦長に見え、丸顔でもキュッと小顔に! 前髪が長いため、顔周りの髪が邪魔に感じる仕事の時などは耳にかけておくとストレスフリー。
カット
あごラインで前下がりにカット。グラデーションカットを施して、自然な丸みが出るようにする。前髪はワンレングスに。
カラー
9レベルのブルーアッシュ。赤みを抑え、暗めのトーンでも透け感が出て知的な印象に。
パーマ
なし。
スタイリング
26mmのカールアイロンで毛先だけ軽く内巻きにする。オイルをワンプッシュして手に広げ、手ぐしを通しながら毛流れを整えて。
ラベンダーベージュ
ボブ〜ミディアムの大人っぽい暗めトーンヘア
ラベンダーベージュでやや暗めのトーンのヘアカラー。紫外線をたくさん浴びる時期は、これくらい暗めのラベンダーカラーがおすすめ!明るい髪色でなくても透明感があるので重く見えず、こなれた印象もバッチリです。髪型は動きが出るレイヤーを入れることで、大人っぽく女性らしい印象に。
ブリーチなしでもハイライトカラーで明るめヘアに
ハイライトカラーで透明感を出す
職場や学校で浮かないハイライトカラーを「apish」トップスタイリスト 樋口いづみさんが教えてくれました!
髪色を明るくしたくても、「職場や子どもの学校で浮いてしまうかも」と頭をよぎることも。また全頭ブリーチは髪のダメージも気になるし、カラーを維持するのも大変そう……。
樋口さんがおすすめしてくれたハイライトカラーは、ベースよりも明るい色味を部分的に入れたスタイルなので明るくても品よく仕上がります。全体的に赤みを消し、グレージュのハイライトカラーをたっぷりと入れて、やわらかな質感を表現。伸びた根元や白髪も目立ちにくいのもポイント!
毛先を散らしたラフな巻き髪スタイルもぴったり。簡単なひとつ結びアレンジもこなれ感をだせる。
●Styling point
[1]32mmのコテで中間からミックス巻きにする。
[2]オイルを2プッシュとり、全体になじませながら手ぐしで巻いた毛束をラフに崩して完成。
黒髪の白髪を自然に目立ちにくくする
カジュアルもきれいめスタイルも相性がよく、簡単に決まる前髪なしのボブスタイル
ベースはあご下のラインでカットしたボブスタイル。毛先を軽く外ハネにすることで立体感が生まれ、華やかさを演出することができます。顔まわりは後ろにふんわりと流すとフェイスラインもきれいに。
トップにボリュームがなくてぺたんとしているのはアンバランス。ヘアアイロンで軽くクセを伸ばしつつ中間部分の毛束は軽く内巻きにし、やわらかな毛流れで後ろ姿もおしゃれに仕上げて。
また、アラフォー世代が気になる白髪を自然に目立ちにくくしてくれるハイライトカラーもポイント。暗めのベースカラーにハイライトを細かく入れることで深みのある色合いになります。
●Styling point
[1]ストレートアイロンで全体のクセを伸ばした後、中間の毛束をランダムに取り、内巻きに。毛先は軽く外ハネにする。
[2]ストレートアイロンで、顔まわりの毛束を縦に挟み、外巻きにして後ろに流す。
[3]バームをパール1粒分をとり、手のひらに伸ばしてから全体にもみ込む。髪の内側からつけるのがベタつかせないポイント。