〝報われる〟の正しい意味や使い方とは? 関連することわざなどもご紹介 | Domani

Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE働く

2021.10.11

〝報われる〟の正しい意味や使い方とは? 関連することわざなどもご紹介

〝報われる〟には、努力したことや苦労したことに対して、それに見合う成果が得られることという意味があります。実は、成功の背景に努力や苦労があってこそ使うことのできる言葉なんです。今回は「報われる」の意味や使い方、関連することわざや四字熟語をご紹介します。

Tags:

【目次】
「報われる」の意味や読み⽅とは?
使い⽅を例⽂でチェック
⾔い換え表現にはどのようなものがある?
英語表現とは?
「報われる」にまつわることわざ・四字熟語
最後に

「報われる」の意味や読み⽅とは?

皆さんはどのような時に「報われる」という言葉を使いますか?耳にしたことがある方は多いと思います。「報われる」というこの言葉、実は意外と難しいのです。まずは、読み方と意味から確認しましょう。

報われる

読み⽅と意味

「報われる」は「むくわれる」と読みます。「努力したことや苦労したことに対して、それに見合う成果が得られること」という意味。「報われる」という言葉が使われるときは、努力や苦労をしてきた過程があることが前提になっています。

ビジネス等で使う時の注意点

「報われる」は、動詞「報いる」に、受身の助動詞「れる」が組み合わさって出来た言葉。しかし、「報われる」と「報いる」は、意味が異なるため、それぞれの意味の違いをきちんと理解しておく必要があります。

「報われる」は、「努力や苦労を積み重ねた結果、良い方向での成果や結果が得られること」というポジティブな意味ですが、「報いる」はネガティブなニュアンスを持っているのです。「報いる」の意味は、「相手から受けたことに対して、それに見合う行為を相手にも行う」という「仕返し」のニュアンスを含んでいます。

続いて、「報われる」と「救われる」の違いについても説明します。「報われる」は、努力や苦労の見返りとして良い成果や結果を得ること。それに対して「救われる」は、努力や苦労と関係なく、不安や抱えている問題が解決されることを指します。

使い⽅を例⽂でチェック

「報われる」は、もともとの動詞である「報いる」とは異なった意味があることが分かりました。続いては、「報われる」の使い方について、例文を用いながら確認しましょう。

報われる

1:「長い間、必死で勉強してきましたが、努力が報われることはありませんでした」

「報われる」を否定形は「報われない」になります。「報われる」は努力や苦労をした過程を乗り越えて得られた成果があるときに使われる言葉ですが、この例文のように、状況が上手くいかなかったときにも使われるのです。

2:「彼は、何度失敗しても報われるまで努力を続けていたからこそ、成功することができました」

「報われる」の使い方として、「報われるまで努力をする」や「気持ちが報われる」などが挙げられます。望む成果や結果が得られるまで努力をするという意味です。

3:「今日提出しなければならない資料を紛失してしまったが、幸いにもコピーを取ってあったため救われた」

この例文は「報われる」と混同されやすい「救われる」を用いた例文です。問題に直面した際に、偶然にも解決することができた場合、「報われる」ではなく「救われる」を使います。

報われる

⾔い換え表現にはどのようなものがある?

「報われる」と似た意味を持つ表現にはどのようなものがあるのでしょうか。「報われる」の言い換え表現を紹介します。

1:花開く

「花開く」とは、努力が報われて成功することを、蕾から花が開く様子になぞらえた言葉。「盛んになる事」や「良い結果が得られる」という意味になります。受験で合格した際に「桜咲く」という表現をすることがありますが、意味は一緒です。

2:実を結ぶ

「実を結ぶ」は「報われる」と同様に、「努力の結果が出て、成功すること」という意味があります。また、「実を結ぶ」は、「報われる」と置き換えることが可能です。例えば、「長年の努力が、ようやく実を結んだ」は、「長年の努力が、ようやく報われた」と言い換えられます。

3:日の目を見る

「日の目を見る」は、「日の目を浴びる」とも言います。

それまで埋もれていたものが世に知られるようになる。また、長い間不遇だった者が世に認められるようになる。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

という意味です。人知れずに続けた努力が、結果として成功した時に使われます。

英語表現とは?

報われる

日本語でもたびたび使われる「報われる」というこの言葉。英会話でも知っていると役立つことがあるかもしれません。ぜひ、この機会に覚えてみてください。

1:reward

「reward」には、「報いる」「報酬を与える」というニュアンスが含まれています。「Hard work is always rewarded」は、日本語でもよく使われる「努力は必ず報われる」という慣用句的表現です。

2:pay off(1)

「pay」には「払う」という意味があります。したがって、「pay off」は「支払いをする」や「清算をする」といった意味合いです。「reward」と同様に、「Hard work is  always…」の直後に「pays off」を付けることができます。直訳は「努力はいつでも支払われる」ですが、意訳すると「努力は必ず報われる」という意味です。

3:pay off(2)

「Hard work is always pay off」は「努力は必ず報われる」という慣用句的な表現ですが、普通の会話文での使い方も紹介します。「She believe that your efforts will pay off」で、「彼女はあなたの努力が報われることを信じています」という意味です。

「報われる」にまつわることわざ・四字熟語

最後に、「報われる」に関することわざや四字熟語を紹介します。努力をし続けることが苦しくなった時に、ぜひ思い出してください。

ことわざ:雨垂れ石を穿つ

「雨垂れ石を穿つ」は「あまだれいしをうがつ」と読みます。意味は下記のとおり。

小さな努力でも根気よく続けてやれば、最後には成功する。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

四字熟語:一労英逸

「一労英逸」の読み方は、「いちろうえいいつ」です。「英逸」という熟語は見慣れないかもしれませんが、意味は「報われる」と似ています。「一労英逸」は「一度苦労をしたあとは、安らかな生活を送ることができること」という意味です。

最後に

今回は、「報われる」という動詞について、具体的に見ていきました。「報われる」という言葉は、成功の背景に努力や苦労があってこそ使うことのできる言葉です。今回紹介したことわざや四字熟語の他にも、似た意味を持つ言葉があるので、記事を読んで興味を持った方は、ぜひ調べてみてください。

こちらの記事もたくさん読まれています
ビジネスで役立つ接続語【ですので】の正しい使い方って?
〝誠に恐縮ですが〟の正しい使い方って?ビジネス等で使う際には注意が必要

Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら

Read Moreおすすめの関連記事