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2021.11.16

【基本編】多肉植物の水やり方法|生育タイプ別の与え方や注意点も

夏型

夏型の多肉植物は、暑さや乾燥に強いのがメリットです。熱帯が原産のものが多く、20~30℃程度の気温でよく成長します。

春から秋にかけては土が乾いたらたっぷりと水やりを行い、9~10月ごろから水の量を減らすのが一般的です。気温が下がる冬の時期は休眠に入るため、水やりの頻度を抑えて断水気味に育てましょう。

品種によっては直射日光に弱いものもあり、夏型だからといって必ずしも暑さに強いわけではありません。35℃を超える猛暑日などは、鉢の置き場所に気を付けましょう。

冬型

冬型の多肉植物は5~20℃程度の温度に適しており、秋の終わりごろから春にかけて成長します。夏場は休眠期になっているため、涼しい場所に置くのがおすすめです。

生育期には、土が乾いたタイミングでしっかりと水やりを行います。厳しい冬場の水やりは、水温が冷たくなりすぎないよう晴れた日に行うのがポイントです。気温が高くなる真夏に休眠期に入りますが、品種によっては断水に適していないものもあります。様子を見ながら水やりを行いましょう。

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多肉植物に水やりをする際の注意点

多肉植物は枯れにくいのが魅力ですが、水の与え方を間違えると傷んでしまうこともあります。水やりの際に気を付けたい注意点をチェックしましょう。

多肉植物 水やり 頻度 注意点

(C) Shutterstock.com

水の与えすぎは根腐れの原因になる

多肉植物に頻繁に水を与えすぎると、根腐れを引き起こすことがあります。多肉植物が根腐れを起こした場合、変色したり葉がぶよぶよになったりするのが特徴です。根の部分が腐ると、植物は水分や栄養分を吸収できなくなってしまいます。そのため、根腐れが進行すると葉や幹までも腐って枯れてしまうのです。

鉢の中が湿り気を帯びていると、根が腐りやすくなるだけでなくカビが発生しやすくなります。多肉植物は乾燥に強い上に休眠期があるため、水やりのしすぎは逆効果です。長く元気に育てるためにも、水やりは頻度に気を付けて行いましょう。

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風通しのよい場所に置く

多肉植物は湿気に弱いため、風通しのよい場所に置くのが適しています。鉢に湿気がこもるのを避けるようにして、根腐れを防止しましょう。

また、暑さに強いといっても夏場の直射日光に当たりすぎると葉が枯れてしまいます。夏場の高温や梅雨の多湿を避けるため、日当たりのよい日陰を選んで育てるのがおすすめです。

湿気の多い時期には、ダニが発生したり葉に虫がついたりすることもあります。普段は屋外で育てている人も、時期によって置き場所を変えるようにしましょう。

トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

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