【目次】
・観葉植物を育てるメリットとは?
・大型観葉植物の選び方
・おしゃれで人気の大型観葉植物
・大型観葉植物を元気に育てるポイント
観葉植物を育てるメリットとは?
部屋のインテリアになる
観葉植物はインテリアのアクセントにおすすめのアイテムです。天然の緑のカラーは目にも優しく、お部屋にリラックス感を演出してくれます。
また、観葉植物にはさまざまな大きさや種類がありますが、床や棚に置いたり、天井から吊るしたり、壁に掛けたりなど楽しみ方も豊富です。
リラックス効果が期待できる
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緑のカラーは、リラックスや癒しにつながるといわれています。部屋に観葉植物がひとつあるだけでも、気持ちが落ち着き、ほっとできる時間が増えるのではないでしょうか。
空気清浄効果
観葉植物には、空気を清浄する効果も期待できるといわれています。植物は光合成により酸素を作り出しているので、部屋の空気を新鮮なものにしてくれるのだとか。
また植物は、根から吸い上げた水分を葉の気孔から水蒸気として放出するのだそう。植物の蒸散による加湿効果は、それほど高くはないそうですが、多少の加湿効果につながるといわれているようです。
風水効果も
観葉植物は置き場所や種類によって、健康運を高めてくれるなどの風水効果も期待されているそう。お部屋を活気づけるためにも、大きな植物を置くという選択は有効かもしれませんね。
大型観葉植物の選び方
置き場所に合うものを選ぶ
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観葉植物は、日当たりを考慮して選ぶことが大切だといわれています。
どのような植物も、日当たりが悪ければ枯れてしまいます。育てる観葉植物に合った日当たり条件を満たすことが重要なのだそう。
もし日当たりが悪い場所に置く場合は、耐陰性が強く、日陰でも育つ観葉植物を選ぶことが推奨されています。
育てやすい観葉植物がおすすめ!
育てやすさも、大型観葉植物を選ぶ上で大切なポイント。
成長が早い観葉植物では、剪定や手入れが多くなることを考慮しなければいけません。初心者の方や、育児や仕事で忙しい方は、手入れの頻度があまり多くない育てやすい品種を選ぶことをおすすめします。
自分に合った花言葉や風水の効果があるものを選ぶ
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葉の形や品種によって風水の意味は異なるといわれています。目的別におすすめの大型観葉植物は以下。
・金運アップ…パキラ、モンステラ、ベンジャミン
・仕事運アップ…ユッカ、シュロチク、ドラセナ
・魔除けや厄除け…サンスベリア、カポック、幸福の木
おしゃれで人気の大型観葉植物
【育てやすい】フィカス・ベンガレンシス
初心者でも育てやすい観葉植物といわれ、大きな丸い葉がかわいいフィカス・ベンガレンシス。
日差しが強い夏以外は、日当たりのよい場所に置くことで元気に育つといわれています。サイズはさまざまですが葉が大きな観葉植物のため、大型のものをリビングや日が入る玄関に置くと、その魅力を最大限に楽しむことができそうです。
【インテリアに人気】フィカス・ウンベラータ
ハート型の葉が特徴的なウンベラータ。幸運を呼び寄せる木ともいわれています。
おしゃれなカフェに置かれていることも多く、インテリアにこだわっている人にはおすすめの観葉植物です。また日陰でもよく育つため、初心者でも安心して育てることができるそうです。
【日陰でも育ちやすい】サンスベリア
サンスベリアはアフリカ原産のもので、暑さや乾燥に強く、光の少ない日陰でもよく育つといわれる観葉植物です。
サイズは卓上のものから、床に置く大型のものまでありますが、大きいサイズの鉢は存在感があるので、玄関やリビングに置くのがおすすめ。育てやすいだけではなく、マイナスイオンを放出する効果も期待できるのだそうです。
【南国のイメージ】モンステラ
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ハート型の葉で深い切れ込みが入っているのが特徴的なモンステラ。
南国でも見られる植物で、ハワイでは「神聖な植物」とされているのだそう。
日当たりの悪い場所でも育てることができ、水やりも土の表面が乾いたら与える程度でよいため手入れがしやすく、初心者にもおすすめな観葉植物です。
【マネーツリーとも呼ばれる】パキラ
「発財樹」や「マネーツリー」とも呼ばれ、金運アップにもおすすめされているパキラ。
大きさは卓上サイズから床置きの大きいサイズまでありますが、原産地では20m近くまで育つ植物なのだとか。耐陰性がありますが、できるだけ日に当ててあげると、丈夫な株に育ちます。
【屋外におすすめ】オリーブ
地中海が原産で、平和の象徴として古くから愛されているオリーブ。
おしゃれなカフェやヘアサロンの店先で見かけることも多い観葉植物です。オリーブは、日光と風通しがよい場所を好むとされているため、屋外で育てるのに向いているといわれています。
大型観葉植物を元気に育てるポイント
風通しをよくする
観葉植物にとって「風通し」は重要なポイント。
植物は光合成を行い、二酸化炭素を吸って酸素を排出します。光合成に必要な二酸化炭素を与えるためにも、風通しをよくする必要があります。
また、風通しが悪いと湿った土がなかなか乾かず、根腐れを起こしてしまうことにもつながります。特に夏場は気温と湿度が高くなるため、毎日20分程窓を開けて換気をすることが理想とされています。
また観葉植物にとって、エアコンやヒーターの風が直接当たることはストレスになるため、できる限り避けるようにしましょう。
適切な水やり
「水やり」も観葉植物を育てる上で重要なポイントになります。
水やりの基本は「土が乾いたら水やり」をするというものですが、品種によって必要な水の量は変わるので、適切な量と頻度で与えるようにしましょう。
また、同じ品種の観葉植物を同じ場所に置いたとしても、鉢の大きさによって土の乾き方が変わります。鉢が大きいと土の量も増えるため、乾きはゆっくりになるといわれています。
他にも、葉の様子を見て水やりのタイミングを計ることもできます。
葉はピンとして45度くらいの角度がついていることが理想とされますが、水が不足していると重力に負けて下を向くようになるのだそう。「葉に元気がない」と感じたときが水やりのタイミングです。