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2021.11.20

【果報は寝て待て】ってどういう意味!意味や読み方、類語・対義語などを解説



「果報は寝て待て」とは、焦らずに幸運が訪れるのを待ちなさいということわざです。実は、ただ寝ているだけで幸運がきてくれるという意味ではありません。努力をした上で、好結果を待つことを促しています。この記事では「果報は寝て待て」の由来、使い方について解説します。

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「果報は寝て待て」とは、焦らず幸運を待つことを促すことわざ

【果報は寝て待て:かほうはねてまて】
幸福の訪れは人間の力ではどうすることもできないから、焦らずに時機を待て。

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

果報は寝て待て

「果報は寝て待て」とは、「幸福の訪れは自分の力ではどうにもならないため、待ちなさい」という意味のことわざです。読み方は比較的簡単で、「かほうはねてまて」です。

努力をして何かに挑戦し、その結果をドキドキしながら待つ人に対して「これまで十分頑張ってきたんだから、あとはもう何もせず、幸運を待っているだけでいいんだよ」というねぎらいを込めたメッセージとして伝えるようなときに使います。

「果報」は仏教の「因果応報」が由来

「果報は寝て待て」の「果報」はもともとは仏教用語で、「前世でおこなったことに対しての現世での報い」を意味する言葉です。「果」は善いことをしたら良い結果となること、つまり因果が正しく廻ってくること、そして「報」は良くない結果、すなわち因果が正しく廻っていないことをあらわします。

このように、従来は「良い結果も悪い結果も、前世での行いがこの世に返ってくる」という意味で使用されていました。いつしか悪い結果の意味はなくなり、現在では良い結果のみを表現するようになっています。

ただ寝て待っていれば良いのではない

「寝て待て」という表現から、「果報は寝て待て」は、ただごろんと寝ているだけで何もせずにいれば幸せになれるという言葉だと誤解している人もいるはずです。しかし「果報は寝て待て」ということわざは、決して何も努力しなくていいわけではありません。

良い結果を出すためにしっかり努力したのだから、あとはもうくよくよ不安を抱えずに幸運を祈りましょう、とねぎらいのニュアンスを込めるのが正しい使い方です。

「果報は寝て待て」の使い方と例文

「果報は寝て待て」は、成功すればその人が幸せになれるような事柄の結果を待つ場面で使われることが多いです。主な使い方としては下記のとおりです。

果報は寝て待て

1.試験の結果待ちの人に使う
2.仕事の成果があらわれるのを待つ人に使う
3.プロポーズや愛の告白の結果待ちの人に使う

「果報は寝て待て」の使い方を覚えれば、良い結果を待つ人にさり気なく言葉をかけられるようになるでしょう。ここからは、それぞれの使い方についてご紹介します。

1.試験の結果待ちの人に使う

「果報は寝て待て」は、長い受験勉強の末に臨んだ入学試験や資格試験の結果を待つ人への励ましの言葉として使うことができます。試験の結果を待つ人は、勉強にあててきた歳月の重みを背負いながら、合格への期待と不安を抱えています。

「果報は寝て待てというじゃないか、合格発表まではのんびりしよう」と声をかけることで、少しでもプレッシャーから解放してあげましょう。

2.仕事の成果があらわれるのを待つ人に使う

ビジネスにおいて、取引に関する先方からの返事や、プレゼンテーションの結果を待っている時などは、結果が気になってそわそわしてしまいますよね。

そんな状態にある会社の同僚や後輩に対して「最善を尽くしたのだから、後はもう果報は寝て待てだよ」と、ねぎらいの気持ちをこめつつ、リラックスしてもらうために使いましょう。

3.プロポーズや愛の告白の結果待ちの人に使う

「果報は寝て待て」は、プロポーズや告白の結果を待っている人にかける言葉としても使えます。勉強や仕事などは、ある程度努力の見返りが期待できるものですが、恋愛は相手の気持ち次第で答えが変わってきます。

「気持ちはきちんと伝えることができたのだから、ここは果報は寝て待てのスタンスで待とう」と、何も手につかなくなっている相手を落ち着かせてあげられると良いですね。

「果報は寝て待て」の類語・対義語

果報は寝て待てには、次のような類語や対義語があります。

果報は寝て待て

1.類語:結果は天に任せる「人事を尽くして天命を待つ」
2.対義語:苦労せず偶然幸運を手に入れる「棚からぼたもち」

いずれも良い結果を待つ状況をあらわす言葉です。結果までのアプローチの違いを理解して使いわけると良いでしょう。ここからは、果報は寝て待ての類語と対義語について解説していきます。

【類語】は結果は天に任せる「人事を尽くして天命を待つ」

「果報は寝て待て」の類語としては、「人事を尽くして天命を待つ」があります。人事は「人にできること」、天命は「生まれつき定められている運命」という意味をもち、自分が全力でおこなったことの結果を天に委ねることをあらわします。

「果報は寝て待て」と似たような状況で使う言葉ですが、前者が「結果はのんびり待とう」というニュアンスであるのに対し、「人事を尽くして天命を待つ」の場合は「全力でやったから悔いはない」という自分を鼓舞する気持ちを含んでいる点が、やや異なるといえます。

「自分がやれるだけのことはやった。試験の結果については、人事を尽くして天命を待つほかない」というように使います。

【対義語】は苦労せず偶然幸運を手に入れる「棚からぼたもち」

「棚からぼたもち」は、「果報は寝て待て」の対義語にあたる言葉です。棚からぼたもちが落ちて、下で寝ている人の口に入ったことから、予想もしなかった幸運が偶然訪れることを表します。「たなぼた」などと略され、広く親しまれていることわざの一つといえるでしょう。努力とは無縁の状況で幸運を手に入れるという意味で、「果報は寝て待て」とは対照的です。

「自分は関与しなかった案件なのに、なぜか表彰されてしまった。まさに棚からぼたもちだ」というように、想像もしなかった幸運に恵まれたときに使うことわざです。

わかったつもりの「果報は寝て待て」の意味を確認しよう

果報は寝て待て
果報は寝て待ては、焦らずに幸運を待とうという意味ですが、努力も何もしてないのに結果だけを望む、楽観的なことわざではありません。これまで一生懸命に頑張ってきて、その結果を不安を抱えながら待つ人に対して、ねぎらいを込めて伝える言葉です。

わかったつもりでいたものの、実際には微妙に意味を間違えて覚えていたという人もいるはずです。果報は寝て待ての意味を正しく確認し、良い結果を待つ相手に対して使ってみてください。

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写真・イラスト/(C) shutterstock.com

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