濃い黒眉も今どきの薄眉に!
眉毛が濃くて透け感ある印象にメイクできない、という人は、スティックコンシーラーを使って眉の色を消すのが正解。眉マスカラだけで無理に色を薄くしようとすると、かえって不自然に見えてしまう恐れがあるので、マスカラ前にコンシーラーで眉毛の存在感を極力消しておきましょう。
\How to/
スティックコンシーラーを眉尻から眉頭に向かい、毛流れに逆らうように塗布します。
このままではコンシーラーがムラづきしている状態なので、スクリューブラシを使って毛流れを整えながら余分なコンシーラーをオフ。このひと手間でダマっぽさを回避し、マスカラの色もきれいに出せるようになります。
眉マスカラは垢抜け眉を叶えつつも、落ち着いた雰囲気が出せるグレージュをセレクト。ティッシュオフ後、密度の高い中央部分から毛流れに沿って塗布し、そこから眉尻へ。最後、眉頭を色づけます。毛が足りないと感じる部分があれば、グレージュ系アイブロウペンシル、またはリキッドで、毛を描き足しましょう。
きちんと感と抜け感のバランスが取れた薄眉の完成!
美人度をアップさせる眉の描き方
「20代の頃から眉はパウダーのせるだけ」「ふんわりラフな眉がトレンドだから」などの理由で眉メイクをパウダーだけで済ませていませんか? たしかにパウダーは眉全体に色がのってナチュラルに仕上がりますが、40代はそれだけでは不十分。なぜなら40代は、顔の印象を左右する重要なパーツである眉でキリッと感を出したいからです。
メイクをきちんとしていても眉が疎かだと、野暮ったく見えたり、ぼんやり見えたり…。これは40代によくあること。逆をいえば、アイメイクが軽めでもキリッとした眉なら凛とした表情になれます。
アラフォーを引き立てる眉とは?
キリッとした眉といっても「太く濃く色をのせただけの眉」や「眉山の角度をくっきり出す」と古臭い印象になってしまうので要注意。今っぽさを押さえながらキリッとさせるためには、
1.陰影をつけて肌との一体感を出す
2.眉尻はキュッと細めにする
3.眉頭は毛の立体感をしっかり出す
が肝心で、そのためにはアイブロウパウダー、アイブロウペンシル、アイブロウマスカラの3つが必須。各アイテムの使い方をさらに詳しく解説します。
\How to/
アイブロウパウダーで陰影をつけると、眉毛と肌のコントラストが抑えられるので、眉だけ浮いて見えることを防げます。これは眉毛の量が少ない人だけでなく、しっかりある人も同じです。
眉毛よりワントーン明るい色で調整したパウダーをブラシにとり、眉頭1cm程度を空けたところから眉尻まで全体的にのせます。次にパウダーを少し足し、今度は眉頭から眉尻まで全体にのせて。眉頭を少し薄くすることで自然なグラデーションになります。
きちんと感のためには眉尻をキュッと細くすることが大切。アイブロウペンシルを使うと細部までキレイに整えやすく、大人っぽくキリリとして見えます。眉毛の隙間を埋めたり、太さを調整しながら全体を整えたら、最後に眉尻をシャープにつくります。
アイブロウマスカラというと「眉をカラーリングしてふんわり見せるもの」のイメージが強く、眉が濃い人向けと思われがちですが、眉毛が薄い人や少ない人こそ使って欲しいアイテムです。
マスカラを塗ることで眉毛一本一本が太く濃くなり、しっかり立ち上がるのでふさふさ感を出せます。ポイントは色選び。薄い人や少ない人はグレーが最適です(眉が濃い人はブラウンでカラーリングして柔らかく見せます)。さらに、塗り方でも立体感をつくるポイントがあり、眉頭の毛を上に立ち上げながら塗ることが大切です。
その後、眉の中間〜眉尻までは毛流れに沿って整える程度でOK。塗る前にブラシをティッシュオフし、余分なマスカラ液を落としてから塗ると肌にベタッとつくのを防げます。
眉のお手入れが苦手ならアートメイクも視野に
眉を整えたり描いたりするのがどうしても苦手な人は、眉アートメイクにトライしてみるのもおすすめです。実際に眉アートメイクを取り入れている、Domani Labメンバーの飯島美穂さんにレポートしてもらいました。
「年齢を重ねるにつれて眉が薄いことが気になり、アートメイクに興味を持っていました。施術してもらったのは、アートメイクサロン『アスー銀座』。友人がこちらで施術して仕上がりがきれいだったのと、定期的にお直しをしなければならないのでコスパも重視して決めました」(飯島さん)
こちらが仕上がり!
「一般的にアートメイクは痛いと聞いていたので覚悟していましたが、私は全然痛くなかったです。メイク時間が短縮されたことで朝の準備がとても楽になりました。ゴルフで汗をかいても眉が消えないし、なによりすっぴんに自信が持てるようになったのがうれしい! 眉が薄いという悩みも解消され、本当におすすめです」(飯島さん)
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