どんなことでもやってみなければわからず、できそうにないこともやり通すことで成し遂げられるという意味が込められています。何事もやる気が大切であることを教えてくれる歌です。
Summary
- 「為せば成る」は、どんなことでも強い意志をもって頑張れば成し遂げられるという意味
- 「為せば成る」はやる気を出すための教訓や、座右の銘としても使える言葉
- 似た言葉には「一念岩をも通す」「蟻の思いも天に届く」「一意専心」などがある
Contents
「為せば成る」とは頑張ればできるという意味
「為せば成る」の読み方は「なせばなる」。どんなことでも強い意志をもって頑張れば成し遂げられるという意味です。教訓や座右の銘に使われることが多く、言葉だけは知っているという人も多いでしょう。

「為せば成る」の由来は上杉鷹山が詠んだ歌
「為せば成る」は、江戸時代後期の米沢藩主である上杉鷹山が詠んだ次の歌が由来とされています。
「為せば成る」の全文
「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」
現代語訳は「やればできる。やらなければ何事も実現しない。物事が達成できないのは、その人が(できるかどうか以前に)やろうとしないからである。」です。

武田信玄の歌が由来とする説も
上杉鷹山が詠んだ歌は、もともと武田信玄が詠んだ歌を参考にしたものとされています。武田信玄の歌を見てみましょう。
武田信玄が詠んだ歌
「為せばなる 為さねば成らぬ 成らぬ業を 成らぬと捨てつる 人の儚さ」
現代語訳は「やればできる。やらなければ何事も完成しない。できないと決めて途中で投げ出してしまう、その人間の意志の弱さ(心の脆さ)こそが、なんと虚しく、情けないことか。」です。

強い意志で行えば必ず実現するのに、できないと諦めてしまうのは愚かなことだという内容です。上杉鷹山の歌と同じような意味ですが、上杉鷹山の方がより相手に働きかける強さを感じさせますね。


