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2022.01.26

【英気を養う】ってどういう意味?「鋭気」とはどう違う?

「英気を養う」とは気力や体力を蓄えコンディションを整えることを意味する言葉です。忘年会の挨拶などでよく使われるため、聞き覚えのある人も多いでしょう。「鋭気」と間違えやすいですが、厳密には英気の方を使います。このコラムでは「英気を養う」の意味や使い方について解説します。

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「英気を養う」とは気力や体力を蓄えること

「英気を養う」とはいきいきと働こうとする気力や元気、体力を蓄えることをあらわす表現です。仕事などで力を発揮できるように、リフレッシュしたり休養をとったりして体力や気力のコンディションを整えるということです。

英気を養う

会社の忘年会の挨拶などで、「今日は存分に楽しんで、英気を養おう!」などと使うことがあるため、聞き覚えのある人も多いでしょう。しかし、いざ漢字で書こうと思うと、意外と書けない言葉の一つといえるかもしれません。

「英気」とは元気に活動しようとする気力のこと

【英気:えいき】1いきいきと働こうとする気力。元気。「英気を養う」2すぐれた気性、才気。

「英気を養う」の「英気」には、すぐれた気力、才気という意味もありますが、ここでの意味は「いきいきと働こうとする気力、元気」の方です。そして「養う」の意味は、ここでは蓄える、次第につくりあげるなどです。

そのため「英気を養う」は、元気に働くための気力や体力を蓄えたりコンディションを整えるといった意味の表現となります。

「鋭気」を使うときは「鋭気を挫く(えいきをくじく)」が正解

「英気を養う」という言葉をインターネットで検索すると、

はずです。そのため、どちらが正しいのかわからなくなる人もいるかもしれませんが、養う対象は「英気」の方です。

鋭気」は鋭い気性、気勢という意味であり、これは目標に対する強い意気込み、モチベーションと言い換えることができるでしょう。

「鋭気」は気力のことであるため、「鋭気を養う」という表現が日本語として成り立たないというわけではありません。実際に小説などでは、慣用句としてこちらの表現を用いることもあります。しかし、厳密には「英気を養う」と書くのが正しいことを覚えておきましょう。

「鋭気」の方は「やる気を削ぐ、気力を失わせる」という意味で、「鋭気を挫く」と使うのが正解です。

【鋭気:えいき】鋭い気性、気勢。「鋭気を挫く」

【例文付き】「英気を養う」の使い方

英気を養う」とはいきいきと働けるように気力や体力を蓄えるという意味です。よく使われるのが、会社の飲み会などにおける「今日は英気を養おう!」という乾杯の挨拶でしょう。

自分に対しては休養を取る理由づけとして、他人に対しては休養やリフレッシュを勧める際に使うことが多い言葉です。日常生活においてはどのように使うのか、具体的な例文をご紹介しますので参考にしてみてください。

英気を養う

【例文】
・今週は我ながらよく頑張った。来週もハードになりそうだから、今週末は家でのんびり過ごして【英気を養う】ことにしよう
・私の場合、好きな音楽を聞くことがもっとも【英気を養える】方法だ
・連休は仕事のことは忘れて、十分に【英気を養って】くださいね

「英気を養う」の類語・対義語

「英気を養う」という言葉には、いくつかの類語や対義語があります。英気を養うことを言い換えられる表現として、類語の「リフレッシュする」「休養する」などがあります。日常会話として使う場合、これらの方が馴染むかもしれません。

英気を養う

反対の意味である対義語は「やる気を削ぐ」「精気を奪う」などです。ここからは類語と対義語について、意味や使い方などを解説していきます。

類語は「リフレッシュする」「休養する」など

リフレッシュする」とは元気を回復させること、いきいきとよみがえらせるという意味で使う言葉です。会社によっては従業員の心身の疲労回復を目的とした休暇である「リフレッシュ休暇」を設定しているところもあるでしょう。

「週末は海にドライブに行ってたくさんリフレッシュした!」というように使います。

「休養する」には、仕事などを休んで気力や体力を養うという意味があります。「英気を養う」ために、必ず仕事を休むというわけではないため、若干のニュアンスの違いはありますが、言い換え表現として使うことができるでしょう。

対義語は「やる気を削ぐ」「精気を奪う」など

「やる気を削ぐ」は、気力やモチベーションを失わせることを意味する言葉です。気力や体力を蓄えるという意味の「英気を養う」とは反対の意味であることがわかります。「上司のダメ出しが続いてやる気が削がれた」などと使います。

「精気を奪う」とは、気力や元気を奪うということです。「精気」とは人の生命を活動させるエネルギーのこと。「精気を奪われたようなうつろな目をしていた」というように使います。

「英気を養う」方法おすすめ4選

ここからは「英気を養う」ためのおすすめの方法4選をご紹介します。いずれも気力や体力を蓄え、あるいは回復させ、また元気に活動できるようになる方法です。下記の方法を組み合わせることで、効果が倍増するかもしれません。

自分にもっとも効き目のある方法を知っていると、心身ともに疲れてしまっても早く回復できるでしょう。

英気を養う

1.美味しいものを食べる
2.しっかり睡眠をとる
3.旅に出る
4.何もしない日をつくる

1.美味しいものを食べる

美味しいもの、自分の好きなものを食べるとストレス解消につながり、幸福感を感じられて元気になります。また、栄養たっぷりの食事を摂ることで体力を回復させられるため、心身ともにリフレッシュできるでしょう。

仕事の合間のランチに好きなものを食べたり、おやつ休憩にちょっと贅沢なスイーツを食べたりするだけでも、「英気を養う」ことができるはずです。

2.しっかり睡眠をとる

十分な睡眠の確保は、健康に生活するための基本中の基本です。たっぷり眠ることは、心身の疲労回復に効果があります。

質の良い睡眠をとるために自分に合った高さや材質の枕を選んだり、布団やマットにこだわったりすることもおすすめです。寝るときにリラックスできるアロマを炊いたり、心地よい音楽をかけたりするのも良いですね。

3.旅に出る

日常を離れて旅に出るのも、リフレッシュして「英気を養う」のに効果的です。旅先で美しい自然や風景を眺めたり、その土地ならではの美味しい料理を食べたりと、五感を満足させることで疲れた心と身体を癒やすことが可能です

忙しくて旅に出る時間も余裕もない!という人にこそ、「英気を養う」方法として旅に出ることをおすすめします。

4.何もしない日をつくる

「英気を養う」ために、何もしない日をつくることも重要です。元気なときの休みの日にあれこれ予定を詰め込むのは良いのですが、疲れを自覚しているときには逆効果になる可能性があります。

あえて何もしない、何も考えない日を確保することで、身体と脳を休めましょう。たまにはひたすらボーッと過ごす日があっても良いはずです。

疲れやストレスを感じたら英気を養おう

英気を養う」とは、気力や体力を蓄えてコンディションを整えることを指す言葉です。「英気」はいきいきと働こうとする気力や体力を意味します。

「鋭気」と間違えやすいですが、意気込みやモチベーションという意味の「鋭気」は、養うではなく挫くと組み合わせて「鋭気を挫く」とするのが正しい使い方です。

英気を養う

疲れやストレスが溜まってきたと感じたら、しっかりとリフレッシュして英気を養いましょう。仕事でも勉強でもスポーツでも、常に全力で取り組み続けることはできません。適切なタイミングで十分に休養をとることで、再び頑張る活力がうまれるはずです。

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写真・イラスト/(C) shutterstock.com

(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

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