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2022.06.04

「同じ穴のムジナ」の意味とは?〝ムジナ〟ってどんな動物?言葉の由来と正しい使い方

「同じ穴のムジナ」という言葉の、正しい使い方をご存じでしょうか?ムジナとは、アナグマやタヌキなどの動物を表す呼び名のこと。「同じ穴のムジナ」の由来や、実際に使うときに注意したいポイントについて詳しく解説します。

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「同じ穴のムジナ」の意味とは?

「同じ穴のムジナ」とは、悪事をもくろむ者に対して使われることわざです。言葉の由来や、「ムジナ」の意味についても解説します。

同じ穴のムジナとは意味使い方例文ことわざ類語言い換え

違うように見えても同類であることのたとえ

「同じ穴のムジナ」とは、「一見しただけでは違うように見えても、実は同じである」ことを表す言葉です。主に人に対して利用されることわざで、二つのものが同類であること、仲間であることを指しています。

ムジナは漢字で「狢」と書き、古くからアナグマやタヌキなどの呼び名として使われていました。そのため、ほぼ同じ意味の言葉として「同じ穴のタヌキ」「同じ穴の狐」などのバリエーションも存在するのです。

タヌキや狐は、人を化かす動物として知られていることから、動物たちが悪事をたくらんでいる様子を表すという説もあります。基本的には、悪事をもくろむ者に対して使われることに注意が必要です。

ムジナと呼ばれた動物たちが由来

ムジナとはアナグマの別名ですが、タヌキなどの動物を指す呼び名でもあります。アナグマには名前の通り穴を掘って暮らす習性があり、「同じ穴のムジナ」はその生態にちなんで生まれた言葉です。

アナグマが堀った穴に、別のアナグマやタヌキなどの動物が住み着くことがあります。異なる種類の動物が同じ場所にいることから、「違うように見えても仲間である」ことを表しているのです。

「同じ穴のムジナ」は、「一つ穴のムジナ」とも表現されます。同じ穴に暮らす動物たちが、集まって悪さをしていると考えられたのかもしれません。

「同じ穴のムジナ」の使い方

「同じ穴のムジナ」は、ネガティブな意味で使われる場合がほとんど。聞く人に誤解を与えないよう、正しい使い方を理解しましょう。

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基本的に悪い意味で使われる

「同じ穴のムジナ」は、主に人に対して使用されますが、あくまでも悪事をする者を指していることに注意が必要です。ポジティブな意味合いを持った言葉とはいえないため、使い方を間違えると失礼だと思われる可能性があります。

基本的にはネガティブな意味を表すことわざなので、それほど親しくない人の前では使わない方がよいでしょう。ジョークのつもりでも、相手によっては悪口だと捉えられるかもしれません。

「同じ穴のムジナ」は「違うように見える人同士でも、実は同じである」様子を表しますが、単純に似ているという意味で使う言葉としては不適切です。共通点があることを示したいのであれば、別の表現を使うようにしましょう。

すぐに使える例文を紹介

「同じ穴のムジナ」は、前向きな意味では使われにくい言葉です。誤った使い方をして相手に嫌な思いをさせないためにも、どのような場面で使うかを正しく把握しておきましょう。

●あの人も悪口を言っていたなんて、結局「同じ穴のムジナ」だ
●このまま見て見ぬふりをしていたら、あの人と「同じ穴のムジナ」になってしまう

このように、考え方や行動を非難したり、たしなめたりするときに適した表現といえます。

悪事をする人に対して用いられる言葉なので、使われる場面は比較的限られています。うっかり口にするのは避けておく方が無難です。

「同じ穴のムジナ」の類義語

「同じ穴のムジナ」と似通ったニュアンスを持つ表現は数多く存在します。言い換えにも使える類義語を見ていきましょう。

同じ穴のムジナとは意味使い方例文ことわざ類語言い換え

五十歩百歩

「五十歩百歩」とは、「多少は違いがあっても、ほとんど同じものであること」を表しています。戦いの最中に敵から五十歩逃げた兵士が、百歩逃げた兵士を臆病だとバカにしたエピソードが由来です。

どちらも相手から逃げたことには変わりがないため、はたから見れば大差ないことを指しており、「同じようなものである」という点で「同じ穴のムジナ」と共通した意味を持っています。「五十歩百歩」もあまりよい意味では使われないため、使う場面も似ているといえるでしょう。

●彼のことを笑っているけど、君も「五十歩百歩」だよ
●どちらのアイデアも「五十歩百歩」だ

このように、どちらも大したことはないというニュアンスを含んでいることに注意が必要です

どんぐりの背比べ

「どんぐりの背比べ」は、「集団の中で飛び抜けて優れたものがない状態」を表す言葉です。違うもの同士が同類であるという点で、「同じ穴のムジナ」と似た意味を持つ表現といえます。

「どれも大差がなく似通っている」という意味なので、こちらも褒め言葉としては使われません。「似たり寄ったり」に近い意味合いであることを押さえておきましょう。

●テストの成績を競っていたが、結果は「どんぐりの背比べ」だった
●少し背が伸びたが、友達と並んでも「どんぐりの背比べ」だ

「どんぐりの背比べ」は、二つのものだけでなく、複数のものを表しているのが特徴です。

目くそ鼻くそを笑う

「目くそ鼻くそを笑う」とは、「自分にも欠点があるにもかかわらず、相手を悪く言うこと」を表しています。目くそも鼻くそも同じく体から出るもので、周りから見れば相手を笑えるほどの違いはないのです。

人をバカにしている側も大差ないことを意味する言葉であり、「同じ穴のムジナ」と同様「似たようなものである」状態を指しています。基本的には、相手を下げる表現であるため、使う場面には気を付けましょう。

●2人が喧嘩しているが、「目くそ鼻くそを笑う」だ
●あの人をバカにするのは、「目くそ鼻くそを笑う」ようなものだ

相手をたしなめたり、間違いを指摘したりするのに適した表現です。

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