【目次】
一粒万倍日以外の吉日とは?
日本の暦には、一粒万倍日以外にも、開運へと導く吉日がいくつもあります。それぞれの特徴を把握し、日々の生活に役立てましょう!
天赦日(てんしゃにち)
天赦日は、天がすべての罪を許すという最上の吉日です。「てんしゃにち」とも呼ばれ、何を行うのも吉。この日に始めたことはすべて成功するとされています。結婚や入籍、引越しはもちろん、新しいことを始めたり、金運にまつわることをするのもいいでしょう。
天赦日は年に4日ありますが、一粒万倍日や大安と重なることも。その場合は最強開運日として、SNSなどで注目されることが多いでしょう。
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天恩日(てんおんにち)
天恩日とは「天の恩恵により万民が福を受ける日」のこと。この日も最上吉日にあたります。天恩日は5日連続で続くのが特徴で、他の吉日とも重なりやすいんですよ。結婚など、さまざまな行事の日取りに合わせる人も多いでしょう。
母倉日(ぼそうにち)
母倉日とは、「母親が我が子を慈しみ育てるのと同じように、天が人間を慈しむ日」のこと。何をするにもよいという吉日ですが、特に婚姻は大吉。結婚式や入籍はもちろん、結納や婚約などにも適しているそうです。また、その慈しみにより、仏滅や赤口の凶を打ち消すとする説もあるようです。
大明日(だいみょうにち)
大明日とは、「天地が開けて、太陽の光が隅々まで照らされる」という意味を持つ吉日のこと。太陽の光で先々まで照らされることから、移動を伴うことに適する日とされています。引越しや移転、旅行などは、この日を選ぶのもいいですね。
寅の日(とらのひ)
十二支の寅にあたる「寅の日」は、12日ごとに巡ってくる金運アップが期待できる吉日です。かつての中国では、虎を「金運を高める象徴」「邪気などを追い払う神聖な動物」と考えていました。このことから、寅の日は「お金を呼び戻す縁起のよい日」といわれているようです。財布の購入や使い始め、宝くじの購入によいとされています。
巳の日(みのひ)
「巳の日」は、60日に1回巡ってくる吉日です。「巳の日」の「巳」は、ヘビのこと。ヘビは、七福神の一人で、芸術や財運をつかさどる弁財天の遣いとされているため、「巳の日」は金運をはじめとするさまざまな運気が上昇するとされているのです。
中でも、己(つちのと)の日と重なる日である「己巳(つちのとみ)の日」は、さらに強い金運アップが期待できるそうですよ。
最後に
「大安吉日」についての情報をまとめました。六曜の中でもっとも縁起がよいとされる「大安」は、ビジネスシーンでも好まれる日です。大安がいつかを調べたい場合は、六曜を記載ているカレンダーをチェックするといいですね。また、結婚や引越しなどは「大安吉日」を選ぶ人が多いので、予定がある場合は早めに予約を。
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