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LIFESTYLE 四字熟語

2023.09.04

【罵詈雑言】とは悪口を並べてののしること|類義語、対義語の細かな違いをきちんと理解しよう

 

誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)

3つ目の類義語は、根拠のない悪口を言いふらすという意味の「誹謗中傷」です。読み方は「ひぼうちゅうしょう」。辞書では以下のように解説されています。

【誹謗中傷】
根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つけること。

「誹謗中傷」は、相手にひどいことを言う「誹謗」と根拠のないことを相手に言って、名誉を傷つける「中傷」が組み合わさってできた言葉です。「罵詈雑言」と比べると、直接相手に悪口をぶつけるのではなく、様々な人に悪い噂を広めて傷つけるという意味合いが強いです。

例文

・ネットでの誹謗中傷は見ていて悲しくなる。
・政府への誹謗中傷は、ひどくなっていく一方だ。

 

「罵詈雑言」の対義語2つ

「罵詈雑言」には、対義語も存在します。以下では代表的な対義語をご紹介します。

対義語を知っていることで、ポジティブなことを言いたい場面でも瞬時に表現できるようになります。「罵詈雑言」と反対の意味を知りたい方や、相手を褒めたいと思っている方は、以下を参考にしてみてください。それぞれ詳しく解説します。

「罵詈雑言」の対義語
  1. 称賛(しょうさん)
  2. 賛美(さんび)

賞賛

称賛(しょうさん)

1つ目の対義語は、褒め称える意味がある「称賛」です。読み方は「しょうさん」。辞書でも同様の意味で解説されています。

【称賛】
褒めたたえること。

「称賛」の「称」は、はかりや持ち上げるといった意味があります。「賛」は、たたえる、つげるという意味で、そのふたつを合わせて「称賛」ができました。主に言葉で褒めるときに使われることが多いです。

例文

・彼女はプロジェクトを円滑に進めたことで、上司から称賛された。

 

賛美(さんび)

2つ目の対義語は、褒める意味の「賛美」です。読み方は「さんび」といいます。辞書には下記の通り解説されています。

【賛美】
ほめたたえること。

(引用すべて小学館『デジタル大辞泉』より)

キリスト教の歌である賛美歌に用いられるように、神聖なものや格式高いものに使われる表現です。

例文

・雄大な大自然に賛美の声が上がった。

 

まとめ

「罵詈雑言」は、相手に口汚く悪口を並べることを言います。由来は『史記』の魏豹伝からのやり取りとされています。「罵詈雑言」を使う場面は、意味合いに合っていれば問われません。しかし「罵詈雑言」が飛び交うシチュエーションは好まれませんので、悪口を言い合うよりもアドバイスを言ってあげることに徹した方がいいでしょう。

イラスト/(C) Shutterstock.com

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