低温パーマで潤いニュアンスをプラスしたこなれセミディ
低温パーマなら柔らかい質感を残したまま、ゆるっとしたニュアンスが楽しめます。ダメージが抑えられるパーマなので、髪が乾燥しやすい人や傷みやすい人にもおすすめ。髪を大きくねじりながら乾かし、スタイリング剤をなじませるだけでできるラフな毛流れは、カジュアルな抜け感があって今どきな雰囲気。薄い前髪やサイドバング(前髪からサイドにつながる部分)で甘さを加え、優しげな表情に。
カット
全体は鎖骨下3cmの長さにカット。耳より前の毛束にのみ、低めの位置にレイヤーを入れる。前髪は薄めに取り、目のラインに合わせてカット。黒目の外側からこめかみくらいまではゆるくラウンドするようにカットして、サイドにつなげる。
パーマ
髪に優しい低温パーマを使い、顔周りからバックにかけてリバース(後ろ向き)に巻く。
似合う顔型や髪質
2段パーマのメリハリくびれミディアム
小顔効果をもたらすくびれフォルムなら、どうしてもハネやすいミディアムでもそのクセを生かした洒落たシルエットに。パーマでベースができているため、ほんの少し巻き足すだけで、崩れにくく形もキレイなくびれスタイルができあがります。
カット
ボブより長めでミディアムより短めの、肩あたりでカット。前髪から顔周りはややラウンド気味にし、表面のみ低めのレイヤーを入れる。
パーマ
表面と内側を分け、表面は内巻き、内側は外ハネのワンカールパーマをゆるくかけておく。
似合う顔型や髪質
伸ばしかけの人におすすめ!切りっぱなしの洒落感ミディ
肩にぎりぎりつく長さの、ぱつんとしたカットラインがおしゃれなミディアムボブ。肩先で自然にハネるから、「髪は切りたくないけど野暮ったはなくしたい」「クセが気になる」という人はぜひお試しを。さらにぴったりなのは面長の人。このくらいの長さにすることでバランスがよく見えて、顔型が気にならなくなります。結ぶこともできるけれど、ストレート+オイルでカジュアルモードな雰囲気にしてみたり、時間がある時はアイロンで波ウエーブにしてみたりと、幅広く楽しめるスタイルです。
カット
全体は鎖骨くらいの長さにカット。前髪は眉下でシースルーにする。髪が多い場合は、すきすぎない程度に毛量調節を。
パーマ
前髪以外をゆるめのワンカールパーマに。
似合う顔型や髪質
【強め】前髪あり×ミディアムパーマ
インナーカラーがアクセントのレイヤーミディアム
鎖骨から顎ラインにかけてレイヤーを施したミディアムスタイルに、襟足からもみあげにかけて入れたインナーカラーをON。ところどころに細い毛束のハイライトを入れることで、顔なじみもよくこなれた雰囲気になります。
パーマ
17~21mmのロッドでリバース方向に2.5回転巻いて、S字カールのパーマをプラス。
似合う顔型や髪質
ボリューム不足解消のランダムウェーブヘア
ボリューム不足の髪にエアリーなパーマをかけることで、時間がない朝でも簡単にスタイリングができます。
カット
ベースは肩くらいの長さで顔まわりにレイヤーを入れる。レイヤーによって骨格がカバーされ、フェイスラインがきれいに見える効果も。
パーマ
パーマで耳下あたりから毛先にかけてカールをつけ、髪に軽やかな動きをプラスする。
似合う顔型や髪質
【簡単アレンジ】前髪あり×ミディアムパーマ
フェミニンなふんわりひとつ結び
ふわっとラフで立体感のあるひとつ結びは、後頭部のボリュームと手ぐしによるランダムさがカギ。エアリーなベースを作るために使うのは、シーミスト。シーミストとは、塩分が含まれたスタイリング剤で、吹きかけるだけで無造作なボリュームが出る優れもの。丸みのあるシルエットに仕上がり、女性らしく好感度の高い印象に仕上がります。
【How to】
【1】ラフな質感を作るミストを全体に吹きつける
表面だけでなく、毛束を持ち上げながら髪の内側にもつくように吹きつける。根元近くにつけると、髪が細くてボリュームが出にくい人でも自然にふんわり。
【2】手ぐしを通してミストをなじませながら髪をまとめる
ミスト成分が髪全体に行き渡るように手ぐしを通してなじませつつ、後頭部の真ん中あたりに髪を集める。この時、サイドはタイトに抑え、後頭部は膨らみを残したまままとめ、丸みのあるシルエットの土台を作る。
【3】髪を結んだあと、表面の毛束を少しずつつまみ出して凸凹に
表面の髪を指先で少しずつつまみ出し、凸凹させて立体感をつける。ハチ周りやサイドはほんの少し、トップや後頭部など丸みがほしい部分は大胆につまみ出すのがコツ。最後、もみあげに後れ毛を引き出す。
完成!
トップや後頭部には丸みがあるけれど、サイドや襟足はピタッとしているため崩れにくいのもポイント!
シンプルカチューシャ+ねじりハーフアップ
カチューシャアレンジはどうしても甘くなってしまいますが、顔周りの髪は細かい束にすると抜け感が出て、程よく中和されます。
【How to】
【1】カチューシャは生えぎわより少し奥につける
直毛の人は、表面だけ適当に巻いておくとニュアンスがついて◎。髪に少しでもクセがある人は、ソフトワックスやヘアミルク、バームなどをなじませてツヤとしなやかさを与えておく。カチューシャは、生えぎわがギリギリ見える位置にオールバックでつける。
【2】ハーフアップに髪をまとめる
耳前のひと束と前髪を薄く引き出してから、ハチ上の髪を後ろでひとつにまとめる。
【3】ひとねじりしてピン留めに
まとめた毛束をひとねじりしてから軽く押し上げ、トップ〜後頭部をふっくらさせる。やりすぎると盛り盛りになってしまうので、程よさが大事。ねじった部分に下からピンを挿し込み、ほどけないようにしつつ地としっかり固定する。
【4】前髪や後れ毛にスタイリング剤をつけて束感仕上げに
ワックスやバームなどを指先にほんの少し取り、前髪や後れ毛を軽くつまみながらなじませて束感を作って完成。つけすぎないことが重要。これで一気に抜け感が出る。
完成!
エレガントできちんと見えするから、お呼ばれの時の気の利いたアレンジとしても活躍するはず。トレンド感が演出できるカチューシャ使い、ぜひ取り入れてみてくださいね。
インナーカラーが映えるハーフアップ
S字カールのパーマヘアを生かした、上品な雰囲気のあるハーフアップアレンジ。
【How to】
1. 髪を濡らしたら、パール2粒分の量のワックスを髪全体になじませる。
2. 下から手を入れ、毛先→中間→根元の順で髪を軽く握りながらドライヤーで乾かす。
3. ハチ上の髪を結んだ後、結び目の上に穴を開け毛束を外から内に通してくるりんぱにする。
4. 結び目を毛束で巻き、ピンで隠す。
5. こめかみの後ろの毛束をとり、軽くねじりながら後頭部で結んだら、ハチ上と同様に行う。
6. 仕上げにトップと毛束の表面を軽くほぐし、立体感を出したら完成!
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