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LIFESTYLE 雑学

2024.04.10

「パーソナルスペース」とは? 定義や4つの種類、活用する方法を紹介

 

広い人は警戒心が強く単独行動を好む

警戒心が強く、自分のペースを乱されることを嫌う人は、広めのパーソナルスペースを好むでしょう。自分を守る意識が強く、他人とのかかわりは慎重です。自分のペースを守り、じっくりと考えながら物事に取り組むため、人に合わせるのが苦手。単独行動を好む一方で、集団行動に苦手意識を持つ人も多いでしょう。

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狭い人は社交的で好奇心旺盛

パーソナルスペースが狭い人は、他人とかかわることが好き。いつも多くの人に囲まれています。スキンシップにもあまり抵抗がなく、社交的な性格のため、他人との距離は近め。たくさんの人と積極的に交流し、親しい関係を築くのが得意でしょう。集団行動で人とともに過ごすことを好みますが、単独行動には苦手意識があることも。

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適切なパーソナルスペースを保つための注意点

ここからは、パーソナルスペースを保つための注意点を紹介します。次のことを意識しながら、パーソナルスペースを保つようにしてください。

適切なパーソナルスペースの保ち方
  1. 関係性を考える

関係性を考える

パーソナルスペースを考える際、最初に意識したいのが、相手との関係性です。特に立場はよく考える方がいいですね。

たとえば、ビジネスシーンにおける上下関係は大きなポイントです。上司や先輩から目下の人に近づきすぎるのは、NG。相手は嫌だと言えずにストレスを抱えるかもしれません。また、場合によってはハラスメント行為と捉えられる可能性も。悪意がなかったとしても、誤解を解くのは大変でしょう。

適切なパーソナルスペースを把握するには、俯瞰で見ることが欠かせません。第三者の視点を持ち、相手が無理をしていないかどうかを常時観察するようにしてください。

また、距離を縮める際は、十分に注意を。相手の気持ちを考えることなく、焦って距離を縮めるのは避けるようにしてください。

パーソナルスペースを活用する方法

パーソナルスペースはビジネスシーンでも活用できます。職場ではどのように活用できるのか、実際の活用方法について紹介します。

パソコン作業する3人

(c) Adobe Stock

上司や部下、取引先との円滑な関係に活用

ビジネスシーンでは、シチュエーションに合わせたパーソナルスペースを設定するようにします。

たとえば、会議や取引先との商談で、自分が優位に話を進めたい場合は、広めに距離を取るようにしてください。フォーマルな話し合いをしたい場合も、距離は広めがいいですね。テーブル越しに対話することを意識するといいでしょう。

部下とフランクに話したいときは、パーソナルスペースはやや狭めがいいですね。真横に座るのではなく、対角線上にお互いが座れば、無理なく話ができるはずです。

オフィスのレイアウトに活用

パーソナルスペースを、オフィスのレイアウトに取り入れるのもいいですね。ストレスを感じることが減り、仕事に集中できるようになります。

物理的な問題がないのであれば、社会距離である1.2〜3.5mを意識したレイアウトがおすすめです。立場や性別を考慮してレイアウトを組めば、仕事のしやすさはアップするでしょう。

十分なスペースの確保が難しい場合は、パーテーションを設置するといいですね。仕切りがあることで、プライベートな空間を演出できるでしょう。

最後に

パーソナルスペースについて、定義や種類、注意点などをまとめました。パーソナルスペースは見えないものですが、関係性の構築や人付き合いに影響することがわかりましたね。周りの人の適切なパーソナルスペースを把握するのは難しいですが、観察を重ねることで見えることがあるはずです。パーソナルスペースが及ぼす影響を意識し、人とかかわりたいですね。

TOP画像/(c)Adobe Stock

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