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2023.10.25

「鬼の霍乱」「鬼の攪乱」どっちが正解?意味・例文・類語・英語表現まで解説

 

医者の不養生

意味は異なりますが、「○○なのに、病気になる」という意味では、「医者の不養生」は、「鬼の霍乱」と同じ言い回しの言葉です。「医者の不養生」は、「人に養生をすすめる医者なのに、自分が病気になる」という意味で使われます。

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「鬼の霍乱」の対義語は?

「鬼の霍乱」という言葉には、明確な類語や対義語が存在しないというのが実情。ここでは、「鬼の霍乱」の対義語として近いものを紹介します。

「鬼の霍乱」の対義語
  1. 鬼に金棒
  2. 病上手に死に下手

鬼の霍乱意味使い方例文類語対義語ことわざ鬼の撹乱鬼の錯乱

鬼に金棒

ただでさえ強い鬼が、金棒まで持っているということで、さらに強みが加わったことを表しています。「鬼の霍乱」とは異なり、「鬼に金棒」は褒め言葉のような意味を持っているので、上司や目上の人に使っても問題ないでしょう。

病上手に死に下手

「病上手に死に下手」も、「鬼の霍乱」の明確な対義語ではありませんが、言い回しに近いものがあります。「鬼の霍乱」は、普段丈夫な人についての言葉ですが、「病上手に死に下手」は、普段病弱な人についての言葉です。「病上手に死に下手」は、よく病気になる人は健康に気を遣うので、結果として長生きするという意味です。

「鬼」を使った慣用句・ことわざ

「鬼の霍乱」以外にも、「鬼」という漢字を使った慣用句・ことわざはいくつも存在します。例えば、目上の人がいない間に寛ぐことを「鬼の居ぬ間に洗濯」といいますよね。

また、予測できないほど先のことを言うと、鬼もせせら笑うという意味で、「来年のことを言うと鬼が笑う」と表します。

「鬼が出るか蛇が出るか」は、どんな恐ろしいことになるかわからない時に使う表現です。

「鬼の霍乱」の英語表現とは?

「鬼の霍乱」と同じ意味を持つ英語表現はあるのでしょうか。

The strongest are not proof against illness.(最強であることは、病気にかからないという証明にはならない)

「鬼の霍乱」は、普段は丈夫な人が珍しく病気になることを表しているので、「The strongest are not proof against illness」が同じ意味の英語表現といえます。「proof」は、「証明」という意味の名詞、「illness」は、「病気」です。最強であることは、病気にかからないという証明にはならない、つまり、最強でも病気にかかるという意味になります。

The devil in a sickbed(病床にいる悪魔)

sickbed」は「病床」という意味の英単語。「The devil in a sickbed」は、病気で寝込んでいる悪魔という訳になります。

最後に

「鬼の霍乱」は、普段は元気な人が病気にかかるという意味。悪い意味の言葉ではありませんが、「鬼」という言葉が入っているので、目上の人や上司、義理の親などに使うのは避けた方がよさそうです。

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