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2022.11.01

【中学受験】いつから準備する? 低学年でやっておくとよいことは?

 

「中学受験」はいつから準備すればいいのでしょうか?今回は、中学受験を目指す上で、低学年のうちからすべきこと、また中学受験のメリット・デメリットも合わせて見ていきましょう。

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中学受験をするメリットとは?

受験をしなくても公立の中学校へは進学できます。また経済的負担もある中で、なぜ中学受験をする人が多いのか、中学受験のメリットをみていきましょう。

中学受験 いつから

メリット1:大学受験に有利

多くの私立中学は中高一貫教育が行われており、その6年間で大学受験を見越した学習をすることができます。高校受験を行わなくてよい分、余裕を持って大学受験に向けて準備することができるでしょう。また、大学までエスカレーター式の私立中学も多く、中学受験を突破しておくと、そのあとは高校受験、大学受験の心配があまりいらないということもメリットの1つです。

メリット2:お子さんに合った教育理念の学校を選ぶことができる

私立中学には学校ごとに様々な教育理念があります。その中からお子さんに合う教育理念の学校を選ぶことで、お子さんがのびのびと長所を伸ばすことができます。

メリット3:困難を乗り越える力がつく

中学受験は、お子さんの努力なしでは勝ち得ません。受験に挑戦するために自ら努力し、乗り越えたことは大きな自信に繋がるでしょう。そしてその先に困難なことがあっても、どうすれば乗り越えられるのか自ら考え、乗り越えて行く力がつきます。

中学受験はいつから準備する? 塾へ通うタイミングは?

では小学何年生から中学受験の準備を始めるのか、塾へ通わせるタイミングなどをみていきましょう。

中学受験の準備を始める時期とは?

一般的には小学3年生の2月もしくは、小学4年生の4月から中学受験の準備を始めるとよいとされています。中学入試で出題される範囲は広く、それをすべて学習するためには3年は要するといわれているからです。中学入試の時期はほとんどが1~2月に集中して行われており、それを3年逆算すると小学3年生の1月~2月ということになります。

また多くの塾で新年度が開始されるのは2月。小学3年生の2月から中学受験に向けてのカリキュラムが始まることが多く、そのタイミングで塾へ通うお子さんが多いようです。

小学5~6年生から受験の準備をしても間に合う?

志望校のレベルやお子さんの学力にもよりますが、小学5年生から準備をしても受験には間に合う可能性は十分にあります。それには基礎学力があること、家庭での学習の習慣がついていること、本人の中学受験をするという強い意志が重要になってくるでしょう。

早い時期から中学受験の準備をしてきたお子さんに比べると、不利なことは間違いありません。その差を縮めるためには、効率の良い学習や根気強く勉強すること、家族のサポートなどが必要不可欠です。

小学5年生以降になると、受け入れが困難な塾もあります。また塾に入れたとしても進んでいるカリキュラムに追いつくのは大変です。その場合は家庭教師や個別指導の塾を検討するのもよいでしょう。

学年別でみる中学受験に向けての学習とは

中学受験に向けて学年ごとに学習のステップがあります。小学4年生、5年生、6年生ごとにチェックしていきましょう。

中学受験 いつから

●小学4年生

塾では中学受験に向けて3年間のカリキュラムが始まる小学4年(小学3年の2月)は、学習の習慣と基礎力をつける時期です。最初から受験に向けて長時間勉強するのは、お子さんにとっては困難なこと。まずはこの時期に学習する習慣を身につけることが大切です。そして小学5年生になると、勉強の難易度がグンと上がります。その前に基礎をしっかりと身につけることが重要になってくるでしょう。

●小学5年生

小学5年生から受験に向けての勉強が本格化し、一気に学習内容が難しくなってきます。そのため、この時期に成績が伸び悩んだり、スランプに陥ってしまうお子さんも少なくありません。その原因の1つに、通塾する回数や宿題も増え、それらをこなすことに精一杯になってしまい、十分に勉強を理解しないまま進んでしまうことがあげられます。そんな時は、学習内容を見直して苦手なところを分析したり、塾の先生などに相談したりして、そのままにしておかないことが大切です。

また小学5年生になると志望校を決める時期でもあります。「この中学校へ行きたい」という気持ちを抱かせると、受験勉強のモチベーションも上がることでしょう。

●小学6年生

小学6年生は中学受験に向けてのラストスパート。今までの勉強内容の復習や確認、模擬試験など、志望校や併願校の傾向にそった試験対策が必要になります。勉強量が多くなるこの時期は、学習スケジュールをたて、限られた時間を有効に使うことが大切になってくるでしょう。

また、受験本番に向けて体調管理を行うことも重要です。栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠時間を確保するなど、規則正しい生活を送ることを心がけましょう。

低学年でやっておくとよいこととは?

中学受験の準備を始める小学3年生の2月までは、学力の土台を作ることが重要だとされています。学力の土台とは「読む・書く・計算する・学習習慣をつける」こと。では具体的にどんなことをすればよいのでしょうか。

中学受験 いつから

1:少しの時間でも勉強する習慣をつける

小学校低学年のお子さんは、まだ集中力が長く続きません。長時間机に向かうことは困難です。低学年のうちから短い時間でも、学習する習慣をつけておくことで、後々スムーズに受験勉強に入ることができるでしょう。

2:読む、書く力をつけておく

読む、書くといった国語の基本的な学力をつけておくことで、全ての教科において問題を読み解き、答えを書くということにつながります。読み書きの力をつけるには、本を読むことや漢字ドリルがおすすめです。低学年の間から文章を読むこと、漢字を書くことに慣れ親しんでおくと、受験勉強において有利に働くといえます。

3:計算力をつけておく

小学3~4年生が算数でつまずく原因の多くは、計算力が身についていないからだといわれています。低学年のうちに、足し算、引き算などの基礎をしっかり身につけておくために、計算ドリルなどで繰り返し学習するのと効果的でしょう。また計算のほか、文章問題を解く練習をしておくこともおすすめです。

最後に

中学受験を考えるにあたって、準備をいつから始めるのかが悩ましいところ。小学校の高学年になってからでも決して手遅れではありません。しかし早く準備を始めるに越したことはないのは事実です。お子さんやご家族と相談されて決めてみてはいかがでしょうか。

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