計画をたてる
分刻みできっちり計画を立てると、少しのズレが気になって、ますます集中できなくなってしまいます。ここでいう計画とは、まず、全体を俯瞰して、やるべき量を把握することです。その中で優先順位を決めて、いつまでに大体ここまでは終わらせる、といったざっくりとした計画を立てるとよいでしょう。
この時、前述したように、深く集中できるのは15分といわれているので、15分で終わるくらいの分量を設定します。小さな目標を確実にこなしていくと自信にもつながり、効率もアップします。
タイマーをかけておくという方法も一案です。そして、タイマーが鳴ったら休憩をいれましょう。ただし、だらだらと休むとかえって集中が途切れてしまいますので、数秒から数分、少しストレッチをするくらいがおすすめです。
【100人に聞いた】勉強に集中するための方法にはこんな意見も
紹介してきた方法以外にも、勉強に集中するための方法についてさまざまな意見が寄せられています。
集中しやすい環境
「それ以外のことを考えない環境つくり」(40代・大阪府)
「周りにスマホなどをおかない」(30代・愛知県)
「静かな環境」(40代・三重県)
リフレッシュ
「ストレッチ」(40代・広島県)
「お茶を飲む」(40代・北海道)
「甘いものを食べながら作業」(40代・埼玉県)
ひとりになる
「ひとりになる」(30代・新潟県)
「ひとりの時間を作る」(30代・東京都)
リラックス
「リラックスして気持ちを切り替える」(30代・愛知県)
「リラックスする」(40代・静岡県)
勉強に集中できなくなったときのリフレッシュ方法とは?
そうはいっても、なかなか勉強に集中できない。そんなときは、一回勉強から離れて脳を休ませてあげましょう。「時間がないのに休んでいられない」と思うかもしれませんが、少し休んでリフレッシュしてからの方が格段に効率はアップします。ここではおすすめのリフレッシュ方法を紹介します。
体を軽く動かす
何キロもジョギングしたり、何時間も筋トレをしたり、ということではなく、ストレッチやラジオ体操など軽く体を動かすことをおすすめします。それが難しいなら、トイレに立ったり、飲み物を取りに行ったりすることでも十分です。それにより、体も脳もリラックスして、リフレッシュできるでしょう。
仮眠をとる
あくまでも「仮眠」です。ベッドに横になってしまうと、体が本格的な睡眠モードになってしまうため、座ったままでの仮眠をおすすめします。時間も、睡眠周期の中で効果的にリフレッシュできる10分〜20分くらいがよいでしょう。短いと思うかもしれませんが、20分を超えると脳が深い熟睡モードになってしまうので、そこで目覚めてもかえって眠気が残り、すっきりしないといわれています。
お気に入りの空間で休憩する
部屋の環境も集中力に影響します。休憩時には、お気に入りのアロマを焚いたり、BGMをかけたりして、リラックス空間を作りましょう。そこで好きなお菓子とコーヒーで一息いれたらリラックスできること間違いなしです。
【100人に聞いた】勉強に集中できなくなったときのリフレッシュ方法にはこんな意見も
勉強に集中できなくなったときのリフレッシュ方法は、できるだけ多く知りたいですよね。そこで、こちらもアンケートを実施し、たくさんのアイデアを集めました。さまざまな意見が寄せられていますので、ぜひチェックしてみてください。
飲み物
「コーヒーなど飲む」(40代・東京都)
「炭酸を飲む」(30代・埼玉県)
「好きなお茶を飲む」(40代・埼玉県)
食べ物
「アイスを食べる」(40代・青森県)
「おやつを食べる」(30代・広島県)
「ガムを噛む、コーヒーを飲む」(40代・鹿児島県)
時間を決めて好きなことをする
「15分だけ好きなことをする」(30代・愛知県)
「ちょっとゲーム」(40代・神奈川県)
音楽
「音楽を聞く」(30代・三重県)
「好きな音楽を聞いたり、食べたり、飲んだりする」(40代・愛知県)
お風呂
「風呂にはいる」(40代・兵庫県)
「入浴」(40代・北海道)
最後に
勉強に集中できない原因と対処法、リフレッシュ方法を紹介しました。集中できたら自然に勉強もはかどります。これは一例ですので、いろいろ試してみて、自分に合った方法を見つけてください。
メイン・アイキャッチ画像:(C)Adobe Stock
▼あわせて読みたい