いろいろなジャンルのスポーツを体験し基礎運動能力を底上げ!
子供が小さいと、どんなスポーツが子供に合っているのか分からず迷ってしまうこともありますよね。そんな、幼少期の習い事として人気を集めている「総合スポーツ」について、総合キッズスポーツスクール「biima sports」マーケティング部の尾形恵美さんに教えていただきました。
最新のスポーツ科学と21世紀型幼児教育学を融合した「総合キッズスポーツ」とは!?
「biima sportsでは特定のスポーツに特化するのではなく、サッカー、野球、バスケットボール、スプリント、体操、テニスなど7種類以上の種目を総合的に実施し、さまざまなスポーツを楽しんでもらいながら、子供の基礎運動能力の育成を行います」(尾形さん 以下同)
「3歳〜10歳は特定の競技を行うよりも、複数のスポーツを通じて、さまざまな動作や感覚を習得したほうが総合的な運動能力は高まりやすいと言われています。世界で活躍する多くのトップアスリートも、特定のスポーツに特化するまでは、さまざまなスポーツに取り組んでいた方が多いといわれているんです」
運動神経は遺伝しない!?
「運動神経は、3歳〜10歳ころまでに著しく成長し、成人の80%にまで発達します。運動神経は遺伝するものではなく、成長期にどのような刺激を受けたかによって発達が左右されます。3歳〜10歳頃の間にさまざまな運動を経験することで、脳が刺激を受け、神経系も発達するため、総合スポーツを始める時期としては幼少期が適しています」
総合スポーツによって非認知能力が伸びるのはなぜ?
「非認知能力とは、『コミュニケーション能力』『課題解決力』『共感力』『やりぬく力』など、数値に表すことができない人間の総合的な能力を総称した能力。biima sportsでは、非認知能力を高める非認知能力開発プログラムを実施していますが、総合スポーツの中でも非認知能力を高めるプログラムを設計しています。 具体的には、『自分で課題を見つけ、その課題を解決するために次は何をやればいいのかを考えさせること』や、『あきらめずに最後までチャレンジすること』を促す指導を実施しています。また、3年生〜5年生を対象としたbiima sports Advanceコースでは難易度をさらに高め、ゲーム形式のメニューを多く実施。そのため、試合に勝つための戦略設計やPDCAサイクルを、チームで回しながら目標達成やゴールを目指すことで、非認知能力を養います」
※PDCAサイクルとは、Plan(改善)Do(実施)Check(原因の特定)Action(改善)のサイクルを繰り返し行うことで、継続的に改善する方法のこと。
ビジネス研修を幼少期向けにカスタマイズしたプログラムで非認知能力を育成
「非認知能力は『21世紀に最も必要なスキル』と世界の教育業界で注目されており、biima sportsでは、一部上場企業や外資系企業などで実施されている『ビジネス研修』や『マネジメント研修』を幼少期向けにカスタマイズしたプログラムを実施しています。プログラムは、プロジェクトラーニング型で実施し、与えられた課題に対して、子供が少人数のグループをつくって、メンバーと協力しながら問題解決・意思決定・情報探索などを行い、課題を解決するという設計になっています」
総合スポーツで運動能力の土台を作ってから好きなスポーツに挑戦することで、よりスムーズに始められるだけでなく、コミュニケーション能力や課題解決力まで伸ばすことができるんですね!