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2023.04.12

「武士は食わねど高楊枝」とは? 言葉の由来や使い方、類語や英語表現を紹介【教員監修】

 

武士は食わねど高楊枝の対義語

・貧すれば鈍する(ひんすればどんする)
意味:貧乏をすると頭の働きが鈍くなり、利口な人でさえ、さもしい心を持つようになること。

貧しくなると賢い人でさえも思考能力が衰えて、愚かになってしまう。暮らしぶりが悪くなると心まで貧しくなってしまうことのたとえとして使われます。

武士は食わねど高楊枝の英語表現

武士は食わねど高楊枝と同じような意味を持つ英語表現にはどんなものがあるのか、紹介します。

1. Better go to bed supperless than to rise in debt.(借金を背負って起きるくらいなら晩飯抜きで寝る)
2. The eagle does not catch flies.(鷲はハエを捕らない)
3. Pride feels no cold.(得意の寒さ知らず)

まとめ

名誉を重んじる武士は、貧しくて食事がとれないときも食事をしたかのように楊枝を使って見せる、というプライドを持っていたのです。「高楊枝」とは食後にゆっくりと爪楊枝を使うという意味で、「武士は食わねど爪楊枝」という言い方は誤りですので気をつけましょう。

武田さゆりさんの写真

執筆

武田さゆり

国家資格キャリアコンサルタント。中学高校国語科教諭、学校図書館司書教諭。現役教員の傍ら、子どもたちが自分らしく生きるためのキャリア教育推進活動を行う。趣味はテニスと読書。

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