どん底から這い上がるとは?
失恋をしたり、信頼していた人に裏切られるなど、これ以上ないくらいの辛い経験をしたことはありませんか? 落ち込んだり、くじけそうな気持ちになったとしても、どん底から這い上がるためにはどうしたらよいのでしょうか。
「どん底から這い上がる」の意味
まずは、「どん底」についてみていきましょう。
一番下の底。また、物事の最悪・最低の状態。
(出典:小学館 デジタル大辞泉)
「苦悩のどん底」「不況のどん底にある」などと表現されます。続いて「這い上がる」をみてみましょう。
はうようにして上に上がる。苦労して悪い状況を切り抜ける。
(出典:小学館 デジタル大辞泉)
つまり、これ以上ないくらいに最悪な状況を乗り越えることを「どん底から這い上がる」ということができるでしょう。
どん底から這い上がれる人の特徴
どん底を経験して、落ち込んだり諦めたりする人も多いものですが、中には何度失敗してもくじけない、タフな人も存在します。困難があっても強い気持ちを持って立ち向かえる人には、どのような特徴があるのでしょうか? どん底から這い上がれる人の考え方をチェックしてみましょう。
1:簡単に諦めない
どん底から這い上がれる人は、どんなに辛い状況にあっても簡単には諦めません。たとえ、借金があったり、大切な人から裏切られたとしても、「このままじゃ終われない」と踏ん張ることができます。諦めずにコツコツ努力してきたからこそ、辛い現状を乗り越えることができるのです。
2:ピンチはチャンスだと捉える
どん底から這い上がることができる人は、逆境に強いです。ほとんどの人は、ピンチになったときは焦ったり、落ち込んでしまうことが多いでしょう。
しかし逆境に強い人は、例えばいきなり会社を辞めることになってしまったとしても、「これも何かのタイミングかもしれない。思い切って起業してみよう」などと考えます。現状を悲観せずに、前向きに発想を転換することができるのです。
3:失敗を怖がらない
周囲からどんなに優秀にみられる人でも、失敗はします。失敗をしたことがない人はいないでしょう。どん底から這い上がることができる人は、「人間なのだから失敗をして当たり前」と切り替え、一度や二度の失敗では諦めません。
たとえ、事業や恋愛で失敗をしたとしても、「失敗したことより新しいことにチェレンジした勇気が大切」だと考えます。夢や目標を達成するまで諦めない気持ちの強さがあるのです。
どん底から這い上がる方法とは?
いくら今の状況から抜け出したいと思っても、時にはくじけたり挫折しそうになることもあるでしょう。ここでは、どん底から這い上がるための方法をいくつか紹介します。壁を乗り越えるためのヒントにしてみてはいかがでしょうか。
1:自分がしたいことを明確にする
不運で何もかも失ってしまったことは悲しいことかもしれませんが、見方を変えれば新しく生まれ変わるチャンスと考えることもできます。ゼロの状態で改めて「これから自分はどうしたいのか」を見つめ直してみましょう。目標が定まれば、次に自分はどう行動していくべきかが明確になっていくはずです。