簡単スタイリングの切りっぱなしヘア
程よい重さと毛先にライン感がある髪型。時間がない朝も、スタイリング剤でウェットな質感にしたり、ストレートアイロンで毛先を軽くワンカールさせたりするだけでこなれ雰囲気が簡単に出せます。
カット
あごラインでカット。自然に沿うようなカットラインでくびれを作り、大人のこなれ感を。
カラー
ナチュラルで品よく仕上がるダークブラウンカラー。
スタイリング
前髪の根元を軽く濡らし、手ぐしで毛束を左右に動かしてブローする。毛先全体をストレートアイロンを使って外側にワンカールさせ、スタイリング剤を全体によくなじませて。
モデルの顔型や髪質
外ハネ|カジュアルさがヘルシーな短めボブ
短めシースルーバングのショートボブ
短め&軽め前髪がおしゃれ見えを約束する垢抜けボブ。大人にはちょっぴりハードルが高い印象がありますが、薄く作り束感を持たせると程よくなじみます。
カット
首元がチラ見えする程度にカット。前髪は真ん中を薄めにして眉上、両端は頬骨にかかるよう徐々に長くして。丸みを出すため、トップには薄くレイヤーをオン。
カラー
明るめのオリーブベージュカラー。透明感があって優しい色合いなので、やわらかい印象を演出。
パーマ
ノンパーマでOK。前髪にゆるめのニュアンスパーマをかけてもGOOD。
スタイリング
ストレートアイロンか細めのコテで、毛先をほんのり外ハネに。オイルを根元から毛先まで薄くなじませて、コームでとかし整える。もみあげや前髪は、束感を維持するため内側からきちんとつけて。
モデルの顔型や髪質
ほんのりレイヤーのシャープなストレートボブ
毛先の外ハネ+束感でこなれたニュアンスを加えたスタイル。ボブにレイヤーを入れ、あごラインにくびれをつくることでフェイスラインをシャープに見せてくれる効果が。かっちりしすぎず抜けた印象なので、ファッションのテイストを選ばず何にでも合わせやすく、マルチなシーンで大活躍! おすすめのポイントは、なんと言ってもスタイリングが楽なところ。巻くのが苦手な場合、パーマをかけてしまえば、朝にスタイリング剤をつけるだけで“ちゃんとやっている感”のあるヘアができちゃいます。
カット
あごラインより少し長めで、やや前下がりにカットして動きを出しやすくする。顔周りから表面に、リップラインからレイヤーを入れる。スカスカになりすぎないように、控えめに入れるのがコツ。
カラー
地毛に近い暗髪アッシュ。落ち着いた色味だけど、光に当たると透明感が出てやわらかさが感じられる。
パーマ
基本はノンパーマ。直毛の場合、毛先にワンカールパーマをかけておくとスタイリングがグンと楽になる。
スタイリング
アイロンで巻くときは、毛先は外ハネ、表面は内巻きに。スタイリングオイルを2プッシュ手に広げ、中間から毛先になじませる。
似合う顔型や髪質
※ふくらみやすい髪質の場合、レイヤーの位置を低くすると対応できる。
内巻き|美シルエットが女性らしい短めボブ
小顔効果抜群のコンパクトボブ
タートルニットとの相性抜群な、すっきりした短めボブ。ストレートアイロンでほんのり内巻きにして輪郭をカバーし、小顔効果も得られるスタイルです。
カット
ベースはあごライン。少し前下がりにカットすることで輪郭をカバーする効果が。コンパクトなシルエットなので、首まわりがすっきりして首が長く見える効果も。前髪はシースルーバングにし、甘すぎない仕上がりに。
スタイリング
ストレートアイロンで毛先をサラッと内巻きにする。強すぎるカールは子どもっぽくなってしまうため、毛先を内側に向けるくらいの気持ちでOK。ツヤが出るオイルを塗布したら完成。
似合う顔型や髪質
軽めバングのゆるボブヘア
短めバングを合わせた内巻きの三角シルエットボブ。ゆるボブと軽め前髪の組み合わせがおしゃれでトレンド感満載です。フェミニンなスタイルにぴったり。パンツスタイルにもハマる万能ボブです。
カット
前髪は眉ラインで重すぎないよう軽めにカット。
カラー
オレンジ味を消したオリーブグレー。透け感がありながら品も感じられる色味で、おしゃれ度がグンとアップ。
スタイリング
ストレートアイロンで毛先にしっかりと丸みをつける。ツヤが出るタイプのオイルをなじませて仕上げる。
似合う顔型や髪質
短めの前髪がしゃれたアクセントに! 大人カジュアルな艶めきボブ
アラフォーにも似合うよう、裾にグラデーションを入れたボブ。前髪はあえて薄く、短めにつくり、カジュアルな抜け感をプラス。オン眉でも攻めすぎずやわらかな雰囲気なのは、ゆるやかな丸みをおびたシルエットのおかげ。「出産でフェイスラインの髪が抜けてしまった」「エイジングにより顔周りのアホ毛が目立つようになった」というお悩みも、前髪をつくることで素敵に対応できます。
カット
ベースはあごラインの前下がりボブ。裾にグラデーションカットを施し、ハンドブローだけで内巻きになるようにする。モードになりすぎないよう、サイドの前下がりラインはゆるやかに。前髪は奥行きを浅く取り、眉の上でカットしてからラインをぼかす。
カラー
7.5トーンのバイオレットアッシュでカラーリング。大人世代は、ブルーやマット系のアッシュだとくすみが出やすいので、ツヤを重視したバイオレット系を選ぶのが正解。
スタイリング
基本はハンドブローでOK。きちんと整えたいときは、しっかり乾かしたあとにストレートアイロンで軽く内巻きにしてから、オイルを薄くつけて完成。
似合う顔型や髪質
※前髪の長さや幅、全体の長さを帰れば、顔型の欠点はカバーできる。
ひし形シルエットの小顔ショートボブ
どんな髪質や顔型でもカバーできるのが、ひし形のシルエット。正面から見たときにひし形になるように整え、長めに残した前髪を流すことで、大人っぽい仕上がりに。フロントの分け方や前髪の流し方で甘くも辛くも表現できるため、ON&OFFのヘアの違いをより楽しむことができそうです。
カット
前髪は目の下、サイドはあごラインあたりに設定したショートボブベース。前髪はからサイドにつなげてレイヤーを入れ、ウエイトバランスを調節する。
カラー
9トーンのアッシュベージュ。透明感があっておしゃれ見えするカラー。白髪染めでもキレイに表現することができる。
パーマ
毛先が曲がるくらいの軽いパーマをかけておくとスタイリングに手間がかからない。
スタリング
ストレートアイロンで毛先全体を内巻きにしてから、ほぐす。少量のミディアムワックスを手に広げ、毛先を中心になじませたら毛流れを整えて。パーマをかけている場合は、根元をふわっと乾かして、ワックスをつけるだけで仕上がる。
似合う顔型や髪質
※サイドと表面の長さのコントロールで、あらゆる顔型をカバーすることが可能。多毛でクセ毛だとショートを敬遠しがちだが、レイヤーやグラデーションカットを駆使して形をキープすることができるので、ぜひサロンで相談を!
パーマ|髪に動きをつけたニュアンス短めボブ
- アンニュイな大人かわいいボブ
- 深め前髪がポイントのパーマボブ
- こなれ感抜群! ラフなパーマのニュアンスショートボブ
- ヘアセットの時短にも! ひし形フォルムのパーマボブ
- 波巻きパーマのハンサムショートボブ
アンニュイな大人かわいいボブ
たっぷりなウェーブでゆるふわな短めボブ。アンニュイな前髪が大人かわいい印象を醸し出します。髪を軽く耳にかけるとよりこなれたスタイルに。首まわりがすっきりしているので、シンプルニット1枚でも垢抜けるスタイルです。
カット
ベースはあごライン。ダークトーンながら透け感ある前髪とカールで、軽やか&優しい印象に。
スタイリング
パーマをかけない場合は26mmのコテで全体を外ハネにし、表面を内巻きに巻く。前髪にもウェーブを加え、アンニュイな雰囲気に。ヘアバームをバランスを見ながら巻きを崩すように塗布して。
似合う顔型や髪質
深め前髪がポイントのパーマボブ
「抜け毛」「髪が細い」など、ペタンコに見えやすい悩みをお持ちの方におすすめのふんわりオーバルボブ。
カット
前髪からサイドにかけて、顔まわりを包み込むようにカットし、毛先にランダムな動きがあることですっきりとしたフェイスラインに。前髪は深めにとり少し厚めに設定することで、薄毛で頭頂部の地肌が透けて見えるのを防ぐメリットも。イキイキとした印象を与えられます。
カラー
8トーンのメープルベージュカラーでやわらかさをプラス。チークのように肌に血色感も与えてくれます。
パーマ
グラデーションカットとデジタルパーマで立体感のあるオーバルボブに。ふんわりボリュームのCカールでつくる丸みのあるシルエットで、まとまり感もアップします。
スタイリング
髪全体を濡らした後、ワックスをパール2粒分の量をとり、全体に手ぐしでよくなじませる。毛先を下からやさしく握るようにしてドライヤーで乾かし、カールをだして。顔まわりは指先で毛束をつまむように整えましょう。
●Use it
ナカノ スタイリング ワックス 3C ライトハード
モデルの顔型や髪質
こなれ感抜群! ラフなパーマのニュアンスショートボブ
マスクで顔が隠れていてもうなじやデコルテなど肌が見える範囲が広くなり、抜け感が出てスッキリした印象に。ラフなカールを加えれば、優しさやこなれ感がプラスされて女性らしい洒落感もアップ。フェミニンな着こなしも甘すぎることなく着こなせ、カジュアルなファッションにもお似合い。上品で凛としたこんなショートボブなら、「髪を切るとボーイッシュになりそう」という心配もばっちり解決できるはず。
ドライもスタイリングも手早くでき、かつ360度美人見えするスタイル!
カット
襟足を長めに残したショートボブ。顔まわりは、あごラインに少しかかるくらいの長さに。動きはきちんと出るけれども、軽くなりすぎないレイヤーを入れる。全体の長さやレイヤーを入れる高さは顔型により調節して、ひし形のシルエットをつくる。
カラー
9トーンのティアピンクベージュ。ベージュベースにピンクを仕込んだ暖色系のナチュラルカラーは、顔色をトーンアップして見せてくれる効果大。やわらかさと透明感も表現できる。
パーマ
短いスタイルほど、トップのボリュームが大事になってくる。おすすめは、根元をふんわりさせるプリカール(パーマ)をかけておいて、スタイリング時に根元をヘアアイロンで巻く方法。セルフ巻きが得意でない人は、全体に動きをつけるデジタルショートパーマを。
スタイリング
パーマなし&プリカールだけかけている場合は、26mmなど細めのヘアアイロンで根元からミックス巻きにし、ワックスやバームで束感を出す。パーマをかけている場合は、髪を少し濡らしてからパーマ用のムースを揉み込むだけでOK。
似合う顔型や髪質
※ひし形のシルエットにすれば丸顔やエラ張りでもOK。カールの効果で、しっかりした髪質でもやわらかく見せることが可能。さまざまな種類のパーマがあり強さも調節できるので、ひとりひとりの悩みに対して提案できる。
ヘアセットの時短にも! ひし形フォルムのパーマボブ
エアリーなカールとやわらかい質感のサロンの仕上がりを再現できるパーマスタイル。ひし形フォルムをイメージし、襟足部分にくびれをつくるようにセットすることで小顔効果も手に入ります。
ランダムな毛先のハネ感もアクセントに。うなじがきれいに見えるショートボブでカジュアルな装いも女性らしく着こなせます。
スタリング
バームをパール1粒分とり、手のひらに伸ばしてから全体にもみ込んで。前髪は手に残ったスタイリング剤を指でつまむようにしてなじませて束感を出すこと。マスクをつける日もバランスよく仕上がります。
●Use it
O by F リッチスタイルバーム
モデルの顔型や髪質
波巻きパーマのハンサムショートボブ
前髪なしのショートボブはクールでモードな雰囲気になりがちですが、波ウエーブをあわせてやわらかい表情に。髪がしなやかに見え、どこかフェミニンなテイストが加わります。そのミックス感が絶妙! パーマをかけておけばスタイリングが楽ちん。アイロン使いに慣れている人は自分でスタイリングしても。顔周りの長さを残しているから気になる頬骨にも髪がかかってカバーされ、顔をキュッと見せてくれます。
カット
ベースは、前髪なしのショートボブ。後ろは襟足ギリギリに設定し、グラデーションカットで頭の形をよく見せる。顔周りは鼻下の長さでカット。表面にレイヤーを入れる。
カラー
全体に細めのハイライトを入れてから、8トーン程度のベージュでカラー。
パーマ
巻くのが苦手な人は波巻き風のパーマをかけておくと便利!
スタイリング
毛先を外ハネにしながら乾かしてから、表面の髪を3〜4cmの毛束に取ってストレートアイロンで内カールと外カールを繰り返して波巻きに。100円玉大のオイルを手に広げ、カールをくずしながらなじませて。パーマの場合は、髪が半乾きのときにムースをクシャッともみ込むだけ。
似合う顔型や髪質
※ベース型の人は、巻いたときにエラが隠れるよう、顔周りをリップラインでカットするのがおすすめ。毛量が多い、髪がかたい、太いなどで扱いにくい場合も、パーマをかけておくとスタイリングに時間がかからない。
アレンジ|短めボブでもチャレンジしやすい髪型
簡単に決まる前髪なしのボブスタイル
立体感のあるボブヘアでこなれ感を演出!
ベースはあご下のラインでカットしたボブスタイル。毛先を軽く外ハネにすることで立体感が生まれ、華やかさを演出することができます。顔まわりは後ろにふんわりと流すとフェイスラインもきれいに。
トップにボリュームがなくてぺたんとしているのはアンバランス。ヘアアイロンで軽くクセを伸ばしつつ中間部分の毛束は軽く内巻きにし、やわらかな毛流れで後ろ姿もおしゃれに仕上げて。
How to
[1]ストレートアイロンで全体のクセを伸ばした後、中間の毛束をランダムに取り、内巻きに。毛先は軽く外ハネにする。
[2]ストレートアイロンで、顔まわりの毛束を縦に挟み、外巻きにして後ろに流す。
[3]バームをパール1粒分をとり、手のひらに伸ばしてから全体にもみ込む。髪の内側からつけるのがベタつかせないポイント。
【オールバック】を加えると凛々しい印象に
前髪を後ろにすっきりと流してスマートにきめるアレンジ。すっきりタイトにするのは顔まわりに絞り、後ろの髪はあえてラフに下ろします。
How to
[1]ヘアバームを手のひらになじませ、ざっくりとオールバックにする
[2]前髪からトップの髪は、あらかじめ水で濡らしてからドライヤーをあて、寝癖を整えておきます。ヘアバームを手のひら全体にのばし、前髪から手ぐしを入れてそのまま後ろへ。後頭部も手のひらで軽くなでつけるようにして毛先まで手ぐしを通します。
[3]最後に指先にヘアバームをつけます。前髪からひと筋の毛束をとり、指先でねじりながら後ろへ流します。全体のバランスを見ながら左右それぞれ2〜4つの毛束をとって立体感を加えます。
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