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【目次】
イメチェンをするなら「髪型」を変えてみる
髪を切りたいときの心理
人が「髪を切りたい」と感じるとき、その心の奥にはいくつかの共通する心理が潜んでいることがあります。中でも多く見られるのが、「ストレス発散」「気分転換」といった、現状を変えたいと願う心理です。これは、見た目を変えることで内面にも変化を起こそうという深層心理の働きのひとつです。一方、「今のヘアスタイルに飽きた」「気に入ったヘアスタイルを見つけた」という理由から髪を切りたいと考える人も多くいます。
なぜ髪なのか?
先述のとおり、「ストレス発散」や「気分転換」を目的に髪を切りたいと感じる人は多いものですが、では、どうして人はその手段として髪を切ることを選ぶのでしょうか?
その理由としてまずあげられるのが、「ヘアスタイルには、見た目の印象を大きく変える力があるから」です。実際に、「ロングヘア=女性らしい・上品で落ち着いた人」「ショートヘア=中性的・活発でサッパリした人」と言うイメージは、社会に広く浸透しています。それを逆手にとって、自分のイメージやキャラクターを変えるための手段として髪を切ろうと考えるのは自然なことです。また、髪はたとえ切ったとしてもいずれは再び伸びるものです。「失敗してもなんとかなる」と考える人にとっても、髪を切るのはちょうどよい選択なのかもしれません。
髪のイメチェン法【1】髪を切る
「ショート」小顔効果抜群! 知性を感じるキレイめヘア
ボーイッシュな印象になりやすいのがショートですが、マッシュをベースにしつつ前髪で透け感を出したりトップの長さを残すことで、女性らしくやわらかい雰囲気を演出。ラフな動きや今っぽい抜け感を加えれば、どんなファッションにも合わせやすい洒落感が生まれます。タートルネックやビッグカラーなど首元にボリュームのあるアイテムとの相性もばっちり!
カット
全体の長さはあご上1cmに設定し、前髪は眉とまぶたの間で流れるようにラウンド気味にカット。そのままサイドバング、サイドへマッシュラインでつなげて。ハチ上の角を取る程度にレイヤーを入れ、丸みを出す。
カラー
明るめのアッシュベージュをセレクト。肌の透明感を引き出し、髪をやわらかく見せてくれる効果が期待できる。
スタイリング
分け目をつけないようにトップ〜前髪をふんわり乾かしてから、ストレートアイロンを全体に通して毛束に丸みをつける。オイルとバームを混ぜたものを手に広げ、髪の内側からなじませる。前髪は重くならないように毛先にだけつけ、サイドは耳にかけて襟足はタイトに仕上げて。
このモデルの顔型や髪質
※トップのボリュームが出にくく、スタイリングしてもスタイルが決まりにくい場合は、ふわっとするパーマをかけて。
※丸顔は顔の横幅に視線が行きがちのため、縦のラインを強調するシースルーバングや前髪なしにするといい。
「ボブ」レイヤーで色気ニュアンスをもたらす美人ヘア
ボブというとAラインやIラインなど角のあるイメージですが、やわらかさを出したいときはレイヤーの力を借りて。レイヤーを入れるとスタイリングしたときに髪がより動きやすくなり、顔周りや毛先に曲線が生まれてこなれ感と色っぽさが漂います。普通のボブが飽きてしまった人も長さを変えることなくイメチェンできるので、ぜひお試しを。美人度を上げてくれるスタイルは好感度も◎!
カット
ベースは、肩上の長めのボブ。グラデーションとレイヤーで、シルエットを補整しながら動きを出しやすくする。前髪はリップラインに設定し、そこを起点に表面のレイヤーをつなげる。
カラー
カラーはダークアッシュ。気になる地毛の赤みを消し、肌色をくすませない程度のアッシュにすることが大事。透明感を演出できる。
スタイリング
前髪は毛束を真上に持ち上げ、細めのマジックカーラーで内巻きに。トップには太めのマジックカーラー3個を使い、内に巻いておく。毛先はアイロンでワンカールの外巻きにして、マジックカーラーを外してから全体をほぐす。バームをなじませて束感を出してできあがり。
このモデルの顔型や髪質
※毛量が多い場合は後ろのレイヤー位置を下げ、少ない場合は上げて調整を。頬やエラの骨格が目立つ場合はフロントの位置をコントロールしてカバーする。
「ミディアム」ロングヘアのイメチェンにおすすめ
Domanistの西和田亜由美さんがおすすめするミディアムスタイルとは? ロングヘアに少し飽きてきて、イメチェンしたい! と考えるタイミングってありますよね。そんなときのスタイルの参考にしてみてください。
1. 顔周りに「くびれ」をつくる
ロングでもミディアムでもくびれをつくることで、抜け感が出て印象がぐっと変わります。
2. 外ハネでカジュアルさもプラス
毛先は、外ハネにすることでカジュアルさもプラスできアクティブな印象に。
3. カラーは、オリーブやベージュ系も◎
透明感をプラスしたい場合は、オリーブやベージュ系のカラーがおすすめです!
髪のイメチェン法【2】前髪を変える
「シースルー前髪」タイトシルエットで知的な印象に
前髪を薄めにつくるシースルーバングにトライするなら、コンパクトなショートスタイルもおすすめ。幼く見えないカットやヘアカラー、スタイリングのポイントをお届けします。
顔周りの髪はすっきりと耳掛け。ツヤ感のあるストレートヘアをタイトなシルエットに仕上げて一気にあか抜けた印象に。スタイリング剤は、保湿力とキープ力のあるジェルタイプを使用。
カット
目にかかる長めの前髪でも、シースルーバングならこんなに軽やか! リップラインでカットしたコンパクトなショートスタイルは、丸みのあるシルエットにすることでやわらかい雰囲気に仕上がります。
カラー
艶のあるダークカラーのストレートヘアなら、きちんと感も出せる。
スタイリング
ストレートアイロンでクセを伸ばした後、全体にジェルをなじませてピタッとタイトに。ジェルの量はサクランボ大の量を2回に分けてつけるとベタッとなりにくい。毛先がパサつきやすい人はオイルを混ぜてつけるのもおすすめ。
●Use it
N. オム ジェルバーム
このモデルの顔型や髪質
「ぱっつん前髪」面長カバーにもぴったり
ぱつんとした前髪のカットラインは個性的でおしゃれだけど、モードになりすぎたり、大人にはちょっとイタく見えそうでなかなか難しいところ。だけど、隙間をつくって軽さを出すこと、裾のカットラインをぼかすことで、品のよさや抜け感のあるかわいらしさを表現。前髪の直線と毛先の曲線のコントラストが、ちょどいいバランスに。
カット
全体は、肩下の長さでやや前上がりのラインにカット。前髪は薄めにつくり、眉下でぱつんとカット。トップにレイヤーを入れる。
カラー
7トーンのヌーディベージュのワンカラー。ベタっとせず透け感を狙う色味。
パーマ
毛先をメインに、動きの出るランダムなパーマをかける。
スタイリング
パーマをかけているため、髪を根元だけ乾かし他は半乾きの状態のときにオイルをもみ込んで自然乾燥。ノンパーマの場合は、カールアイロンを使って裾は外巻き、表面は内巻きにしてクシャッとさせてからオイルで束感をつくる。
このモデルの顔型や髪質
※扱いにくい髪質のため、パーマをかけている。普通毛の場合はパーマをかけず、セルフスタイリングがおすすめ。前髪があるため、面長をカバーするのにぴったり。
時短でセットも! プリパーマでつくる「かきあげ前髪」
ヘルシーな女らしさが漂うかきあげ前髪。大人世代にも人気の高いスタイルですが、スタイリングがうまくいかなかったり、すぐにペタッとなってしまったりする方におすすめしたいのがプリパーマです。
そもそもプリパーマとは、韓国語で「根元パーマ」のことを指します。プリパーマをかけることで根元がふんわりと自然に立ち上がるため、誰でも簡単にかきあげ前髪をつくれるのだそう。ペタンとした分け目で地肌が見えていると貧相に見えてしまうなど、30代・40代の髪悩みに多いボリューム不足も解消できます。洗い流さないオイルトリートメントを使って、毛先までうるおいのある質感にすることでこなれ感も演出。
カット
鎖骨レングスのミディアムスタイル。チークラインの長さでサイドにつながるようにカットした長め前髪がポイント。
パーマ
プリパーマでラフなかきあげ前髪にスタイリングし、大人っぽくてフェミニンな雰囲気に。
スタイリング
全体を軽く濡らし、ドライヤーで軽く乾かしておく。オイルを2プッシュとり、中間から毛先によくなじませる。前髪は真ん中から少しずらした位置に分け目をつくり、後ろに流して完成。
●Use it
mm オイルモイスト
このモデルの顔型や髪質
髪のイメチェン法【3】ヘアカラーをする
落ち着いたナチュラルな印象に「ショコラブラウン」
カット
鎖骨下5cmのミディアムベース。ハチ上にレイヤーを入れ、前髪は、サイドには厚みと長さを残しながらも真ん中は眉下の長さで薄くつくり、カットラインの生きたシースルーバングにする。
カラー
明るめのショコラブラウンでワンカラー。肌なじみがよくやわらかさの出る色。
パーマ
基本的にはノンパーマ。髪がベタッとしやすい人は、中間〜毛先にデジタルパーマをかけるとしなやかさが出る。
スタイリング
32mmのアイロンで毛先はワンカールの外巻きに。顔周りの髪はリバース(後ろ向き)巻きにし、しっかり手に広げたバームを中間〜毛先になじませてスタイリング。ひし形をイメージして整えて。
このモデルの顔型や髪質
ほんのり甘い青紫系のヘアカラー「ラベンダーアッシュ」
カット
アウトラインは顎の長さにカットし、後頭部の丸みが出るように襟足は短くカットする。顔周りは鼻先〜リップラインにかけてマッシュラインでつなげ、前髪は黒目の内側部分を目元あたりに設定。
カラー
明るめのラベンダーアッシュでワンメイク。ツヤをしっかり感じさせる、抜け感のあるカラー。
スタイリング
根元を立ち上げるようにドライして大体のフォルムを整え、毛先に丸みをつける程度にミニストレートアイロンで巻く。少量のバームを手に広げ、全体にサラッとつけてから、サイドを耳にかける。
このモデルの顔型や髪質
髪の赤みをおさえてくれる「スモーキーアッシュ」
カット
全体は肩よりやや上の位置でプツッとなるようにワンレングスにし、顔周りは前上がりになるように毛束を引き出してカット。前髪は眉ラインで直線的につくる。
カラー
地毛のようでありながら、光が当たると透明感たっぷりのスモーキーアッシュに。地毛よりまろやかな印象。
スタイリング
ストレートアイロンで自然な丸みになるように整え、前髪はおでこに沿う程度の内巻きに。全体にオイルを手ぐしでなじませ、前髪は毛先のみにつけてコームで整えて。
このモデルの顔型や髪質
※クセが強い人は、縮毛矯正パーマをかけておくと扱いやすくなる。髪が少ないとペタッとしやすいので、分け目がつかないように乾かして根元をふんわりさせると、バランスが取りやすくなる。
「ハイライト」で動きのあるレイヤーヘアに
カット
肩レングスで長さを設定し、後ろから前下がりにレイヤーを入れる。前髪は頬骨あたりの長さにして流れるように。顔周りは、丸顔ならサイドの後れ毛を長めに、面長なら短めに… など顔型に合わせてデザインする。
カラー
落ち着いたトーンのアッシュベージュに、ハイライトをプラス。レイヤーの動きがさらに際立つ。
パーマ
襟足はゆるめの外ハネ、トップはふんわりするように巻いてパーマをかける。顔周りの後れ毛はワンカール弱で巻く。
スタイリング
ノンパーマの場合、アイロンで襟足を外ハネ、他は毛先ワンカールの内巻きに。少量のバームをしっかり手に広げ、内側からなじませる。最後に束感が出るように毛束をつまんで仕上げる。
似合う顔型や髪質
※毛量が多い場合、くびれがしっかり出るようにカットして髪を少なく見せるのがおすすめ。
髪のイメチェン法【4】パーマをかける
大人のショートパーマは、やわらかく動く“毛先ニュアンス”がカギ
マッシュショートは、パーマでワンカールさせてふんわりとしたボリュームをプラスすればスタイリングを時短しながら、大人っぽくおしゃれな印象が手に入ります。
カット
ひし形シルエットをイメージし、襟足はコンパクトに。立体感が生まれて、バランスよくまとまります。幅広めのふんわり前髪でやわらかな雰囲気に。顔周りの髪は軽く耳掛けしてメリハリをつけて、大人っぽさもキープ。
パーマ
ショートヘアにしたいけれどクールになりすぎてしまいそう… という方も、ゆるやかなカールを仕込んだふんわりとしたパーマスタイルなら、華やかな印象になります。ここでご紹介するショートパーマは、26~28mmのやや太めのロッドを使用。ゆるく大きく巻くことでエアリーな動きがでて、大人らしくカジュアルに仕上がります。
スタイリング
髪全体を濡らした後、手ぐしで根元を立ち上げながらドライヤーで乾かす。ワックスをサクランボ大の量をとり、手のひらに広げてから後頭部の内側からもみ込むようにしてなじませる。仕上げに指先で前髪をつまんで束感をだして完成。
●Use it
ノティオ ワックス
このモデルの顔型や髪質
ふんわりボブは、パーマと深め前髪がポイント
「抜け毛」「髪が細い」など、ペタンコに見えやすい悩みをお持ちの人にもおすすめのヘアスタイル。
カット
前髪からサイドにかけて、顔周りを包み込むようにカットし、毛先にランダムな動きがあることですっきりとしたフェイスラインに。前髪は深めにとり少し厚めに設定することで、薄毛で頭頂部の地肌が透けて見えるのを防ぐメリットも。イキイキとした印象を与えられます。
カラー
8トーンのメープルベージュカラーでやわらかさをプラス。チークのように肌に血色感も与えてくれます。
パーマ
グラデーションカットとデジタルパーマで立体感のあるオーバルボブに。ふんわりボリュームのCカールでつくる丸みのあるシルエットで、まとまり感もアップします。
スタイリング
髪全体を濡らした後、ワックスをパール2粒分の量をとり、全体に手ぐしでよくなじませる。毛先を下からやさしく握るようにしてドライヤーで乾かし、カールをだして。顔周りは指先で毛束をつまむように整えましょう。
●Use it
ナカノ スタイリング ワックス 3C ライトハード
このモデルの顔型や髪質
女性の薄毛をおしゃれにカバーするパーマスタイル
髪のボリュームがなくなるとさみしい印象になりやすい… 。40歳前後からだんだんと増えてくる薄毛の原因は、加齢による女性ホルモンの減少や頭皮のトラブルなどといわれています。日常のケアも大切だけど、ヘアスタイルを変えて手っ取り早く薄毛を解決しちゃいましょう!
おすすめしたいのがエアウェーブパーマ。根元からくっきりとしたカールをつくることで、トップに華やかなボリュームをだせるうえ、毛先の動きでこなれた雰囲気も演出できます。
カット
全体的にレイヤーを入れたひし形シルエットのロングヘアがベース。
カラー
カラーリングは10レベルのクリーミィな発色のフォギーベージュ。肌なじみのいい透明感のあるカラーが、やわらかな雰囲気も演出してくれます。
パーマ
エアウェーブパーマには19~21mmのロングロッドを使用。細かく毛束をとり、根元付近からスパイラル状に巻きつけてリラックス感のあるウェーブに。定番のひとつ結びアレンジもグッとおしゃれに仕上がります。
スタイリング
髪全体を軽く濡らした後、ムースをテニスボール2個分の量を数回に分けて全体にもみ込む。カールがしっかりでるように、毛先を下からやさしく握るようにしてなじませて。自然乾燥でOK! 後頭部の少しくぼんでいるところの上あたりでひとつ結びに。ゴムの結び目を隠すため、少しの毛束を巻きつけピンで留めて完成。
●Use it
ニゼル ドレシア ハイクラッチフィズ
このモデルの顔型や髪質
髪のイメチェン法【5】ストレートをかける
ケラチントリートメントで清潔感アップ!
髪型でイメチェンというと長さを変えたりフォルムを変えたり、思い切った変化が必要だと感じる方が多いかもしれませんが、実は怠りがちな部分を丁寧ににケアしてあげるだけでも与える印象は大きく変わります。
たとえば毛先のパサつきや髪全体のツヤ、うねり。
Before
After
大きな変化ではないからこそ多くの人が怠りがちな部分です。ここをあえて隙なくケアしてあげるだけで、周囲に与える清潔感は天と地の差。
ぜひストレートパーマやケラチントリートメントなど、今の髪にツヤやサラサラな手触りを与えてくれる施術にトライしてみてください。
髪のイメチェン法【6】セットを変える
同じ髪型でも“毛先”を変えれば印象も180度変わる
定番のボブスタイル。そのままでも十分かわいい髪型ですが、セット方法を変えてさまざまな雰囲気を楽しんでみましょう。
内巻きスタイル
たとえば毛先を内巻きに巻いたこんなボブスタイルなら、大人かわいい印象に! 柔らかく上品な雰囲気も漂います。
外ハネスタイル
全体をストレートにして毛先を外ハネにセットすれば、今度は爽やかな印象のボブに。服装次第では大人っぽくもかわいくもなるので、ファッションとトータルでコーディネートすることをおすすめします。
同じ髪型でも“質感”を変えれば印象も180度変わる
思い切って髪型を変えなくても、セットの際、髪の質感を変えるだけでイメチェンは可能です。代表的なのが、素髪→ウエット。時間がなくて簡単にセットしたいとき、不器用で凝ったアレンジができない人におすすめです。
\How to/
ツヤや濡れ感を演出できるスタイリング剤を手のひらに広げ、髪の下から手を入れてつかむようにして手ぐしを通しなじませる。内側(耳後ろ〜襟足上あたり)は乾きやすく髪が広がりがちなので、しっかりとつけて。
スタイリング剤をさらに追加し、髪の表面の根元付近〜毛先までを手ぐしでとかすようになじませる。毛流れを整えつつ束感を出して。
スタイリング剤は足さずに、前髪の毛束を指で細かくつまんでシースルーにする。
完成!
同じ髪型でも“分け目”を変えれば印象も180度変わる
もっと手軽にイメチェンしたい人は、同じ髪型で分け目だけを変えて印象チェンジを狙いましょう。いつも分けている場所を少しずらすだけで、驚くほど雰囲気が変わります。
\How to/
いつも分けている場所から左右どちらか1cm以上間隔を開けた位置に新しい分け目を作る。コームの柄など細いものを使って、ジグザグに分けていくのがポイント。分け目をぼかすように整えたら完成。
トップがペタンとしがちな人も、分け目を変えるだけでふんわり感が増し若々しい印象になるはずです。
髪のイメチェン法【7】アレンジする
マッシュショート風まとめ髪
いつもダウンスタイルが多い方は、ヘアアレンジでイメチェンを狙うのもおすすめです。髪が短い方も例外ではありません。結んだり小物を使ったりして雰囲気を変えてみましょう。
\How to/
顔まわりに後れ毛を残し、髪を下の位置でひとつに結ぶ。
結び目上に裂け目を作り、毛束を下から入れる。くるりんぱのように毛先は抜かず、そのままにする。表面を整えたらピンで固定し、髪表面の毛束を引き出し凸凹にする。
残しておいた後れ毛をアイロンでリバース巻きにする。髪の中間から挟み、毛束が顔に沿うように仕上げて。最後はバームを少量後れ毛になじませて巻きをほぐす。
完成!
スカーフシニヨン
いつも髪を結んでいる方は、小物を使ってアレンジをアップデートしましょう。ベーシックカラーのアイテムをシンプルなアレンジに組み合わせれば、小物を使った髪型も大人にしっくりなじみます。
\How to/
あらかじめスタイリング剤を髪全体になじませ、しっとりさせておく。後れ毛を残した状態で髪を下の位置にまとめる。手ぐしを使い、ざっくりでOK。
結んだ毛束をねじりおだんご状にし、ピンで固定する。おだんごと地の毛がしっかりつくよう、境目を狙ってピンを挿して。
スカーフを結び目が前にくるよう頭に巻き付ける。耳上部に少しかかるくらいの位置で巻くとこなれた仕上がりに。結び目は固結びにして。
束感の出るスタイリング剤を少量、後れ毛になじませる。
完成!
高めおだんご
いつも低い位置でアレンジをしている人や明るく活発な印象に仕上げたい人は、高めの位置でアレンジをしてみましょう。ヘアアクセサリーを使えば、後ろ姿もおしゃれに決まります。
\How to/
手ぐしでざっくりと髪を高い位置にまとめる。毛束を丸めておだんごを作り、毛先はゴムにまとめる。ミニバンスクリップを無造作につけて、抜け感あるおだんごヘアに仕上げる。