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2023.08.23

100人に聞いた!子どもの好き嫌いをなくすための工夫を解説

 

子どもの食べ物の好き嫌いに、悩んでいるママ・パパはたくさんいることでしょう。今回はその実態をワーママ100人に調査!実際に子どもがどんな食べ物を苦手なのか、そして親は食べてもらうためにどんな工夫をしているのか、教えてもらいました。

【100人に聞いた】子どもが苦手とする食べ物は? その理由もチェック

まずは、100人のワーママに「子どもが苦手な食べ物」を聞いてみました。理由もあわせてご紹介します。

子供の嫌いな食べ物アンケートの結果※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む・以下同)

野菜

全体の65.1%と、圧倒的多数で1位になったのは野菜。味そのものから食感、匂いまで、さまざまな理由で苦手意識が生まれるようです。

「アスパラガス。味がダメなよう」(40代・神奈川県・子ども2人)
「さつまいも。ボソボソするから」(40代・香川県・子ども2人)
「ゴーヤ。苦い」(40代・香川県・子ども1人)
「セロリとパクチー。匂いがダメ」(40代・千葉県・子ども2人)
「トマト。青臭いのとジュルジュル感が嫌い」(40代・宮城県・子ども3人)
「白菜。食感が苦手」(40代・沖縄県・子ども1人)
「ピーマン。後味が悪い」(40代・佐賀県・子ども1人)
「小松菜。味が苦手」(40代・新潟県・子ども5人)
「ネギ、ショウガ、ミョウガ。辛くて苦いから」(40代・東京都・子ども1人)
「レタス、きゅうり。青臭い」(40代・兵庫県・子ども3人)
「なす。食感がだめ」(40代・愛知県・子ども2人)
「玉ねぎ。苦味が苦手」(40代・福島県・子ども5人)
「大根。苦い」(40代・熊本県・子ども2人)
「繊維の多い野菜。食べにくい」(40代・東京都・子ども1人)
「里芋、かぼちゃ、さつまいも。里芋は食感。甘い野菜が受け入れにくいらしい」(40代・大分県・子ども2人)

きのこ類

15.1%で2番目に多かったのはきのこ類。食感や匂いが受け入れられないという意見が数多く寄せられました。

「しいたけ。食感」(40代・福岡県・子ども2人)
「きのこ。食感と匂い」(40代・東京都・子ども1人)
「しいたけ。においが嫌」(40代・新潟県・子ども2人)
「なめこ、しめじ。なんとなく食感が苦手」(40代・山梨県・子ども2人)
「舞茸。匂いがキツくてぷよぷよしていて嫌」(40代・東京都・子ども2人)

魚介類

魚介類特有の匂いや、小骨の多さが気になるという声も。

「カニ、エビ、イカ。多分匂いと味が嫌いなんだと思う」(40代・静岡県・子ども1人)
「魚。骨が嫌」(40代・京都府・子ども2人)
「刺身。生ものだから」(40代・埼玉県・子ども2人)

納豆

納豆は大好きという子も多い一方で、独特の匂い&ネバネバが苦手な子も少なくありません。

「納豆は臭くてネバネバしているから」(40代・埼玉県・子ども2人)
「納豆。ネバネバドロドロ系の食感が嫌い」(40代・京都府・子ども1人)

子どもの好き嫌いをなくすための工夫とは?体験談からご紹介

子どもの好き嫌いは、親の悩みのタネになりがち。少しでもバランスよく食べてもらうために、さまざまな工夫を凝らしているご家庭も多いでしょう。ワーママのみなさんが具体的にどんな工夫をしているのか、そのアイデアを教えてもらいました。

嫌いなものを食べさせる工夫アンケートの結果

細かくする

52.1%と、半数以上の方が実践しているのは、食材を細かくすること。カレーやスープ、ミートソースなどに混ぜ込んでしまえば、苦手な食材も気づかずにパクパク食べてくれるはず…!?

「とにかくみじん切りして隠すように料理に入れます!」(40代・静岡県・子ども2人)
「トマトの食感が苦手なので、潰した料理を作る。パスタのトマトソース、トマトスープ、カレーなど」(40代・埼玉県・子ども2人)
「なるべくみじん切りにする。カレーなど味をごまかせる食べ物に混ぜる」(40代・福島県・子ども5人)
「小さく切ったり、スープに入れたりしています」(40代・神奈川県・子ども2人)

https://stock.adobe.com/jp/images/外でご飯を食べる小さな女の子/486524341?prev_url=detail

好みの味付け

16.7%と2番目に多かったのは、味付けを子どもの好みにすること。カレー味やケチャップ味のようなしっかりした味付けなら、苦手な食材もごまかしが効きそうです。

「好きな味付けにする」(40代・東京都・子ども1人)
「味付けを濃くする」(40代・新潟県・子ども5人)
「好きそうな味付けにする。好きな具材と一緒に調理する」(40代・静岡県・子ども1人)

調理方法

3番目に多かったのは、10.4%で調理方法を工夫するというアイデア。食感が苦手なら揚げてカリカリにしたり、しっかり火を通したり。また苦手な食材と好きな食材を一緒に料理すれば、気にならなくなるかもしれません。

「カリカリに揚げる」(40代・香川県・子ども2人)
「火を通す」(40代・埼玉県・子ども2人)
「調理法を変える」(40代・福岡県・子ども3人)
「他の野菜や肉などと一緒に調理して、嫌いな食べ物を感じさせないようにしている」(40代・東京都・子ども2人)

子どもの好き嫌いをなくすために避けるべきことは?

子どもの好き嫌いは、短期間でなくすことはなかなか難しいものです。無理に食べさせようとすると、逆効果になることも。子どもの好き嫌いをなくすために、避けるべき行動をワーママたちに教えてもらいました。

子供の嫌いなものをなくすためのNG行為のアンケート結果

88.1%とほとんどの人が挙げたのが、「無理やり食べさせる」ということ。その他の意見とあわせて、その理由を見ていきましょう。

無理やり食べさせる

苦手なものを強要されることで、さらに苦手意識が強くなってしまうことも。また、食事自体が楽しいものではなくなってしまったら本末転倒です。自分も子どものころ、苦手なものはあったな〜と思い起こして、気長に構えるのもいいでしょう。

「嫌がっているのに無理強いする」(40代・岩手県・子ども1人)
「強要する」(40代・東京都・子ども1人)
「無理やりたべさせること」(40代・香川県・子ども2人)
「無理に苦手を克服しなくていいと思っている」(40代・埼玉県・子ども2人)
「食べるまで何もさせないなど」(40代・三重県・子ども1人)

食卓に一切出さない

どうせ食べないなら…と食卓に出すのをやめてしまうのも、逆効果かもしれません。子どもが成長するにつれて、不意に食べてみようという気になったり、自然に食べられるようになることもあります。

「嫌いだからって、一切食べさせないこと。そのうち食べられるようにかも」(40代・山形県・子ども2人)
「嫌いだからといって料理に出さないこと」(40代・東京都・子ども1人)

ネガティブな声掛け

子どもが苦手と言っている食材について、「確かにおいしくないよね」などとネガティブな反応をするのも避けたほうがいいでしょう。前向きな声かけがおすすめです。

「おいしくない、とか言わない。栄養があるから食べようねと食べさせた」(40代・神奈川県・子ども2人)

ごはんを笑顔で食べる女児

子どもの好き嫌いは長い目で見守ろう

食べ物の好き嫌いは誰しもあるもの。とはいえ、栄養バランスや将来の食生活を考えて、なるべく克服してほしいのが親心。成長と共に味覚が変わり、突然食べられるようになることもあります。できる工夫をしながら、長い目で見守っていきましょう。

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