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2023.09.19

「好意」の意味や使い方は?「厚意」との違いや類語・対義語などを徹底解説!

 

好意(こうい)とは、相手のことを「いい人だな」と感じる気持ちのことです。また好意と同じ読み方の言葉に「厚意」という熟語も存在します。本記事では「好意」の詳しい意味や厚意・善意との違い、好意の返報性、類語・対義語、相手から好意を感じる瞬間などを解説します。

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「好意」の意味は?

普段何気なく使っている言葉であっても、あらためて言葉の意味を知ると、新しい発見があるかもしれません。今回、ご紹介する「好意」も、日常的に用いられる言葉です。しかしその意味について、あらためて考えることは少ないでしょう。

虫眼鏡でハートを見ているイメージイラスト

本章では「好意」という単語について、詳しい意味や「善意」「厚意」との違い、関連語について解説していきます。

■言葉の意味

「好意」とは、相手を思いやる優しい感情や深い愛情を指す言葉です。文字通り「好きな意識」を意味しています。「好意」という表現が使われる場合、しばしば「好きである」「親しみを感じる」といった感情の側面に焦点が当てられるでしょう。たとえば、友人や恋人が困っているときに手助けをする場合、その背後には「好意」が存在しています。

1.その人に抱く親しみや好ましく思う気持ち。
2.愛情の婉曲的な表現としても用いられる。
3.その人のためになりたいと思う気持ち。親切な気持ち。

<小学館 デジタル大辞泉より>

■「善意」や「厚意」との使い分け

「善意」は、よい心を表す言葉。好意とほぼ同じ意味でも用いられますが、奉仕のニュアンスが含まれた社会福祉的な行為に用いられることが多い言葉です。

「厚意」とは、他者が自身に向けて示した親切な行為のこと。他人への親切な態度を指す点では「好意」とほぼ同じ意味を持ちます。しかし個人的な感情が強調される「好意」に対して、厚意の場合は「行動」としての親切心が重要視されます。

■関連語とは

好意と関連性の高い言葉には、「老婆心」や「好感」があります。前者は、あれこれと相手の世話を焼こうとする気持ちです。主に、相手になんらかの忠告やアドバイスをする際に、「老婆心からいうと〜」などの前置きとして用いられます。後者は文字通り「好ましく思う気持ち」のことです。「好感をもてる人」といった使われ方をします。

好意の“返報性”とは

好意を活用したものに「好意の返報性(へんぽうせい)」というものがあります。好意の返報性とは何なのでしょうか。主にビジネスシーンで活用されるテクニックの一つですが、一体どのような効果があるのか、本章で解説していきます。またより上手に活用するコツは何なのでしょう。本章の内容を参考にして、日々の仕事を円滑に進めてみてください。

浮いているハート イメージ

■営業テクニックのひとつ

「好意の返報性」とは、ビジネスにおける営業テクニックの一つです。他人から何かを受け取った際に、人は自然と「何かお返ししなければ」という心理現象に至ります。ビジネスシーン以外でも、友人からプレゼントにお返ししなければと思う心理状態は「好意の返報性」に該当するでしょう。営業活動の中で活用することで、スムーズに契約を結べるかもしれません。

■営業における有効性

好意の返報性を活用することによって、相手に対して自然な形でアポイントや契約締結、購入などの条件を引き出せます。営業活動において、顧客からアポイントの取得や商品・サービスの購入を促すことは極めて重要。

定期的に相手へ感謝の意を示したり、困難な状況にある際に可能な限り援助の手を差し伸べたりすると、相手に何かあった場合、あなたの存在を思い出す確率は高まります。この現象こそが、好意の返報性に基づいたものです。

■好意の返報性を利用するコツ

好意の返報性を、賢く利用するコツは「継続すること」と「さり気なくおこなうこと」です。好意は継続的な行動によって、効果を発揮します。日常のコミュニケーションの中で、継続して好意を伝えることが重要です。また、あからさまに見返りを求める姿勢は、逆効果。あくまでもさり気なく好意を伝え続けることが重要です。

「好意」の類語・対義語

「好意」という単語には、類義語・言い換え表現や対義語が存在します。類義語・言い換え表現ならば「善意」や「厚意」、対義語は「悪意」です。それぞれの意味について、本章で今一度解説していきます。場面ごとにより適した言い回しを用いるとともに、対義語とセットで覚えることによって、ボキャブラリーを増やしていってください。

■類語・言い換え表現

好意の類義語・言い換え表現としては、「善意」と「厚意」の2つが挙げられます。繰り返しになりますが「善意」は、好意と同じく「親切心」といった意味です。好意よりも、社会福祉の観点から用いられるケースが多いでしょう。「厚意」もまた、思いやりの心を指した言葉です。しかし好意よりも、さらに深い思いやりの心といった意味で用いられます。

■対義語

好意の対義語に「悪意」という単語があります。悪意とは、文字通り「悪い心(気持ち)」のことです。他人へ嫌がらせをしよう、害を与えようとする心を「悪意」と表現します。法律上の用語としても用いられる言葉であり、その場合は「法律の効力に影響する事情を知っていること」といった意味です。また悪意の類義語は、以下の通りです。

・悪心(あくしん・おしん)

・邪心(じゃしん)

・悪感情(あくかんじょう・あっかんじょう)

・出来心(できごころ)

 

相手からの「好意」を感じるときとは?

それでは相手からの「好意」を感じるシチュエーションとは、どのような状況なのでしょうか。本章では相手の行動から、自分に好意があると感じた瞬間についての調査結果をもとに、具体的なシーンを解説していきます。自分自身が好意を感じていなくても、本章のような行動をする人は、あなたを好意的に思っているのかもしれません。

さまざまな大きさのハートを手に持ったさまざまな人たち イラスト

■コミュニケーション頻度が高いとき

人が相手からの好意を感じる瞬間として、まず挙げられるのが「コミュニケーションの頻度が高いとき」です。普段から積極的に話しかけてくる相手に対して、人は「自分に好意を持っているのかも」と感じるでしょう。逆にいえば、頻繁に話しかけられる(連絡が来る)場合、相手はあなたに対して好意を持っている可能性があります。

■距離感が近いとき

2人だけで会話をしている時に限って、距離が近い場合は「好意を持たれている」と感じる方が多いようです。またボディタッチをしてくるなども「距離が近い」に該当します。ただし誰にでも同様に距離が近い人は、特別な感情から行動していない場合もあるでしょう。あくまで自分に対してのみ距離の近い人が、これに当てはまります。

■積極性が感じられるとき

相手に積極性を感じた場合も「好意を持たれている」と考えるかもしれません。たとえば職場の人が積極的に、プライベートの誘いをしてきたり、褒めてきたりする場合は、好意を持たれている証拠と言えるでしょう。また直接的に誘われる前であっても、積極的に休日の予定を聞かれる場合は好意的に受け取ってよいかもしれません。

「好意」を正しく使ってビジネスに活かそう!

ハートの気球 イメージイラスト

日頃、何気なく使っている「好意」という言葉について解説しました。好意とは、誰かを好ましく思う気持ちのことです。またビジネスにおける営業テクニックには、何かをしてくれた相手にお返ししたいという思いである「好意の返報性」を活用する方法もあります。好意的な対応を心がけることで、スムーズに契約を結べる可能性があるため、ぜひ活用してみてください。

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