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2023.11.28

年賀状をやめる方法とは? 年賀状じまいについて伝え方や注意点を紹介

 

SNSやメールが連絡手段の主流となる今、年賀状をやめる人が増えてきたといわれています。年賀状をやめたいと考えるなら、相手に失礼のないよう、礼を尽くしてやめたいですね。本記事で、注意点や伝え方の文例を紹介します。

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年賀状をやめるには?

年賀状の準備が始まる時季になると、一方で「そろそろ年賀状をやめようかな…」と思う人もいるでしょう。最近では、SNSやメール、チャットなどで新年の挨拶をする人が増えたため、やめても問題なさそうに感じるかもしれません。

今回は年賀状をやめるときにそれを伝える手順や、伝え方について見ていきましょう。

3枚の年賀状のイラスト

「年賀状じまい」

年賀状のやりとりをしていた相手に、「今後は年賀状を辞退する」と宣言することを「年賀状じまい」といいます。何も言わずに年賀状を出さなくなると、相手に心配をかけるかもしれませんから、きちんとお礼と思いを伝えて終わりたいですね。

年賀状は広く根づいている慣習でもあるため、それをやめると宣言するのは勇気が要る場合も。だからこそ、きちんと伝えることが大切です。年賀状をやめることをどのように伝えるかは後述しますので、参考にしてみてください。

年賀状をやめるタイミングは?

年賀状をやめるタイミングに決まりはありません。しかし、何かしらの転機がきっかけとなり、年賀状をやめるというケースが多いでしょう。たとえば、退職や転職、引っ越し、子供が成長したことなどは、年賀状をやめるきっかけとして挙げられます。

また、終活を考えるようになり、年賀状をやめるというケースもあるようです。

年賀状をやめるデメリットについて

年賀状をやめる場合、年賀状作成にかかるコストや時間、手間などが省けることや、年賀状の整理をしなくてよくなること、人間関係の見直しができるなどのメリットがあります。しかし、年賀状をやめると生じるデメリットについても意識して判断したいもの。

ここからは、そのデメリットになる可能性があることを紹介します。

スマホを見て考えている様子の人のイラスト

交流が途絶えてしまう可能性

年賀状をやめるということは、長年にわたって年賀状のみでやりとりをしてきた人との交流が途絶えることにつながります。もちろん、別の連絡手段を伝えて関係性を続けることはできますが、相手がそれに同意してくれなければ、関係は途絶えることになるでしょう。

人間関係の整理になるという見方もできますが、お互いの状況がわからなくなるため、寂しさを感じる可能性も出てきそうです。

失礼と思われる可能性も

年賀状をやめる理由をしっかりと伝えたつもりでも、相手が理解してくれるとは限りません。特に、慣習を重視する人や、年賀状のやりとりが大切と考える人には、失礼に思われる可能性もあります。あるいは、年賀状をやめる=絶縁すると捉えられる場合も。

年賀状をやめる際の注意点

ここからは、年賀状をやめる際の注意点について見ていきましょう。年賀状をやめるのであれば、相手に失礼のないよう進めたいですね。

お辞儀をするビジネスパーソンの上半身イラスト

伝える方法は?

年賀状をやめることを伝えるには、さまざまな方法があります。多いのは次の伝え方でしょう。

・最後となる年賀状で、翌年以降は年賀状を辞退することを伝える
・寒中見舞いで伝える
・メールやチャット、SNSなどで伝える
・手紙で伝える
・直接会ったとき、あるいは電話で伝える

なお、喪中はがきで伝えるという方法もありますが、基本的に問題はないとされています。しかし、中には喪中はがきで伝えることを無礼と取る人もいるかもしれません。それが不安な場合は、年賀状をやめることを違う機会に伝える方がよいでしょう。

お礼の気持ちを丁寧に伝える

これまで年賀状でやりとりをしてもらったことに対して、丁寧にお礼の気持ちを伝えたいですね。年賀状をやめるという報告は、相手の気持ちを損ねるかもしれません。だからこそ、感謝の気持ちをしっかりと伝えたいもの。ぜひ、自分の言葉で丁寧に気持ちを伝えてください。

理由と時期を明確に伝える

年賀状をやめる理由と時期は、可能な限り明確に伝えます。理由を伝えないと「嫌われたのかな?」と不安になる人もいるかもしれません。ただし、「面倒くさいので」や「年賀状が負担」などの理由は、それが本当だとしても読んだ人を不快にさせることも。理由の伝え方については工夫したいところです。

また、時期に関しても具体的に伝えることで、相手の負担を減らすことになるでしょう。

今後も交流してほしいと伝える

年賀状をやめても交流したいと思う相手には、そのことをしっかりと伝えてください。年賀状をやめると伝えたら、相手は連絡しにくくなると感じるかもしれません。また、代わりとなる連絡手段も伝えたいところ。メールアドレスやLINE、SNSアカウント名などを伝えておくと、連絡を取りやすいでしょう。

年賀状をやめると伝えるには? 文例を紹介

ここからは年賀状をやめる際の文例について見ていきましょう。パターン別に紹介します。

テーブルに置かれたスマートフォンを手に取ろうとする人の手元の写真

パターン1:別の連絡手段に変更

《文例》
誠に勝手ながら本年を持ちまして、どなた様とも年賀状でのご挨拶をご遠慮させていただきたいと考えております 
家族と相談した結果、来年からはSNSなどで近状報告やご挨拶をさせていただきますのでお手すきの際にでもご覧ください

 

パターン2:引っ越しを理由にする場合

《文例》
新住所にて家族そろって新年を迎えました
つきましては、本年を最後に年賀状による新年のご挨拶を控えさせていただきます
誠に勝手ではございますが、今後も変わらぬおつきあいの程、よろしくお願いいたします

 

パターン3:時代の変化を理由にする場合

《文例》
このたび時代の変化に沿い、交流の場をSNSやメールに移行することにいたしました
つきましては本年を持ちまして、皆様への年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます
これまでお引き立てをいただきまして、誠にありがとうございました
今後はメールやSNSを通し、より密に関係を築ければと願っております

 

年賀状をやめることは、新しい関係が始まるということでもあります。相手にもそのことをしっかりと伝えたいですね。

最後に

年賀状をやめる、「年賀状じまい」について紹介しました。年賀状はなかなか会えない相手と近況報告をし合える貴重な機会であり、連絡手段のひとつでもあります。それをやめると伝えるのは勇気が要るかもしれませんが、礼を尽くして気持ちを伝えたいですね。年賀状をやめるのはメリットも多いですが、デメリットもあります。そのことを念頭に入れ、判断することをおすすめします。

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