正月飾りや鏡餅はいつ片付ければいいの!? 一気に片付けちゃダメ?
正月飾りはお正月を祝って家の内外を飾るもので、門松・しめ飾り・鏡餅などを指します(デジタル大辞泉より引用)。お正月の準備が簡素化されているご家庭も増えていますが、実際はどのくらい飾っているのでしょうか?
今回は自宅に鏡餅を飾っているかどうか、Domaniと姉妹メディア・Oggiの読者670人に聞いてみた結果を発表!
およそ半数の人が飾っている、という結果に。スーパーなどで気軽に購入できますし、お子さんがいる方は保育園や幼稚園などで作った、という方もいらっしゃるのでは? 片付けるタイミングになったらお雑煮にしていただくのが楽しみですよね。
この鏡餅、飾るタイミングもありますが、片付けるタイミングはいつなのでしょうか? 年末に同じタイミングで飾ることが多いので、一緒に片付けている人もいるかもしれませんが、正式には、片付けるタイミングに違いがあるそうです。お正月アイテムの片付け時について、マナーコンサルタントの西出ひろ子さんに聞きました。
一般的に「正月飾り」は1月7日に、「鏡餅」は1月11日に片付ける
「地域によって異なりますが、関東では、正月飾りは、松の内の1月7日に片付けます。一方の鏡餅は、鏡開きの1月11日に片付けます。関西では、小正月の1月15日を松の内としているため、お正月飾りは1月15日に。鏡開きは1月15日か二十日正月の1月20日としていることが多いようです。ただし京都や一部の近畿地方では1月4日に鏡開きとし、他の正月飾りを片付ける前に鏡餅を食べるとする方もいらっしゃるそうです」(西出さん)
マナーコンサルタント
西出ひろ子
参議院議員秘書を経て政治経済ジャーナリストの秘書を経験。その後 マナー講師として独立渡英し海外で起業した経験もあるため、グローバルな視点からマナーをわかりやすく解説している。その実績や成果は、テレビや雑誌などでもマナー界のカリスマとして多数紹介されており、「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)や「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日)などのドキュメンタリー番組でも紹介された。基本のマナーとそこに気くばりを加えたワンランク上のマナーを紹介した新刊、『さりげないのに品がある気くばり美人のきほん』が好評発売中!
『さりげないのに品がある気くばり美人のきほん』
西出ひろ子マナーサロンHP
イラスト/村澤綾香 構成/木戸恵子 再編集/Domani編集部
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