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2024.05.25

インスピレーションの意味とは? 語源や使い方、高める方法も紹介

 

インスピレーションは、日常会話やビジネスシーンなど幅広い場面で使われる言葉です。クリエイティブな仕事では、インスピレーションを高めることも欠かせません。インスピレーションの意味や、使う上での注意点などを解説します。

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「インスピレーション」の意味とは?

インスピレーションは、日常会話はもちろんのこと、ビジネスの場でも使われる言葉です。インスピレーションの正しい意味や語源を解説します。

アイデアのイメージ

(c)Adobe Stock

「インスピレーション」の意味とは?
  1. 「ひらめき」「直感」などを意味する
  2. 語源は英語

「ひらめき」「直感」などを意味する

インスピレーションは、英単語を由来とするカタカナ語の一つです。「ひらめき」「直感」などの意味で使われ、ビジネスシーンでも耳にする機会が多いでしょう。

不意にひらめくといったニュアンスがあり、時間をかけてじっくり考えたアイデアにインスピレーションという言葉はほとんど使われません。直感的にぱっと思いついた案を指しているのがポイントです。

独創的なアイデアが求められる業種では、ひらめきという意味でインスピレーションが使われます。美しい風景やアートなどに触れ、インスピレーションが刺激されたという経験がある人も少なくないかもしれません。

インスピレーション(inspiration)
《吹き込まれたもの、の意》創作・思考の過程で瞬間的に浮かぶ考え。ひらめき。霊感。「インスピレーションがわく」
引用:小学館 デジタル大辞泉

語源は英語

インスピレーションの由来となるのは英単語「inspiration」。日本で使われるように「直感」「ひらめき」というような意味を持っています。

ただし現在使われている「直感」以外にも「霊感」「ひらめきを与える人」などさまざまな意味を持っているため、英語の場合は何を指すのか注意が必要です。英語の「inspiration」は、自らひらめくだけでなく、ひらめきを与えてくれるものも表しているのが特徴といえます。

また(神の)啓示」や「(霊感による)ひらめき」といった、ややスピリチュアルな意味合いで使われるケースもあります。

インスパイアとの違い

インスピレーションの関連語に「インスパイア(inspire)」がありますが、こちらは動詞です。インスピレーションとインスパイアの語幹は同じですが、使われ方が異なります。

インスパイアを使う場合「~にインスパイアされた」のような使い方が一般的です。何かに影響や刺激を受けてアイデアを生み出すということを表しています。

「インスピレーションを感じる」と「インスパイアされる」は、ほとんど同じ意味合いを表現しているといえるでしょう。

インスピレーションの使い方と注意点

インスピレーションという言葉は、ビジネスシーンでもよく登場します。ビジネスシーンにおけるインスピレーションの使い方と、注意するポイントを解説します。

企画会議やミーティングしている人々の写真

(c)Adobe Stock

インスピレーションの使い方と注意点
  1. ビジネスシーンでの使い方
  2. 多用しすぎないように注意する

ビジネスシーンでの使い方

ビジネスシーンでは、何かを思いつきそうなシーンなどで「インスピレーションが湧く」「インスピレーションを感じる」のように使われます。

芸術的なものや風景、斬新な考えなどに「インスピレーションが刺激される」と表現したり「この絵を見ているとインスピレーションが浮かんでくる」のように表現したりすることもあります。

また、新しいアイデアを生み出すために「インスピレーションを高める」ともいいます。デザインや商品開発など、クリエイティブな仕事に取り組む際にもよく使われる表現です。

多用しすぎないように注意する

インスピレーションの由来である英単語には「霊感によるひらめき」という意味合いも含まれています。そのため、アートや音楽といった芸術的な分野でもよく使われる言葉です。

「不思議な体験」「啓示」など、スピリチュアルなニュアンスも含まれているケースがあるため、あまり多用しすぎると予期せぬ受け取られ方をする恐れも。特にビジネスシーンでは、適切な言い換え表現を知っておく方が賢明なケースもあるかもしれません。

インスピレーションの類義語・言い換え表現

インスピレーションは幅広い意味を持っているため、言い換え表現として使える言葉も豊富です。中でも「ひらめき」という点でインスピレーションと近い意味の言葉を紹介します。

構想しているビジネスイメージのイラスト

(c)Adobe Stock

瞬間的にひらめく「直感」

直感とは、考察によるものでなく感覚によって物事をとらえることです。「直感的に」とは瞬時に判断することなので、時間をかけずに決断・判断するという点でインスピレーションに似ているといえます。

インスピレーションは、ぱっとアイデアがひらめくことを意味しており、どちらかといえば感覚的なものです。インスピレーションや直感は、どちらも論理的に考えて結論を出すこととは異なります。

シックスセンスともいわれる「第六感」

第六感とは、視覚や聴覚などの五感とは異なる第六の感覚のことです。海外では「シックスセンス」とも呼ばれており、理屈では説明ができない力という意味で使われています。

第六感には「五感を超えた特別な力」というニュアンスが含まれているため、占いやスピリチュアルが好きな人にはなじみのある言葉かもしれません。なんとなく悪い予感を覚えるという「虫の知らせ」も似た意味を持つ言葉です。

インスピレーションを高めるポイント

新しいアイデアが求められる仕事では、個性的な発想やひらめきが重要です。インスピレーションを高めるために、覚えておきたいポイントを解説します。

付箋にアイディアを出し合いアイディアを検討する社員たち

(c)Adobe Stock

インスピレーションを高めるポイント
  1. 新しい出会いを大切にする
  2. アイデアをメモや日記に残す

新しい出会いを大切にする

毎日が同じことの繰り返しになってしまうと、新たな発想は生まれにくいもの。意識して自分の世界を広げていくと、インスピレーションが刺激される可能性が高まるでしょう。

まだ行ったことのない場所に出かけたり、知らない人と話してみたりと、初めての経験をしてみるのもおすすめです。普段とは違った行動を心掛けることで、新しい刺激を受けられるかもしれません。

出会いがきっかけとなって、これまで思いつかなかったようなアイデアが生まれる可能性も。新たなひらめきを生み出すためにも、生活の中で得た出会いを大切にすることが重要といえます。

アイデアをメモや日記に残す

日常生活の中にも、アイデアのヒントは多く存在します。何気ない生活からヒントとなるものを見つけ出すためには、こまめにメモを取ったり日記をつけたりするのがおすすめです。

自分の感情や、その日に起こったことを言葉にしてアウトプットすると、何らかの気付きが生まれる可能性もあります。気付いたことを忘れずに残すためには、メモや日記を習慣にするのも一つの方法なのです。

また、自分の考えや気持ちを文章にまとめることは、思考を整理する練習にもなります。文章を書く習慣をつけて、頭をすっきりさせておくとインスピレーションが高まるかもしれません。

メイン・アイキャッチ画像:(c)Adobe Stock

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