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2023.09.27

アイデアマンとはどんな人? 特徴や発想力の鍛え方も紹介

さまざまな企画やアイデアを次々と生み出すアイデアマンは、ビジネスシーンでも頼られる存在です。アイデアマンに共通する特徴はあるのでしょうか? 発想力を鍛える方法やアイデアマンとして活躍するためのヒントも紹介します。

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アイデアマンとはどんな人?

ビジネスシーンで「アイデアマン」という言葉を耳にすることがありますが、具体的にどのような人を指すのでしょうか。アイデアマンは、斬新なアイデアを出すことに長けており、仕事においてもキーパーソンとなる存在です。

クリエイティブな人のこと

アイデアマンとは、他の人が思いつかないようなよいアイデアを次々と考え出す人のことです。英語では「idea man」と表記し、独創的なアイデアを提案できる能力と責任感を持ち合わせている人と定義されます。

職場でアイデアマンと呼ばれる人は、周囲と違ったクリエイティブな発想でプロジェクトを推し進める力を持っています。また、行き詰まった場面で斬新なアイデアを提案し、周囲を勢いづけてくれるので、職場でも頼りがいのある存在として期待されていることも多いでしょう。

アイデアマンに見られる特徴

アイデアマンは普段から意欲的に情報のインプットに努め、考え方や見方の偏りを持たないようにしています。失敗を恐れずに、前向きにアイデアを生み出す力も強みです。

アイディアを出し合う人々のイラスト

好奇心旺盛で探究心が強い

人一倍好奇心が強く、周りの人や周囲で起こっている物事に対し、常に何か面白いことがないかと興味を持って観察しています。時間を忘れて自分が興味を持っていることに没頭したり、一つのことをとことん調べて追求したりすることも楽しんで取り組めます。

さまざまなジャンルにおいて幅広く情報のアンテナを張っているため、情報の引き出しが豊富です。いざというときに、固定観念に囚われない斬新なアイデアを考え出すことも。時代の変化やトレンドに触れる機会も多く、新しい視点を持ったアイデアを生み出す力として活かされています。

洞察力や多角的な視点を持ち合わせている

周りの小さな変化や本質に気づく洞察力に長けている点も挙げられます。人とは違った見方や多角的な視点で物事を捉えられるため、その時々で適当なアイデアを生み出せるのです。さらに、表面的な一部分だけでなく、それを起点に見えていなかった新しい面まで見抜く力を持っているのも特徴といえるでしょう。

周囲や対象を注意深く観察することを心がけており、限られた一つの視点や発想にこだわりません。常に新しいアイデアを模索しており、これまでの知識と組み合わせて独創的な案を生み出すことも多いものです。

チャレンジ精神が旺盛

他の人がなかなか思いつかない斬新なアイデアを提案するときには、周囲の反応や評価が気になり不安になってしまいそうなもの。しかし、アイデアマンは新しいことに挑戦するチャレンジ精神が旺盛で、たとえ失敗したとしても糧にしてまた果敢に挑戦していきます。困難な問題や直面している壁に対しても、新たな発想で乗り越えることにやりがいを感じるのです。

考えたことを行動に移す実行力を持っており、経験を通じてさらにアイデアが磨かれていきます。どんなことにも前向きで、興味のあることにはスピード感を持って取り組んでいく姿勢が特徴的です。

時間を忘れるほど集中する

新しいアイデアが浮かぶと、時間を忘れて没頭してしまうほどの集中力を持っていることも一つ。のめり込んでアイデアを模索しているときには他のことは忘れてしまうなど、マイペースな一面もあるでしょう。他人とのディスカッションも得意ですが、1人でアイデアの構想を練る時間も大切にしています

アイデアマンになるための発想力の鍛え方

これからアイデアマンとして発想力を鍛え、ビジネスシーンで活躍したいと考えている人はどのようなことを意識したらよいのでしょうか?

ホワイトボードを使って話し合っている人々のイラスト

視野を広げる

多様な経験や価値観、異なる文化に触れ、自分自身の視野を広げることが発想力を鍛える第一歩です。長い間同じ環境下にいると、気づかない間に単一的な視点や固定観念に捉われてしまうことがあります。仕事では同じ環境で過ごしている同僚や知人だけでなく、他業界で働く人や幅広い年代・立場の人などと話す機会を積極的に持ちましょう。

プライベートでも普段の生活圏以外の場所へ足を延ばし、異文化や歴史に触れてみます。自分とは違ったバックグラウンドや考えを持つ人と関わることで、さまざまな価値観に触れ、経験を吸収した後には視野が大きく広がるでしょう。

ジャンルを問わず情報をインプットする

何か一つのことに取り組むとき、多くの人はその対象や自分が興味のある分野だけに集中して調べがちです。一方でアイデアマンは、一見関係なさそうなことや興味のあまりない分野についても調べたり、関連する別の分野についても徹底して情報収集をしたりしています。

情報収集するときはインターネットだけでなく、新聞やテレビ、書籍など多種多様なメディアから情報を取り入れるようにするのも効果的です。情報をうのみにするのではなく、正しい情報を取捨選択する力や多角的に見る力も同時に養うように意識します。

また、新しい情報やトレンドにも敏感になることで、周囲と差別化した独創的なアイデアが浮かぶきっかけをつくれるでしょう。

固定観念を取り払う

発想力を鍛えたいときは、「ゼロベース思考」を取り入れてみるとよいでしょう。ゼロベース思考とは、それまでに培ってきた知識や固定観念に囚われず、ゼロから物事を考えることです。

何かを考えるとき、人はそれぞれが持っている価値観や経験をもとに判断し、結論を導きます。そのため、ときには固定観念に囚われて柔軟なアイデアが思い浮かばなくなることも。

周囲と差別化したアイデアが思い浮かばなかったり、問題が複雑になってしまっていると感じたりしたときは、これまでの考え方や常識をいったん取り払って自由なアイデアを出すことを意識するとよいでしょう。

失敗を恐れない

アイデアを提案するとき「失敗をしたら周囲に迷惑がかかるかもしれない」「周囲からの評価が下がるかもしれない」といった心配があるかもしれません。しかし、失敗を恐れていては、自由な思考が制限されてしまいます。

アイデアマンは、失敗を学びのチャンスと考えます。たとえ失敗しても「そこから新しいヒント得て次のアイデアを生み出せばよい」とポジティブに考えられるのです。たとえ数えきれないほど失敗したとしても、成功するためには必要な過程であると捉えましょう。失敗を失敗のままで終わらせずに、次に活かそうとする努力も大切です。

アイデアマンになって仕事で活躍するには?

ビジネスシーンでは、斬新なアイデアで新たな価値を提供するか、競合相手と差別化されたアイデアを提供できなければアイデアマンのポジションは得られません。アイデアマンとなって、仕事で活躍するためのヒントを紹介します。

ノートと鉛筆

日常的に情報収集する癖をつけよう

ビジネスシーンで周囲から頼られるアイデアマンとして活躍するには、まずは日頃からインプット・アウトプットを繰り返し行う癖をつけます。自然に思考力も鍛えられ、次第に仕事にもしっかり活かせるようになるでしょう。

幅広い情報や価値観をインプットした後は、よい企画・製品づくりのためのアウトプットができるよう肩の力を抜くのも大切です。「クリエイティブなアイデアを生み出さなければいけない」と常に緊張した状態で過ごすよりも、リラックスした状態の方がよいものが生み出せる可能性が高まります。

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