仕事場で見かける頭がいい人の特徴とは
人によって、「頭がいい人」のイメージは異なりますが、具体的にどんな傾向があるのでしょうか。まずは、一般的な印象や特徴をチェックしていきましょう。
頭がいいってどういうこと?
頭がいいと聞くと、「勉強ができて、難しいことも理解できる」というイメージを抱く人も多いかもしれません。しかし、大人の場合は「勉強ができる」というだけで頭がいいという印象は受けにくい傾向があります。たとえ学歴が高くても、周囲とコミュニケーションが取れなかったり、うっかりミスが多かったりすると「要領が悪い人」と思われてしまいます。
一方、仕事場で「頭がいい」と称賛される人は、仕事のスキルはもちろんのこと、コミュニケーション能力も高く、行動に無駄がありません。つまり「頭がよく見える立ち振る舞い」をしているといえます。
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【質問】職場や仕事場に「頭がいい」と思う人はいますか?
みなさんの周囲に、「頭がいい」と思う人はいますか?働く女性100人にリサーチしてみました。
・いる…35.8%
・いない…64.2%
※アンケートは30〜45歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名。
職場や仕事場に頭がいいと思う人が「いる」と答えた人は35.8%でした。どんな瞬間に「この人頭がいい」と思ったのでしょうか。体験談もご紹介します。
「頭がいい」と思った理由は?
・どうすれば効率よく仕事をこなせるかわかっている。自分だけじゃなく、私にもこうしたら効率いいよ。と教えてくれるので有難い(40代・群馬県)
・仕事でいつもと違う出来事が起きても、頭の回転が速いというか、いろんな方向性で考えることができる上司がいて、自分が全く想像もつかなかったアイデアを提案してくれるので、いつも頭がいいなと思う(40代・奈良県)
・ちょっとしたことでも相談するとすぐに的確なアドバイスをくれる。自分にはない発想だったりすると頭が柔軟で素晴らしいなと感じる(40代・茨城県)
・瞬時に物事を理解して、筋が通った話をわかりやすくするから(30代・静岡県)
・説明が下手でも、こちらの言いたいことを汲み取って、正確に理解して適切なアドバイスをくれる(40代・兵庫県)
頭がいい人の共通項とは
頭がよく、仕事もできる人には共通項があります。頭がいい人に共通する考え方や行動パターンをチェックして、実生活でも真似してみましょう。
物事を論理的に考える
頭が切れる人は、物事の結果だけでなく「どうしてこうなったのか」という原因や、「これからどうすべきか」という未来にも視野を向けられます。
一方、仕事でトラブルが起きても「誰のせいでこうなった」「ああ、面倒くさい」と表面上のことしか考えられなかったり、「誰かがやってくれる」と、考えることすらやめてしまったりする人もいます。頭の回転が早い人は物事を論理的に考えられるため、トラブルが起こった際もすぐに解決策を導き出してくれます。
優先順位の高いものから順にこなす
機転が利く人は優先順位の高さを見抜くスキルが高い傾向があります。「今すべきこと」と「しなくてもいいこと」をいち早く見分けられるため、効率よく仕事をこなせるのです。家庭や仕事のスケジュールを管理するのはもちろん、新しい仕事が舞い込んでも、優先順位を柔軟に入れ替えて対応します。
時折、遠回りに見える業務を優先的にこなすこともありますが、それは最も優先順位の高い仕事を片付けるために必要である場合がほとんどです。このように、優先度をすばやく判断し必要に応じて変更させるのが、機転が利く人の特徴といえます。
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客観的、俯瞰的な視点を持つ
第三者の立場に立って物事が考えられるのも、賢い人の特徴です。客観的かつ俯瞰的な視点を持っているため、意見を伝えるときも「自分は○○だと思います」という主観的な発言はあまりしません。過去のデータや発言を裏付ける証拠などを引き合いに出して「○○というデータがあるため、○○だと思います」と主張します。
周囲から一目置かれるのは、こうした説得力が大きく関係しています。また、賢い人はリスク回避をする能力や広い視野を持っているため、組織のリーダー的なポジションに就くことも多いです。
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