口周りや顎など、フェイスラインにできるニキビの原因は?
肌のターンオーバーが崩れているのかも
ニキビは皮脂の過剰分泌によって毛穴がつまり、アクネ菌が繁殖しやすくなることで発生すると言われていますが、大人になってからできるニキビは肌のターンオーバーが崩れてしまうことで発生する場合が多いよう。
・食生活の乱れ
・寝不足
・ストレス
・間違ったスキンケア
・ホルモンバランスの崩れ
・飲酒喫煙
など、これらが要因でターンオーバーが崩れ、ニキビに発展しているかもしれません。
マスクが原因になっている可能性も
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大人ニキビは摩擦によって生じやすいという特徴もあるため、マスクをつけたり外したりしたときの摩擦がフェイスラインニキビの原因になっている可能性もあります。
さらにマスクの中は蒸れやすいので雑菌が繁殖しやすく、ニキビを悪化させてしまう場合も… !
フェイスラインのニキビを治す正しいスキンケア方法
ニキビ経験者がやりがちなNGスキンケア
皮膚科医高山かおる先生に聞きました!
高山先生によれば、ニキビ経験者には以下の3つの特徴があると言います。
洗顔が長い!
高山先生によると、ニキビ未経験グループの洗顔時間は平均46秒、ニキビ経験グループの洗顔時間は約1.5倍の平均68秒というデータがあるそう。「洗顔時間が長い=洗顔料や水分が長い時間肌に触れ、負担をかけてしまいます」(高山先生)
ゴシゴシ洗いすぎ!
ニキビ経験者は、小鼻の横や顎、おでこなど「ニキビができやすい場所」をゴシゴシ洗ってしまう傾向があるのだそうですが、実はこれも逆効果なんだとか。「肌のバリア機能を高める皮脂を必要以上に落としてしまうので、乾燥を引き起こし肌への悪影響があります」(高山先生)
洗顔料が多すぎ!
洗顔料が多いと洗い残しが多くなり、すすぎにも時間がかかりがちに。特徴1でお伝えしたように、洗顔料と水分が肌に触れる時間は肌への負担になってしまいます。