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そもそも「美人顔」ってどんな顔?
美人顔の「条件」と言われていることは?
一言で美人顔といっても、さまざまな条件が考えられます。共通する主な特徴や、どんな顔のことを指すのかなど、具体例を紹介します。
すっと通った鼻筋
鼻が高くて鼻筋が通っていることは、美人であるという印象を持つ理由のひとつといえます。鼻筋がすっと通って見えるためには、単に鼻が高いだけでなく、それを際立たせる顔全体のほりの深さも必要です。
シャープな顎
顎がある程度シャープできりっとした女性は、美人顔として見られやすい傾向にあります。シャープな顎は顔全体がすっきりとして見え、美しいラインだと感じるものです。
理想のEラインができる
顔を横から見たとき、鼻の先端と顎の先端を直線で結んだラインを「エステティックライン(Eライン)」といいます。Eラインのやや内側に唇が入っている状態が、横顔美人といわれる条件です。顎が出ていたり唇が突き出していない横顔が、理想的なEラインと言えるようです。
鼻の低い人が多い日本人は、なかなかベストなバランスになりにくく、多くの人はどうしても唇がEラインから出てしまいます。
顔のパーツのバランスがカギ!
それぞれのパーツがバランスよく配置されていることも、重要なポイントです。
生え際から顎までの理想の比率
黄金比とは、物事を直感的に、より美しく見せるといわれる比率のこと。「顔の黄金比」は、この黄金比を顔に当てはめたもので、以下のような条件とされています。この条件に多く当てはまるほど、美人顔であるとされています。
・おでこの生え際、眉頭、鼻の下、顎先のそれぞれの間隔が、上から1:1
・顔の横幅が、目の横幅の5倍
・顔の横幅と縦幅の比が、1:1.46
左右対象である
美人顔の特徴として、左右対称であることも挙げられます。人間の顔をよく見ると、あちこちに左右非対称な部分があります。目の大きさ、眉の高さ、口角の位置、歯並び、顎のライン、頬骨の高さなどは、わりと比べやすい部分です。
顔が左右非対称になる原因は、生まれ持ったものだけでなく、生活習慣が影響している場合も。頬杖をついたり、食事のときに片側ばかりで噛むなどの噛み癖は、顔に歪みが発生しやすくなります。
鼻と口の距離が短い
日本人は、鼻と口の距離が比較的長い人が多いという特徴があります。美人顔といわれている人の多くは、鼻と口の距離が短いという条件を備えています。
前に述べた黄金比は、鼻から下のエリアにも存在するといわれています。鼻から口の距離と口から顎の距離が1:2であることが、口周りの黄金比です。
美人な印象を出す【ベースメイク・チーク】
きめ細やかでつや感があるベースメイク
肌がしぼんだりくすんだりした状態では、どんなに他のパーツのメイクを頑張っても美人は作れません。美人顔を目指すなら、やっぱり目指すは「ツヤ肌」! 長時間ツヤをキープするベースメイク術を紹介します。
\How to/
1:スキンケア下地を重ね塗り
下地は使い心地のいいスキンケア処方アイテムをセレクト。指のはら全体に広げたあと、頬の内側→外側へと広げていきます。そのまま額→鼻→口まわり、あごと顔全体に広げたら、手のひらを使って優しくハンドプレスしましょう。これで終わらず、しばらく時間をおいたら下地をもう一度、ツヤが欲しいパーツに重ね塗りします。
2:濡れスポンジでファンデーションをとる
下地が肌へしっかりとなじむまで時間をおいたら、ファンデーションを塗ります。ファンデーションは一度手のひらに出して、水を含ませしっかり絞ったスポンジで吸いとりながら肌へと塗っていきましょう。これによりツヤが出やすくなります。
3:小刻みに叩きながら塗布していく
頬骨の高い部分から頬の内側へ向け、軽い力加減で小刻みにトントンと塗り広げていきます。次に顔の外側へ向けて。フェイスラインや額、鼻、口まわり、あごはツヤを強調する必要がないので、スーッとすべらせた後トントンなじませる程度でOK。
4:パウダーを極薄でまとう
ツヤを死守したいときのフェイスパウダーは、大きめのブラシでつけるのがおすすめ。ブラシに粉をとり、広げたティッシュの上でトントンして余分な粉を落とします。粉が落ちなくなるまで何度も行いましょう。
つける順番はフェイスラインから。その後生え際へ。サラッと仕上げたいところから、ツヤを残したいところへと粉を塗布します。鼻や口まわり、あごへとなじませたら、最後は頬と目のまわりへ。
5:リキッドハイライターでツヤをレイヤードする
リキッドタイプのハイライターを使って、ツヤをさらに追加します。つける場所は目尻下の頬骨部分・鼻根・あご先の4カ所。指にとって一度手の甲でトントンなじませた後、この4カ所にのせましょう。
メリハリ顔を作るチークの入れ方
頰が縦長に見える… と感じている方はぜひチークを活用してみてください。チークは血色感を与えたり、可愛らしく見せるという効果だけでなく、頰にメリハリを与えて引き締める効果もあります。
若い頃のように「チークなしでも肌のふっくら感でメリハリが出る」といかないのが40代で、そこをフォローするのがチークです。
\How to/
入れるときは、まずにっこり笑った時に一番高く膨らむ部分に小さな円を描くようにします。ブラシを置いたら上側に弧を描くように半円入れ、元の位置にブラシを戻して下側に弧を描くように半円入れます。
その後、円の中心から頰骨に沿って耳のほうまでスッと入れます。2段階に分けることでチークに自然な濃淡ができ、よりナチュラルに仕上がります。
【アイブロウ】美人メイクに仕上げる眉のつくり方
間違いない美人眉の描き方
「顔印象の8割は眉毛で決まる」といわれるほど、眉はメークをする上で重要かつ人の目がいくポイント。つまり言い方を変えれば、眉さえきちんとつくっていれば、意外ときちんと見えるんです!
\How to/
1:スクリューブラシでベースメイクをオフ
眉毛のなかに入り込んでいる下地やファンデーションをスクリューブラシで取ります。眉頭から眉尻まで、ブラシを左右に動かして払い取るようにしっかりオフしたら、眉頭から眉尻へ毛流れを整えます。
2:フェイスパウダーをつける
フェイスパウダーをつけると眉毛の中がサラサラになり、アイブロウの色がキレイにつきます。ブラシにフェイスパウダーを含ませ、手の甲でトントンとなじませてから眉毛に塗布。眉頭から眉尻までブラシをクルクル動かしてフェイスパウダーをつけたら、最後に毛流れを整えます。
3:アイブロウパウダーを薄平ブラシでつける
眉の形と色味を整えるためにアイブロウパウダーを使います。アイブロウペンシルを使う人も多いですが、ペンシルで描くときの筆圧が強いと眉毛が抜けてしまうことがあるのでパウダーがおすすめ。アイブロウブラシは薄く平たいブラシを使うと、細かい部分までキレイに描けます。
眉頭は抜かし、眉の上と下を描き足して形を整えます。ブラシで一気に線を描くのではなく、5mm程度の線をちょこちょこと描くようにしましょう。眉全体にパウダーをつけるときもブラシでちょこちょことつけます。今っぽい眉にするなら“ストレートで、眉山はなだらかなアーチ形”ですが、自分の眉に自然に沿う形でもOKです。ただし、長すぎる眉尻は古臭く見えるので要注意。眉尻は、口角→目尻の延長線上よりも内側で収めましょう。
4:アイブロウリキッドで毛を描き足す
毛が少なくて地肌が見える部分はアイブロウリキッドで描き足します。ここもペンシルではなくリキッドがおすすめです。眉頭を描くときは上向き、眉山までは横向き、眉尻は斜め下向きと毛の向きに合わせます。2〜3mm幅でちょこちょこ描くと、自然に増毛したように見えます。眉頭を描きすぎると『海苔眉』になるので気をつけましょう。
5:アイブロウマスカラで毛にハリコシをつける
立体感のためにも自眉のハリコシをアップさせます。マスカラを塗るときの向きも大切です。眉頭から眉山へ横向きにつけるのは毛が寝てしまうのでNG!眉頭は上向き、眉山までは横向き、眉尻は斜め下にと、ブラシを細かく動かすことを心がけて。とくに大人は眉頭がポイントで、40代になるとまぶたが重く見えがちですが、眉頭を上向きにしっかり立てることで解消できます。
眉にも血色感! 色をプラスするだけで親しみやすい顔に
大人眉の定番でもある「暗めの茶眉」はハンサムに見える一方で、「怖そう」「冷たそう」と思われることもあり、きびきびと働いたり仕事に集中している時は後者の印象が増しがちに。そこでおすすめは、眉に血色カラーをプラスすること。血色カラーを加えると、いつもの眉に柔らかさや温もり感が出て、好感を持たれやすくなります。
\How to/
1:いつもの眉メイクに血色カラーをブラシでのせる
ペンシルやリキッド、パウダーなどでいつも通りに眉を描いたら、その上から血色カラーをのせます。赤みのあるパウダーを平たく薄いブラシで毛を描き足すようにつけると赤みが強く出すぎず、若い世代の赤眉のようなカジュアルな仕上がりにもなりません。
赤みのあるパウダーをブラシにとり、眉毛を1本1本描くようにして色をのせます。眉毛が密集している眉の中間あたりから描き始め、毛流れに沿って眉尻まで描きます。その後、眉頭にも赤みをプラス。
■使用アイテム&血色カラー眉におすすめの赤みパウダー
使うのはアイシャドウやマルチカラーでOKで、パールなどが入ってないマットタイプがおすすめです。自分の眉やアイメイクと調和しやすい色を選びましょう。
▲(左・モデル使用色)ブラウンみのあるレッドは、血色感を醸しながらも落ち着きのあるかっこいい印象をキープ。しっとり質感のパウダーでなじみやすいのも魅力です。RMK インフィニット シングル アイズ 14 ¥2,750
(右)やさしい雰囲気を際立たせたいときはまろやかなピンクベージュを。少しくすみ感のある発色としっとり質感のパウダーで甘くなりすぎず、品のある柔らか眉に仕上がります。エトヴォス ミネラルマルチパウダー トープピンク ¥2,530
2:眉マスカラでキリッと感を演出
パウダーで血色感をつけた後は、眉マスカラを使って毛流れを際立たせると上司らしいキリッとした顔に仕上がります。この時使うのはダークブラウンの眉マスカラで、地肌にのせた赤みカラーを程よくトーンダウンし、眉の立体感をアップさせる効果も。
眉マスカラのつき過ぎを防ぐためにも、必ずティッシュオフしてから眉毛に塗布します。特に肝心なのは眉頭で、ブラシを真上に向けて動かして眉毛をしっかり立たせます。眉頭以外は毛流れにそって軽く整えます。