自分を信じている人の特徴
自分を信じられないと辛く、ときには重大な悩みに発展することもあるでしょう。自分を変えるために、自分を信じて行動できている人がどんな考えのもとに行動しているのかを知ってみてはいかがでしょうか。
自分を信じられている人に見られる特徴を見ていきましょう。
いつでも前向き
どんなに努力しても失敗することはあります。努力が実を結ぶとは限らないということが分かっていないと、思ったような結果を得られなかったとき「自分を信じなければよかった」と感じてしまうかもしれません。
ときには、失敗した自分を許せないと感じてしまうこともあるのではないでしょうか。自分を信じるには、失敗したときの自分も前向きに捉えることが必要となります。自分への信頼度が高い人は、いつでも前向きな態度でいられる傾向があります。どんなときでも、自分の失敗を肯定できる気持ちを持っているということです。
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考えがぶれない
世の中にはさまざまな意見を持った人がいますが、自分を信じられる人は、考えがぶれず周囲の意見に惑わされない特徴があります。
他者と自分を切り離して考えられる傾向があり、他人の価値観に従って生き方を決めません。良いと思える部分は取り入れますが、自分という軸がぶれることがないということです。
また、「周囲が反対しているからやりたいことをあきらめた」というように、自分の問題を責任転嫁せず、自分の意志でやるべきことを決めて迷わずに行動できるという傾向も見られます。
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自分を信じられない人の特徴
あまりにも自分を信じられないと、ときには内面に向き合うのが嫌になってしまうことも。
自分を客観視し、問題を明らかにするために、自分を信じられない人の傾向を見ていきましょう。
ネガティブな発言ばかり
ネガティブな発言は、やる気や前向きなパワーを削いでしまうことも。物事の良い面ではなく、悪い面ばかりに注目してしまうと、自分を信じて行動するのは難しいです。
うまくいかないことが多いとつい愚痴を言いたくなってしまいますが、後ろ向きな発言は、知らないうちに自分を追い詰めることにも。何かに挑戦しようとするとき、「努力しても無駄」「どうせうまくいかないだろう」などの後ろ向きな発言を聞いて後押しされる人は少なく、暗い気持ちになったり、やる気が出なくなったりする人の方が一般的ではないでしょうか。
自分を信じられなくなってしまった人ほど、後ろ向きな発言をする特徴があります。うまくいかなかったときに傷つかないように、予防線を張る癖がついてしまっているのかもしれません。
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失敗が怖くて行動できない
自分を信じられない人は、失敗や周囲からの非難を恐れている傾向があります。挑戦してみないと分からないことでも、うまくいかなかったときのことを思い浮かべて尻込みしてしまうのです。
「失敗しないために最大限の下準備をしよう」「失敗も経験のうち」などと思えず、嫌なことを回避することに気持ちが向いてしまうと、なかなか行動できなくなってしまいます。挑戦しようとしても、無意識にネガティブな感情が湧いてきて邪魔することもあるのではないでしょうか。
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自分を信じることができない原因
自分を信用できなくなる理由は人によってさまざまですが、原因が分かれば比較的対処しやすいはず。
考えられる原因を見ていきましょう。
成功体験が少ない
人はさまざまな経験を通じて成長していくもの。簡単にこなせたこともあれば、何年も努力してようやく習得したこともあるでしょう。
何かに挑戦して成功したときの嬉しい気持ちが、人の自信を深めます。1つ成功する度に自分への信頼感が増しますが、何かに成功した喜びを得られなければ、自分への信頼感を養えません。自信を持てない原因は、成功体験の少なさが関係しているかもしれません。
自分がしたことに対して、評価されればより自信を深められます。積み上げた努力によって成功した体験は、自分への信頼を揺らがないものにしてくれるはずです。
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完璧主義者
理想を高く持って努力を続けることは、困難に立ち向かおうとするときに大切です。しかし、細かい部分まで完璧にこなすことにこだわり過ぎると、程々にうまくいっただけでは満足できなくなってしまうことがあります。完璧主義者であることが、自信を持つのを邪魔している可能性があるのです。
難しいことを完璧にこなせればそれだけ充実感を得られますが、何でも完璧にこなそうとすることは自信を深める上で良い面ばかりではありません。完璧主義者ほど成功体験を積み重ねにくくなることも考えられます。
例えば、試験に受かることを目標とする場合、「絶対に1位でなければ意味がない」と思うより「1番でなくても受かればよい」と思っていた方が、合格したことに満足感を覚えやすく、より多くの成功体験を得られるでしょう。